作品概要 |
★作品について
エミール・ガレ Emile Galle による、マルケットリー風景文テーブルです。美しい木目の木材を組み合わせた象嵌(ぞうがん)細工が施されています。ガレは美しいガラスの工芸品で有名なアールヌーボーの巨匠ですが、陶器や家具のデザイナー、アートディレクターとしても活躍しました。作品は工房品でも大変高価です。本作品はガレの魅力たっぷりの希少な逸品です。 テーブル天板にマルケットリーサイン(象嵌サイン)があります。美しい象嵌模様と意匠をお楽しみください。作品の状態は概ね良好。画像でご確認下さい。古い作品ですので、若干の傷み・修復がありますが(目立つ傷はありません。)、脚のぐらつき等、完全調整済みです。(当時の接着剤・膠を使用。現在使用される接着剤とは違い、膠は熱と水分で溶融するので、再接合が可能なのです。)詳細・拡大画像をp_prince collection ホームページにアップしていますのでご確認下さい。膠とニスの性質上、高温や水濡れ等にはお気をつけください。天板に飲み物のカップ(熱い物は厳禁)や固く表面を傷つけやすい物はのせないでください。 本作品は業者オークションで40万円〜60万円のエスティメートがついた作品です。同サイズの作品は一般に100万円以上で取り引きされます。状態の良い作品は希少です。画廊・アンティークショップ・デパート等で実際の価格をお調べください。大変お買い得となっています。 作品はもちろん真正保証。皆様ふるってオークションにご参加ください。(当ギャラリーご紹介の作品はいずれもお客様よりご好評いただいております。ホームページ掲載の過去のオークション作品もあわせてご覧下さい。) ★作家概要・略歴 1846年5月4日、フランスロレーヌ地方ナンシーで誕生。1858年にナンシー帝立高等中学校(リセ)に入学。1864年の卒業後、父(シャルル・ガレ)の会社のアトリエで陶器の絵付けを手伝う。1865年から67年までドイツに留学、ドイツ語の研修とデザインを修めた。1866年から67年にかけて、マイゼンタールのブルグン・シュヴェーラー社 (Burgun, Schwerer & Cie.) のガラス工場でガラス製造の技術を習得。 1874年に父の経営する陶器・ガラス会社の芸術部門の責任者となる。1877年に父に代わって工場管理責任者となる。 1878年、パリ万国博覧会に独自に開発した'月光色'ガラス(酸化コバルトによって淡青色に発色させた素地)や陶器を出品し、銅賞を受賞。また庭園装飾のための陶器で銀賞を受賞。 1884年、装飾美術中央連盟主催の「石木土そしてガラス」展に出品し、金賞を受賞。 1886年、ナンシーの自宅近辺に建設した家具工房で製造を開始。 1889年のパリ万博に大量の作品を出品、また自社製パヴィリオンを用意して展示作品の演出も試みる。ガラス部門でグランプリ、陶器部門で金メダル、家具部門で銀賞を受賞し、装飾工芸家として国際的な評価を得る。特に黒褐色のガラス素地を使用した一連の作品は評判がよかった。代表作「オルフェウスとエウリディケ」。 1894年に家具工場が建つ敷地を買い増しして、ガラス製造のための工場を完成させる。1898年には「マルケトリ技法」、「パチネ素材」で特許を取得した。1900年、パリ万博に大量のガラス器、家具を出品。再びグランプリを獲得。 1901年、「エコール・ド・ナンシー」(ナンシー派)の会長に就任。1903年、パリのルーブル宮マルサン館で開催されたナンシー派展に出品。1904年、9月23日、白血病により死去、享年58歳。 その後工房は、画家のヴィクトール・プルーヴェと夫人のアンリエットによって経営を続ける。製造品目はエッチングによるカメオ彫り製品が大半を占め、エミール・ガレ生前のデザインを忠実に踏襲したガラスを量産。 1914年〜18年の第一次世界大戦中に一時製造を中止。1918年には娘婿のポール・ペルドリーゼによって製造を再開したが、1931年に会社は解散。工場の敷地は売却された。 エミール・ガレについて エミール・ガレ展 江戸東京博物館 エミール・ガレ展 |
作品の詳細他 |
絵画を中心に美術作品を出品していきますので、よろしくお願いいたします。 新品額と表記したもの以外は展示済みです。額のスリ等はご容赦ください。 配送 お客様のご都合を伺った上、ご入金確認後、速やかに発送いたします。 ストア規約に則り、消費税を申し受けます。 ★出品者のその他のオークションも、是非ご覧ください。 Gallery p_prince collection 美術品商 神奈川県公安委員会許可 第451380003610号 |
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