川村美術館庭園
川村美術館 川村美術館

千葉県佐倉市の川村美術館へ行った。目当てはマーク・ロスコのシーグラム壁画。

ロスコとの出会いは14年前のラスベガスまで遡る

その後、2005年に府中市美術館で再会した。その頃、シーグラム壁画が川村美術館で展示されていることを知った。佐倉まではなかなか出かける機会がなかった。

だから、今日は「ようやく来られた」という身震いするような感動が込み上げてきた。

作品は7点。仄暗い部屋を囲むように展示されている。しばらくすると目が慣れてきて絵の色合いが変わっていく。窓のような入口のような具象と色の世界に吸い込まれそうになる。

色はどんどん見え方が変わっていくので言葉では言い表すことができない。茶色のようで茶色でないし、群青はやがて青に変わって見えるけれど、背景の灰色も同時に変化しているので色と色の関係が変化していて掴みどころがない。

ディスプレイの写真も、土産に買った絵はがきも、「その場」で見た作品世界とはまったく違う。


他の作品ではルノワール「水浴びをする女」とローランサン「ピクニック」がよかった。

ルノワールの裸婦画はふだん注目しないのにこの作品の前では足を止めた。女性の横顔が愛らしい。

「ピクニック」は小さな画面に女性たちの色とりどりの装いが美しい。


今回は、旅気分を楽しむために、逗子から横須賀線のグリーン車で往復した。レストランのランチも美味しく、庭園も快適で楽しい小旅行になった。


さくいん:マーク・ロスコルノワール