角矢倉
「金矢倉」の6七の地点の駒が金から角に変化した囲いで
角が6七に居る事からご推察頂ける通り、
筋違い角(※1)を使用した際に使用される囲いの一つです
ただし、本来上部に強い筈の「矢倉」ですが
角の性質から、守りに関しては過信できません
相手の角の打ち込みも注意しなければいけない事から
囲いに使用されない金銀の使い方への工夫も必要になってきます
この囲いは守りと言うよりは筋違いの性質を活かし、
攻め味を含ませた戦い方を視野に入れて使用されるのが好ましいでしょう
その際には、5六歩を突いて角道を止めてしまわないようにご注意を(・▽・;)
※1:筋違い角
序盤の角交換から4五角と打つ事で一歩得を狙う指し方
一歩得が活きるか、相手の手持ちの角が活きるかが勝負の争点となる事が多い
<引用サイト・将棋三昧.com様>