イヴァリース世界の歴史
王家の家系図
五十年戦争
教会と神殿騎士団
イヴァリース王家のつながりを図にしてみました。
本来なら国民の間では有名なはずの歴代の王様たち(名前の左肩に王冠マークがある人たちのこと)ですが、
ゲーム中ではさっぱりその名はでてきません。
なぜなら、FFTというゲームは、イヴァリースの“ウラ”の歴史をなぞるゲームだからです・・・
イヴァリース王家のつながりを図にすると、こんなカンジです。
ゲームをはじめたばかりでいきなりこの図を見ると「なんじゃこりゃ!?」ってカンジだと思いますが、実際ゲーム中でキャラクターとして登場するのはこの中で
ゴルターナ公、ラーグ公、オヴェリア ・・・だけ。
あとの人たちは皆、設定上の登場人物。
※オムドリア3世、ルーヴェリア、オリナスの3人は、かろうじてブレイブストーリーに顔イラストも載っていますが。
ちなみに図の右上、名前が青色の3人は「オルダリーア」という国の王家の人々。
オルダリーアの他に、イヴァリースの隣国として「ロマンダ」という国もあるのですが、こちらの王家とは何も血縁関係はないようです(イヴァリース王家との血縁はないがヴァロア4世との血縁があるらしい。詳しくは五十年戦争のページを。)
なにはともあれ、ややこしいって事は確かです;
-Check Point 1 -なんだか美味しそうな名前ですが、この王様は生まれつき、かなりの病弱ぶりで、政治とかやってる場合じゃない状態。なので、王妃であるルーヴェリアが王様に代わって政治を仕切りまくっている。
獅子戦争のそもそもの原因は、オムドリア3世の次に王位を継承するのは誰なのか!?というお世継ぎ問題。詳しくはゲーム冒頭のムービー(ディスクを入れてそのまま放置していると始まる)を見てね、ってカンジですが、ここで政治の実権をにぎろうとしている2人を上の図で見てほしい。ラーグ公は王妃の兄で、ゴルターナ公は現王の従兄弟(いとこ)という関係なのだ。確実にこっちが有力だと言い切れないビミョーな関係なだけに、争いは熾烈に…。
問題をさらにややこしくしているのは、“オヴェリア”という存在。物語の最初から最後までキーとなっている人物であり、悲劇のヒロインなのだが・・・どう悲劇なのかはゲームで涙してちょ。
ただ言えるのは、オリナスが誕生することがわかっていたらオヴェリアは養女にならず、王位は確実にオリナスが継いでいた、という事。ということは獅子戦争も起きなかったという事。
ここはすごく大事なところなんですが、逆にこう考えてみて。オヴェリアが養女になった時点で王位継承者は彼女一人だった。継承問題は起きない。しかし、事をあらだてるようにオリナスが生まれてしまった。
病弱な王に今さら子供が生まれるとは…。しかも先に生まれた2人の王子はともに幼くして死亡しているのにオリナスは生き残っている。オリナスの誕生は“都合がよすぎる”のではないか・・・?
もしかして――。