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去年、新潟県のスキー場で有線を聞き気になった音楽(2020.1.5)


「遠いところに行くのでしょう」

歌:Bitter & Sweet

↓ユーチューブです。

https://www.youtube.com/watch?v=gDzvZ9S1nDc







カルメン(2014.6..浜松アクトシティ)


 この時期、イベント続きで、大阪公演をあきらめ休みがとれた日に浜松へ見に行きました。







ウィーンの森Buhneバーデン市劇場 歌劇カルメン(2011.9.24.奈良)


 奈良県でのオペラ公演。いつも大阪や東京だったのですが・・・。なら100年会館での公演でした。

 まず、ひとことで、まとめると・・・。

 ”シンプルだけれども、中身が濃い”です。

 当たり前でわかっていることではあるけれど、ホールで観るオペラは一回一回が新鮮です。

 バージョンから言うと、完全アルコーア版で、オペラコミック形式を尊重しているのがうかがえました。

 印象として、不可欠な繰り返しをカットしていないのがものすごく良い。ちょっとくどくなってしまうのかもしれないけれど、あったほうが絶対に良いと自分は確信していて、盛り上げに欠かせないと思います。今まで観た公演では、ほぼカットされていました。場面としては、1幕のミカエラとホセの二重唱、3幕のホセとエスカミーリョの決闘の場面。ほかもあるかもしれません。

 

 もっと、書きたいことがいっぱいあるのでまた、ここに書きますます。

 まだ日本ツアーがありますので、ぜひ観て欲しいし、自分がもう一回観に行こうかなというぐらいです。







パガニーニ、カプリスほか。神尾(2011.6.21.岐阜)


 東京の全曲バージョンを聞きに行こうと、2月ぐらいにチケットを買っていたのですが。

 仕事の予定が例年と変わり、やむなく、岐阜の会場へ行くことに。

 会場に入って、プログラムを見てみると、後半のカプリス、ほぼ全曲に近い。予想以上に全曲に近かったので、ちょっと一安心。

 前半のピアノとのデュオが終わり、休憩後、カプリスの演奏が始まり、演奏を聞いてみると・・・。

 音楽的なことはさておき、こんなパガニーニのエピソードがよぎりました。

 ”パガニーニは当時誰も知らない奏法を用いてあまりにも華麗にヴァイオリンを演奏したため、「ヴァイオリンの鬼神」と呼ばれ、「パガニーニの演奏技術は、悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ」と噂された。彼がステージに登場すると、あまりに人間離れしたその容姿と存在感に恐れをなし「ひたすら十字を切る者」や足はちゃんとあるか、空中に浮かんでいないか、足はちゃんと地に着いているかなど、演奏を聴きつつも「足元ばかり注目する者」など多かったほどである。 引用:http://chopinthethird.nobody.jp/ep/ep.html

 CDの演奏はいつでも聞けるのだけど、やっぱりライブは一味違う。聞けて感動です。





喜歌劇楽友協会オペラ「カルメン」(2010.11.13)


 喜歌劇楽友協会、日本語版「カルメン」。

 場所は大阪、森ノ宮ピロティーホールです。

 この日本語版のパターンは初めてだったので、日本語の訳で歌うのは雰囲気的にどうなのかなあという不安が多少あったのですが。

 予想とは反対で、違和感はほとんどなかったですね。

 むしろ、完全キャスト日本人、すべて日本語ということで、何か親近感のようなものを感じてしまいました。

 ちょっと思ったのは、フランスの人はこのオペラをこういうふうに観てるのだな、ということです(ようするに、字幕を見ながら、オペラを観るということをしない)。

 オペラ・コミック形式へのこだわりがあるようで(自分自身も賛成です)、セリフがあることによってより、内容の理解に深みが出るというスタンスのようです。

 多少のトラブルと、歌で、もうちょっと欲しいなと思う部分も若干ありもしましたが・・・。

 しかしながら、このオペラ「カルメン」をやろうとする団体がこの国、日本の中の近くに存在しているのだということ、広めたいと思い、それを形にしていることに対して、敬意を持ったのと、感動をしてしまいました。






キエフ・オペラ「カルメン」(2010.10.16)


 キエフ・オペラの「カルメン」。

 兵庫県神戸市三宮、神戸ホールです。

 まず驚いたのは、指揮者が女性ということ。

 非常にめずらしいですね。タクト素晴らしかったです。

 最初の幕があがったばかりでは、で出しのテンポがちょっと硬いかな、と思ったのですが、少しずつテンションが変わっていきました。やはり、聴衆の反応等で変わっていくのかもしれません。

 強烈な主張みたいなものはあんまり感じなかったのだけれど(悪い意味で言っているのではありません。)、それはある意味、要所をおさえた伝統あるキエフオペラだからなのでしょうか?くだけて言うと、あんたの好きなとこ、ここでしょ!的なおさえ方、がなされた感がありました。

 なかなか言葉で説明するのが難しいのですが、以前に観た佐渡裕芸術監督「カルメン」とは正反対のような印象でした。決して自分は嫌いじゃなく好きなほうですね。斬新な演出って別に必要と思わないし、素材そのものを、そのまま演出することで素材の良さが本当に実感できる、本来あるべきものはそうだと自分は思います。

 現場での調整ってどういうことが行われているのかはわからないけれども、無理な声量の確保とか皆無だったように今回感じます。音量の設定に無理が一切なく、適切に感じられました。だから、歌い手のうまさが引き出るのだ、というふうに思いました。

 本当にこのオペラの聞き所、いっぱい有り過ぎです。隙がありません。

 一応ですが、今回は完全レチタティーボバージョンでした。







新国立劇場「カルメン」(2010.6.15)


 新国立劇場の「カルメン」。

 ”カルメンには、人を惹きつける、何か、がある”

と2008年の10月頃に書いているのだけど、その思いが今なお当時より、より深く思うこととなる鑑賞でした。

 会場→理想的な構造、キャパ。座る位置とかもあるのでしょうが、オーケストラと声のバランスも非常によく、そういう意味では、いままでに実際にみた公演の中で一番といえると思います。

 基本アルコーア版で(レチタティーボも多様しているのですが)、より原版に近いといえると思いましたし、不自然さはなく、非常にスムーズな進行に感じました。

 やっぱりホールで実際に観るのは格別。

 3部のミカエラのアリアはなぜかどこの公演を見ても、観客が求めてる感が非常に強いものを感じます。DVDではあまり感じないのですが。絶妙なタイミングと、全体の構成を考えても、あのミカエラのアリアは、光輝くものがあります。

 やっぱりビゼーの音楽は、すごい。

 その場その場で出てくる音楽が、完璧と思えるのは、本当に何故なのでしょうか?。







パガニーニに関する考察A(2010.5.16)


 注目する事象。

 「パガニーニは自分のヴァイオリンを普通より半音高く調弦したから、譜面どおりソロ・パートを演奏すると、オーケストラの調性の変ホ長調と同じになって、しかも彼のヴァイオリンの音はオーケストラの弦のセクリョンよりいっそう華麗にひびき、いちだんと浮き立って聞こえたのであった。」(ユニバーサルミュージック株式会社発売、The Best 1000 パガニーニヴァイオリン協奏曲第一番、二番 アッカルド CD付属解説より)


 この話の前後を省くと、なんのことかサッパリになってしまうけど、トナール的にいうと”誤”、ナワール的にいうと、”正”、のような。

 現状あるものを(悪く言えばありふれていて、なんとも思わない事象を)、違うやり方でやってみて、輝きをみせる。

 この、感触は、自分の別リンク、「カルメン研究」の結につながります。


 最近読んだ「ニーチェの言葉」(ディスカバー・トゥエンティワン出版)の ”117” と呼応する感じがしました。

 ここのホームページに登場する人物の生きた年代は、おおよそ1800年代から1900年代前半。(共通点としてくくってよいかわからないけれども・・・)

 ・ビゼー(1838-1875)
 ・ニーチェ(1844-1900)
 ・パガニーニ(1782-1840) パガニーニはサクソフォーンが発明された1840年に亡くなった。
 ・宮沢賢治(1896-1933)

 紐解くには、この時代の背景を探ることでしょうか?







なんとなくリンクふたつ(2010.5.7)


 @ ラーフ・ヘッケマ氏のパガニーニカプリスのCDジャケット解説の訳(清野解釈)
  (ファイル形式:エクセル)

 A 「自我の起源」(岩波書店 真木悠介)






パガニーニの言葉の考察(2010.1.3)


 ”多様さの中での完璧な統一”

 ずっと、なんだろうなと考えていたのですが。


 ふと、思い出した文章がありあます。

 真木悠介『気流の鳴る音』(ちくま学芸文庫) 参照リンク(概要)

 序章の二節、紫陽花と餅 23ページ

 「「他方「紫陽花邑」という命名の趣旨は、あたかも紫陽花がその花の一つ一つを花開かせることをとおして、その彩りの変化のうちに花房としての美をみせるように、邑に住む者のひとりひとりが、それぞれの人となりに従って花開くことをとおして、おのずから集合としてのかがやきをも発揮しようとするものである。」」

 紫陽花と餅、コミューン論を比較をしている部分です。


 それぞれの音の自由奔放さ(悪く言えば奔放な。良く言えば、自由、寛容、とか)を出しながら、結果的に、最終的に、何か描くものが浮かび上がってくる、ようなイメージでしょうか?だから、縦横無尽さが随所にでてきますし、突拍子も無いようなフレーズが出てくるような気がします。

 その部分だけ見ると、何だか分からないけど、トータルでみると、意味が見えて来る、そんなイメージでしょうか?


 今ある引き出しの中では、これがもっとも自分のなかのイメージとしては、一番しっくりくるような気がします。

 少なくとも、パガニーニが生きているときに感じた、感覚。それを音楽に表現したということは言えると思うから、社会的な情勢もあるだろうし、パガニーニが生きた環境も、影響していたことは、間違いないと思います。

 どんなことを、思った末の、パガニーニの音楽表現、なのでしょうか?






カレファックス・リードクインテット公演(09.11.26)


 標題の件、

聞いてきました。

 ラーフ・ヘッケマさんのサイン→。

 sax奏者のヘッケマ氏がいる、というのが、聞きにいってみたいと思った理由ではありますが。

 サウンド → 異色の5重奏であるのですが(オーボエ・サックス・ファゴット・バスクラ・クラ)

 非常に良いサウンドです。

 それ以上に感じたのは、アンサンブル。

 楽しそう。あるべき姿が各々、わかっている。あんなアンサンブルは見たことないです。

 そして、自分がサックスが気になるのを差し引いても、ヘッケマさんのポジション、というか、立ち振る舞い(音楽的に・サウンドに厚みを持たせるポジションをキープしていて、必要なところはしっかり出る)という部分は非常に印象に残りました。

 個人的には、パガニーニのカプリスの印象があるので、あの超絶技巧を聞きたい願望があったのですが。

 なにはともあれ、良い音楽が聴けました。






パガニーニの言葉(09.11.08)

 
パガニーニの言葉。

 「芸術における私が目指したものとは、”多様さの中での完璧な統一”である。これは、達成するのがきわめて困難な目標であり、長い時間と熟慮が必要な仕事である。」

 ”多様さの中での完璧な統一”

 この、イメージ、とはどんなものなのでしょう。

 全然見当がつきません・・・。


 冒頭の言葉を見た参照ホームページ:
http://chopinthethird.nobody.jp/mei/mei.html






パールマンのパガニーニ・カプリス、990円の 「カルメン」DVD(09.09.10)


 パールマンのパガニーニカプリスを聞くと・・・。

 1番:めちゃ速い。

 「速いものは美しい」という名言を残しているスキー名選手だった先生がおりますが・・・。

 スキーと一緒なのだろうか。

なんて、ちょっと思いましたが。

 スキーにしても、音楽にしても、おそらく、”洗練されていて、自動化されていて、かつ速いこと”、このことが人の目や耳を奪うものとなっているもののひとつ、と思われます。見たり、聞いたりしていて、難しそうに感じない!。合理的、必然的な印象を与えてくれます。速いことがすべてという意味では無いですが、惹きつける要素のひとつであることは間違い無いようです。

 ま、自分の演奏や滑りは、それには程遠いものですが。


 話は変わり、テレビのCMで流れていますが、

 初版、オペラコレクション「カルメン」990円 販売:デアゴスティーニ・ジャパン。
早速買って観て見ました。

 カルメン役の方の、役・音楽を手の内におさめた、まだ幾分余裕があるような演技・演奏が印象的でした。解説には、アルコーア版とは記載されていますが、結構、ギローのレチタティーボバージョンが何箇所か使われています。このあたりは現場でかなり検討が加えられるのでしょう。

 自分が良いなと思っている部分、一幕のミカエラとホセの二重唱が半分カットされていたのが少々残念でした。歌い手の負担を考えてなのか、ここは同じこと2回もいらんやろ!、という判断なのかわかりませんが。以前ホールで観たローザンヌ歌劇場バージョンでもカットされていました。カットせずに繰り返すと、途中、あいだに、ホセがミカエラにかなり傾倒しつつも、ちょっとカルメンのことを思い出さずにはいれない様が、表現される場面が出てきます。このあたりちょっともったいないとは個人的に思いますが。

 いずれにしても、販売価格990円、もうちょっと値段をあげても良いのではと思うぐらい良い内容と思います。もとが十分とれる中身です。






佐渡裕芸術監督 「カルメン」(09.06.25)

 
 佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2009 カルメンを観て来ました。この企画の初日です。

 場所は、兵庫県立芸術文化センターです。

 これまた、良い上演でした。攻めは最大の防御。パンフレットにのっていましたが、「良い意味で期待を裏切れるようなことを考えています」と、言葉通り、こうきたか、と思う場面が、多々ありました。

 基本アルコーア版でセリフがある形式(レチタティーボも織り交ぜていましたが)、不自然さはほとんど感じられず、納得できます(自分はレチタティーボは違和感があり過ぎて、セリフ版が絶対に妥当と思っているのですが・・・)。

 ストーリーはわかっているので、次に何が起きるのか分かっているのだけれども、何故か、観ていて、わくわくしてきます。童心にもどったように。

 また、ホールも良いですね。席の関係とかもあるのだとは思いますが、オペラを上演することを、非常に意識した、ホールなのではと思いました。

 以上、内容が薄く何も伝わらない文章だとは思いますが、今日が初日で、兵庫、東京、愛知で公演がありますので、観ていただくのが、僕の文章を読むより、一番早くて良いです。宣伝しているかのようになってしまいましたが。

 このオペラ、絶対に人間が生きている以上、上演され続け、新たな息が吹き込まされ続けると、思います。






24のカプリス(09.06.06)

 
 つい先日ですが、昨年の9月ぐらい以来でしょうか。ひさしぶりに実家の仙台に帰ったときのこと。

 大学時代にスキーを一緒にしていた、後輩と町中で飲んでいて、はしごする途中で、仙台のHMVに寄ったのですが、クラシックのコーナーをみてみると(当然サックスなのですが)、

24のカプリス

というのを、発見。以前にこのサイトhttp://www.iwakami.ne.jp/~mcken/sax/hekkem-r.html
をチラっと見ていたので、もしや、あれ?と思い、酔っていながらも、迷わず購入しました。あわせて須川氏の新しいコンチェルト集もあったので、その他のCDも含めて3枚ぐらい衝動買いをしたのですが。

 結局、やはり前述のサイトのCD、そのとおりだったようですが(仙台のHMVのバイヤーは何者?という感じもしますが。それはさておき)、前述のサイトの方も、言っていますが、とてつもないテクニックで、すごいというよりかは、笑ってしまう(演奏が面白いと言う意味ではありません、凄い、というのを通り越した感情です)としか言葉がでてきません。

 ヘッケマ氏という方のCDのようですが、このCDの2枚目もパガニーニづくしのようですが、かなり興味深いですね。通常のCD屋さんでは、手に入らなそうですが。

 2枚目のほうを聞いてないので、想像の領域を出ないものになるのですが、パガニーニづくしの中に、ボノーのカプリス(サックスの為に書かれた曲)があるのですが、これには物凄く”主張”を感じます(繰り返しますが、想像の域を超えないです)。

 ボノーのカプリスは、非常に難曲です。このボノーのカプリスを目指して、吹いている人間が捉えている視界と、ヘッケマ氏のような方が、捉えているボノーのカプリスの視界はまったく違うものに、みえるのだ、ということを、言いたいのでは、と想像しました。本人はまったくそういう意思がないかもしれませんが。ちょっと、そう思えたので、書いてみました。

 ↓にも書いていますが、最近バイオリンにもとても興味があるのですが、この、タイミングで、神尾真由子のパガニーニの「24のカプリス」が発売。

 どちらも、負けないくらいの、気迫が、感じられます。






ソプラノサックス(09.05.18)


 ギル・シャハムという方のヴァイオリン、最近お気に入りなのですが。

 バッハの無伴奏の曲を聞いていて、わずか3分あまりですが、人を惹きつけるものを感じます。

 ちょっと無伴奏の曲に、また再度、興味が沸いてきました。




気になる曲(08,11,19)


 カルメンファンタジー、がとりあえず終了して、次に何をしたら良いか、考えあぐねている状況が続いていますが・・・。

 ちょっと気になる曲があります。

 「ヴェニスの謝肉祭による序奏と変奏」

 ジュール・ドゥメルスマン  編曲:フレドリック・ヘムケ

ちょっと惹かれるものがあります。






アルトサックスの「カルメン幻想曲」(08,10,23)


 明日、奈良県のやまと郡山城ホールというところで、ボルヌという作曲家が作曲した、「カルメン幻想曲」という曲を演奏します。

 もともとはフルートの為の曲で、また別の方がアルトサックス用に編曲した曲です。

 音源はほとんど無く、CD屋さんでたぶん販売されているのはこの1枚だけかと思いますが、世界では、数枚録音があるようです。

 詳しくはこちらのサイトを観ていただけると早いです。

 自分がもっているCDの紹介:http://www.iwakami.ne.jp/~mcken/sax/asatry-k.html
 このサイトのトップページ:http://www.iwakami.ne.jp/~mcken/sax/

 それはさておき、1年とちょっと前にこの曲の存在を知ったのですが、どうしてこの曲を吹いてみたいと思ったか振り返ってみると、

 @かっこいい曲だ!

 一年後には、今から練習して、吹けるようになろう、と思ったので、とりあえず、オペラカルメンのDVDを観てみました。

 Aオペラ「カルメン」に何故か妙にとりつかれる。

 Bバイオリン版の「カルメン幻想曲」(サラサーテ作、ワックスマン作)も聞いてみる。

 Cこの下にも書いていますが、つい最近オペラ「カルメン」を生で観る。

 話に、とりとめが無いですが、結論として、

 ”カルメンには、人を惹きつける、何か、がある”

です。

 明日演奏する為に、楽器の練習とともに、”何か”とは何なのかというのを一年間探していたようにも思います。

 完全に見つけられたとは思いませんし、言葉では表現できる段階ではないですが、バクッとしたイメージはあります。

 そこは、明日の演奏で表現することができたら、これ以上のことは無いですね。

 技術的にも、表現においても、まだまだとは思いますが、一年前に、練習開始から一年後、を想像した出来より、全然良いと思うので(この曲を吹くこと自体、本当にできるのかと思っていました。それぐらい難しい曲です)、練習したものを、そのまま、本番で落とせたらと思います。






オペラ「カルメン」(08,10,11)


 大阪、フェスティバルホールというところで、ローザンヌ歌劇場、オペラ「カルメン」を観てきました。

 今回の上演のサイト:http://www.konzerthausjapan.com/pro3.html

 いや〜。良かったですね。

 一言で言うと、”本物”って感じでした。感動しました。どう形容してよいのかわかりませんが、本当に観に行って良かったです。

 ストーリーもわかっているし、音楽もほぼ全部覚えているにも関わらず、感動できました。全幕終了したときにブラボーと叫びたくなるような、またスタンディングオペレーションを心からしたくなる気持ちがわかりました。

 僕の予想では、音楽的な解釈等、演ずる方達によって様々なので、あたりはずれ(あくまで演奏レベル等ではなくて、自分の好みの問題です)があるかなと思っていたのですが、そんなことはまったくありませんでした。本当に全部聞き入っちゃいました。

 チケットは春ぐらいにもう押さえていました。せっかくだから良い席でと思い、結構いい値段がする席で観ましたが、金額では計れないですね。お金では換算できない何かすばらしいものに遭遇しました。

 今、サックスで、カルメン幻想曲というのをやっていますが、何か参考にしようとかそういう気もおきません(演奏するのは自分なので、なんらかの影響はあるとは思いますが・・・)。ただ単純にオペラ「カルメン」には、やっぱり、何か限りない魅力がある、ということのみ感じます。

 ひとつだけちょっと思うのは、今回は2,700人が入る大きなキャパのホールだったのですが、もっと小さなホールで聞いたらどうなるんだろう、ということは思いました。贅沢言ってすみませんという気持ちですが。

 本当にすばらしいこのような上演が観れて幸せです。自分がこういったものに出会えることと、この上演に尽力されている方々に、感謝ですね。




音楽コンクールそのA(07.8.10)


 奈良県のやまと郡山城ホールという場所で、日本クラシック音楽コンクールというものに出場してきました。今回は地区予選です。

主催者のサイト:http://www.kurakon.net/index.html

 今回演奏したのは、ボノーという作曲家が作曲した、「ワルツ形式によるカプリス」という無伴奏の非常に難しい曲です。

 やはり本番は普段どおり演奏しようと思ってもなかなか難しく、普段はうまくいっていたところでミスしてしまったりだったのですが、後半盛り上がっていく曲ということもあり、序々に集中していったというか、曲に没頭していけた演奏ができたと思います。

 今思い返すと、演奏が終わった時、もう少しこのホールのステージで吹いている瞬間が続いていて欲しい、という普段の生活では体験できない、妙に幸せな感覚を感じました。こういう感覚は、中学・高校での吹奏楽コンクールや定演でも感じたことはなかったですね。

 スキーの技術選予選で、直前まで集中力を高めて、”これが自分の今最高の滑り”という一本があったのだけれど(点数はそんなんでもなかったのですが・・・)、それに似たような感覚でした。

 無事予選を突破しまして、次の本選は10月です。合格証、いくつになってもこういうのはうれしいですね。

 今週もう一回同じ曲を吹く機会があるのですが、今回のこのコンクールの次の10月の本選はピアノの方にご協力頂いて、グラズノフのコンチェルトで臨もうと思います。






音楽コンクール(06.11.19)


 音楽コンクールに出てきました。場所は東京江戸川区、東部フレンドホールというところです。

 アルトサキソフォンで出場したのですが、演奏したのはグラズノフ、サキソフォン協奏曲です。この曲は中学・高校の吹奏楽部時代から存在は知っていたのですが、雲の上の存在という感じでした。今思うとこの曲をこの歳で吹くことがあるとは・・・、という感覚です。

 やはり人前で楽器を演奏するということは、プレッシャーがかかりますね。スキー技術選予選のスタート前よりも緊張しました。

 結果は、今回の2次予選を突破し、次の最終の本選会の切符を手にしました。

 高校を卒業して吹奏楽は止めていたので、高校時代以来、僕のサックスは押入れのすみで、ほとんど陽の目をみなかったのですが、3年ぐらい前から夏の時間の余裕を利用して、吹いていました。

 熱しやすく冷めやすい性格だから、今後どうなるかなというところですが、また次の演奏したい難曲もあるので、しばらくは音楽のほうも続きそうです。





アストル・ピアソラの世界(05,10)


 奈良にある郡山城ホールというところで、モダンタンゴ五重奏団、アストルピアソラの世界、と題する演奏会を聴いてきました。

本当にはまっている曲その@:タンガータ

いろいろ調べるとアストルピアソラの曲で8分程度の長い曲は多いようなのですが、この曲もそのひとつで、最後の部分が非常に印象に残る曲です。

代表作である、アディオス・ノニーノも良かったのですが、今、だいぶたってから思いかえすと、このタンガータの印象がとても強いのです。





吉祥寺クレッシェンド状況(04.7.29)


 クレッシェンドの状況です。音源はMP3にしてアップしようと考えていますが、もうしばらく時間がかかります。

 大変時間がたってしまいましたが、音源をリンクできるようにしました。(05.3.9)


ファイル形式:MP3、6.05Mバイト、時間:2:38




須川展也サクソフォン・ソングス報告(01.11.9)


 たまたま勤務先で新聞を読んでいたら、ちょうどいま住んでいるところから近い船橋で、好きなサックス奏者のひとりである須川展也のコンサートがあったのでこれはと思い、行ってみました。

 最初の1、2曲目が「浜辺の歌」、「赤とんぼ」と日本に昔からある曲で、正直この2曲が一番心にぐっとくるものがありました。なにげない旋律ではありますが、そんなに難しいテクニックを使わなくとも、それがもつ旋律の良さと、歌い手の力ですばらしいものになるというのを非常に強く感じるものでした。

 そのあとのプログラムは聞いたことのない曲が多かったのですが、テクニックの高さ、そして彼がもつサックスのワールドに引き込まれていくような表現力は素晴らしいものでした。

 こういうコンサートに足を運ぶのは本当に何年ぶりかですが、サックスの良さと、音がつながり歌になっていく楽しさ、素晴らしさが感じられる、刺激をうけるコンサートでした。一度でいいからこのような、人に感動を与えられるような音楽が自分にもできたらとは昔から思っていることではあります。 






定禅寺ジャズフェス(99.9.12)


現在はバンドを組んでいるわけではないですが、過去に定禅寺ストリートジャズフェスティバルにでたことがあるのでそのときの模様を少々紹介してみたいと思います。


仙台では定禅寺ストリートジャズフェスティバルはかなり有名なイベントになっています。現在ではかなりの数のバンドが各地から集まり、相当大きなイベントになっているようです。

この時演奏した曲目は「シカゴソング」、「枯葉」、「チュニジアの夜」、「カメレオン」の4曲。出来的には、練習回数の割にはなんとかそこそこ曲になったかなといったところでした。

実際の演奏・枯葉


Windows Media Player等で聞くことができます。
2.46Mバイト、ファイル形式:MP3、合計時間:6:09






バンド名:熊出没注意

99.9.12.SUN.仙台商工会議所前


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