石けん作りダイジェスト版
ここでは、基本のレシピと、私がこれまで作った石けんを紹介します。
参考文献 『オリーブ石けん・マルセイユ石鹸を作る』前田京子
オリーブオイル 458g (500ml 1本分) パーム油 64g ココナツオイル 112g NaOH 83g 蒸留水 250ml |
仏ルイ14世がマルセイユに石けん製造の独占権を与えてからマルセイユではなお一層良質の石けん作りが盛んになりました。 この石けんはもっとも良質な石けんを生み出すブレンド割合で作られています。 私も、洗い心地がよく、泡立ちも豊かで、もちも良い・・・この石けんが大好きです。美しいクリームホワイト色もホッとなごむ色です。 |
オリーブオイル 458g NaOH しっとりtype 53g さっぱりtype 56g 蒸留水 180ml |
かきまぜ:1時間、トレース:1日、型出し:2日 オリーブオイルのみで作ったぜいたくな石鹸です。とろけるような使い心地です。また、本当に真っ白な美しい石鹸ができます。それはさながらビーナスの肌のよう(照;)。ただし、泡立ちが弱めです。 切り分け後、3日目くらいから白い粉を吹きました。これは石鹸特有で無害な物質。pHの下がりが遅く、使えるまで1ヶ月半くらいかかります。 |
オリーブオイル 400g 米油 250g NaOH 70g 蒸留水 227.5ml |
初めて作った石鹸です。トレースのタイミングがわからず、型出しも早かったようで、でこぼこの石鹸になってしまいました。(無謀にもはじめから丸型)。使い心地は泡立ちもまあまあ、固めでいい感じです。 色はかなり黄色みの強いクリーム色です。 |
べにばな油 500g キャノーラ油 100g NaOH 72.4g 蒸留水 210ml |
トレース:13時間、型出し:2.5日 あまり石けん作りには向いていないというキャノ−ラを使いましたが、分量が少なかったせいかとてもいい石鹸となりました。泡立ちは弱めですが、色が陶器のようなホワイトで、きめが細かく、なめらかな使い心地で気に入っています。固くて、長持ちします。 |
オリーブオイル 458g スィートアーモンドオイル 80g NaOH 65.1g 蒸留水 188.3ml |
自分では使っていないのですが^^;、オリーブ+アーモンドの肌によい組み合わせなので、使い心地は良さそうです。プレゼントした方達も喜んでくれました。 カレンデュラは色の変わらない数少ないハーブです。黄色の色素がほわ〜んと残ります。アーモンドがブレンドされているので、1ヶ月でpHは9.0となり、使えました。 |
グレープシードオイル 250g 紅花油 156g オリーブオイル 150g NaOH 65.6g 蒸留水 194.6ml ラベンダーエッセンシャルオイル 3.5ml ラベンダーハーブ 小さじ2 |
写真ではよくわからないですが、グレープシードオイルを使うと、薄いグリーンの石鹸ができます。ラベンダーの香りと合っていて、さわやかな石鹸になりました。この香りはプレゼントした会社の奥様に気に入ってもらえました。 多少、柔らかめなので、パーム油をブレンドした方がいいかもしれないです。 |
ククイナッツオイル 130g マカデミアナッツオイル 98g オリーブオイル 229g パーム油 98g ココナッツオイル 98g NaOH 80g 蒸留水 250ml |
かきまぜ:50分、トレース:12時間(固め)、型出し:3日(柔らかめ) 裁断:4日、使用:20日目 前田京子さんの最上級レシピです。肌が困ったときに使うソープで、酸化しないように常に冷蔵保存しておく大切な石鹸だそうです。私も実践していて、確かに肌のトラブルにはこれが一番のようです。 オプション・香りはつけないのが一番!色はクリーム色です。作ったとき、ジェル化して、一時オレンジ色になりあせりました。型出しに時間がかかりました。ジェル化したせいでしょうか。 このレシピは、入手しづらいオイルばかりなので、ネット通販でお求めになるのが一番です。 |
オリーブオイル 458g パーム油 68g ココナッツオイル 112g NaOH 83g 蒸留水 250ml 米ぬか 小さじ2 |
かきまぜ:40分、トレース:14時間、型出し:4日、裁断:5日、 使用:2週間 トレースが出やすかったです。色はきれいなクリーム色。型出しに時間がかかり、4日目でも出なかったので、強引に出して整形しました。パーム油が固化してしまったようで、米ぬかに混ざって、白い粒が残ってしまいました。 なんと、2週間でpHが9.0に下がっていました。固くするにはもう少し待った方がいいかもしれませんが、さすがマルセイユです。もちろん使い心地もgoodです。 |
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