石けんのレシピ(1)

石けんの作り方

このページでは、作り方のダイジェストを紹介しています。材料や季節・気温によってできあがりは左右されますので、前ページの参考書籍やサイトをご覧になることをおすすめします.
また、石けん作りには
強アルカリの劇薬である・・・水酸化ナトリウム(NaOH) を用いるので、くれぐれも取り扱いに注意し、本サイトや参考書籍等の注意事項を守ってください。
本サイトでは作成時の事故については一切責任は負いません。

はじめに
(よくお読み下さい)

1.石けん作りのチャート  (コールドプロセス)

2.器具

材料を測る
  ↓
NaOHに蒸留水を加えて混和する。容器ごと冷水に漬け、温度を40℃程度に下げる
  ↓ 
食用油を湯煎にかけ、温度を40℃程度まで上げる
  ↓
両方温度が40℃程度になったら、食用油にNaOH水を徐々に加え、泡立て器でくるくるとかき混ぜる。
最低20分間しっかり混ぜる
  ↓
混ぜたら放置して良い。時々混ぜるとなお良い。
すくって生地で薄く字が書けるようになるまで置いておく。これが『
トレースが出た』という。
(かかる時間はブレンドする油の種類による。1時間〜1日程度。私の経験だと、8〜12時間くらいが多い)
  ↓
エッセンシャルオイルや蜂蜜などのトッピングを加える
  ↓
型に入れる
  ↓
一晩発泡スチロールの箱に入れるなど保温する
  ↓
固くなったら型から出す(私の経験だと、2〜3日が多い)
  ↓
風通しの良いところで1ヶ月以上静置する
  ↓
完成!!

3.材料

・食用油 (次ページ レシピを参照)   このボタンを押すと油脂の種類と特徴のページにとびます→
・水酸化ナトリウム=NaOH  (薬局で、ハンコを持っていって申請すると購入できます)
・蒸留水 (薬局でコンタクトレンズ用のものを売っています。ミネラルウォーターは避けてください)
 
オプションとしてこんなものも使えます
・エッセンシャルオイル  ・ハーブ  ・ココア  ・緑茶粉末  ・パプリカ  ・蜂蜜  ・米ぬか
・オートミール  ・クレイ(粘土粉末)  ・牛乳  ・卵
  etc  
 
  
オプションは本当にアレンジ自在です。いろいろ工夫してみてください

・1リットル以上の容量のボウル(ガラスかステンレス製であること!!)
・ガラス製の計量カップかビン(容量500ml程度)
・ステンレス製の泡立て器
・温度計 2本
・デジタル秤 (1g単位まで測れるもの)
・ステンレスのスプーン
・ゴム手袋、メガネ・・・NaOHが混ざったタネを扱うときは必ず装着してください
・型(タッパー、プリングルスの缶、牛乳パックを2枚重ねたもの)
・発泡スチロールの箱 (クール宅急便や釣具屋さんで)、もしくは毛布

    
Q.なぜ、ガラスやステンレス製品を使うのですか?アルミや鉄の器具ならあるんだけど・・・
    
A.アルミや鉄はNaOHと反応して、腐食してしまうからです。
       かなり激しい化学反応を起こします。
絶対に使わないでください。

    
Q.石けん作りで使った器具は、洗えば料理に使えるの?
     A.基本的には丹念に水で洗浄すれば使用できますが、かなりの強アルカリになるので、
       おすすめしません。NaOHを使った器具は『石けん専用』にしましょう。

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