6月の戯言

偏読日記トップへ戻る

6/30

初心に帰って。



偏遊記に載せるために「はるのあしおと」の感想を書いている際、間違ってタイトルでイメージ検索をしてしまい次元を超越しておられる方々(比喩表現)を沢山見てちょっと凹んだa-parkですどうもこんばんは。
やっぱり2と3の間には越えられない壁、というか越えちゃいけない壁が厳然として存在すると思うんですがどうよ?


とまあそんなことは置いておくとして今年ももう半分終わり。
この日記を読み返すといろいろあった半年でした。
オーバークロックに失敗してBIOS飛ばしたりとか12000ヒット/日を記録したりとか留年したりとかね!!

そして、そうやって懐かしく思いながら読み返してみると1/1に書いた今年の抱負をあんまり実行できていなかったり。

・日記は日が変わる前に更新する
・日記以外のコンテンツも最低月2回、出来たら月3回は更新する
・構想だけの状態が長らく続いているギャルゲーヒロイン自動生成ver2.xを年内に完成
・もっと本を読む(出来れば戦史書とラノベ以外で)そしてきちんと感想を書く
・賞賛を安売りしない(今年最高とか今までで一番素晴らしいとか簡単に言わない)

というのが今年のサイト運営における抱負だったんですが
留年したので授業が少ない→バイトに行きまくり→帰ってくるのが遅くなる→授業がないので夜更かし
という負のスパイラルで更新時間がどんどん遅くなってしまっているのは誠に申し訳ないです。

そのほかの項目も実行できているとはとても言えず。
自動生成のVer2.0を作るくらいですかね、きちんと有言実行できたのは。

ちょっと最近だれつつあったのでこれを見返して気合を入れなおすとしますよ。
(なんていいながら夜中3時過ぎに更新してる俺)


6/29

想像するだけならなんだって自由ですけど。



アクセス解析をたどった先からいくつか飛んだサイトで、「女犯坊」とエロゲのクロスオーバーSSというとんでもないものを発見して人間の想像力の限界のなさを思い知る俺。

話としてはあんまり面白くなかったんですが、まずそんなことをやろうとする発想が凄すぎ。
あからさまに無理がありすぎて逆に笑えました。


そして想像力といえば、今日友人に「げんしけん(6)」を貸そうとサークルに顔を出したらちょうど雨が降ってきたのでしばらく部室に滞在することになり、そこで「げんしけん」の内容について盛り上がっているなかでやおいカップリングに話が及んだ際に思ったんですけど、

どうも最近○○×△△で妄想を膨らませる腐女子さんたちの思考がわかるような気がするんですよ。

……いや、そこ引いちゃダメだから。
幸か不幸かその手の女性の知り合いはいませんし、俺がそういう趣味をしているというわけではもちろんありませんが、結局あのカップリング妄想に近い事を俺ら男の二次元ヲタどももやってるんじゃないかと。

最近流行の擬人化とか、お絵かき掲示板でアップされた「萌え絵」にいろいろとコメントをつけて妄想を膨らませていく行為なんかと根は同じところにあるんじゃないかという気がしますね。
俺も4万ヒット記念企画を作っていた頃は嫌な意味で神経が研ぎ澄まされていたので、自動生成で挙がってきたキャラ設定から一瞬で想像が広がり、一時は俺これでゲーム作れるんじゃないかと思うくらいの雄大な妄想が脳内に展開していたものです。
実際にはやりませんけど。

カップリング妄想もこれらと同様に与えられた情報から結果やそこからの展開をいろいろ妄想していくものでしょうから、結局やってることは同じなんじゃないかと。
なんて、げんしけん34話おまけの荻上の妄想シーンを見ながら思った夕暮れでした。


……ちなみに、何でサークルでそんな話をしているんだというのはスルーの方向で。

6/28

常識ねぇ。



はてなダイアリー - オタクの常識とは (←愛・蔵太の気ままな日記)の日記を見て意外な元ネタを知って驚いているa-parkですどうもこんばんは。
個人的には「だが、それがいい」が花の慶次ネタだと知ったのが最大の驚きだったり。
てっきり頭を抱える人物のAAとセットな2chネタだと思ってましたよ。自分でもしょっちゅう書いてるのに。

しかしこれ、「常識」と銘打っていますが全てに精通している人は居ないじゃないでしょうかね。
俺は半分くらいしかまともに判りませんでした。最近のものになればなるほどその傾向は強くなることに。

なんというか、ヲタも人数が増えるにつれて細分化が進んで「万人が知っている」という事柄が少なくなりつつあるのかもしれませんね。


4087474399白夜行
東野 圭吾
集英社 2002-05

by G-Tools
1973年、大阪で起きたとある殺人事件。
結局迷宮入りすることになる事件の容疑者の娘西本 雪穂と被害者の息子桐原 亮司。
何の接点も無いように見えた彼らは、当然のごとくその後全く別の道を歩んでいくことになる。
しかし二人の周囲に見え隠れする幾つもの恐るべき犯罪。だが、なにも「証拠」はない。
そして、十九年後……。


とにかく主人公の一人である唐沢(西本) 雪穂のあまりの邪悪ヒロインっぷりが素敵過ぎ。
何のためらいも無く幼い頃(小学生!!)から周囲の人間を食い物にしてのしあがっていく様は圧巻でした。

主人公といいつつも雪穂視点から物語が語られることは無く、常に視点は彼女に利用されるor彼女の真の顔を暴こうと追うものたちからの描写のみ。
心情描写などは一切ないため、何故そんな人間になってしまったかは推測するしかありません(一応『動機』は終盤で判明しますが)
このお陰で雪穂の抱える闇が際立ったのではないかと。

これは「実行犯」として彼女を影から支えるもう一人の主人公亮司の側にも言えますね。

本当にまごうことなき悪人達なのですが、終盤明らかになるその後19年にわたって二人を結びつけることになった1973年の事件の真相を知ると物悲しいとしか言いようのない気分でした。
幸せな人生から転落してしまった二人の悲しいあがきの結果があれかと思うと、もっと他の道はなかったのかと思いますね。


ミステリとして普通に面白かったのはもちろんのこと、邪悪っ娘萌えを十分に補給できて大満足でした。
ここまで一片の迷いもない人はそうそういないですよ。

6/27

バイトに行ったら例の後輩巫女さんの素晴らしさについて滔々と語ってました。なにこの店。



俺も一応本読みの端くれ、今までに数え切れないくらいの本を読んできました。
正確な数は今となってはわかりませんが、まともに本を読むようになってからの年数と年間ペースから考えると1000冊を下らないのは確か。

これだけ読んでいると全ての内容を覚えていることなど到底不可能で、普段読んだことを思い出すことすらなくなっているものも数知れないです。

でもね。

まさか一度読んだことのある本を全くそれに気付かないでもう一回買ってしまうことになるとは思わなかったです。
いや、今「白夜行」を読み進めているんですがどう考えてもこれ読んだことあるんですよ。

序盤数ページ読み進めたところで不思議な既視感に囚われたものの、単なる勘違いだろうと無視してそのまま読んでいたら途中で起こる「事件」の描写が完璧に記憶どおりで勘違いでないことが発覚。
しかし不思議なことに全体の筋書きはさっぱり憶えておらず、印象的なシーンのみが記憶に残っているだけなので普通にお話を楽しめるのは不幸中の幸いですね。

度を越した本好きの方々が「間違って読んだことのある本を買ってしまった」などといっているのを聞くたびいくらなんでもそれはありえないだろ、と思っていましたが本当にあるんですねこんなこと。

……これで俺もいっぱしの本読みの仲間入りってか?

6/26


今日の購入物
「銀盤カレイドスコープ〈vol.3〉ペア・プログラム:So shy too‐too princess」
「銀盤カレイドスコープ (Vol.4) リトル・プログラム:Big sister but sister」
塵骸魔京
Synphonic=Rain 愛蔵版



流石に微妙な追加要素だけのためにお金は出せないな、と思いつつも結局4000円分ほどたまっていたPCショップのポイントを全額つぎ込んでSynphonic=Rain 愛蔵版を結局買っている俺。

だって信者ですから。

お陰で今家には「DVD初回版」「デジタルピクチャーコレクション(ファンディスク)」「愛蔵版」と3本もS=Rがあります。
今まではこういう商売にひっかかる人を馬鹿だと思っていましたがこれで俺も同じあなのムジナだね!!


銀盤カレイドスコープ〈vol.2〉フリー・プログラム:Winner takes all?
海原 零
4086301334
Vol1を読んだ時にも思いましたがスケートシーンの描写が素晴らしすぎ。
フィギュアスケートについてほとんど何も判らない俺にすらとりあえず凄い演技をしてるんだと納得させられるよう書けるというのは大したものだと思います。

イラストから受ける印象からは程遠いある意味かなり正統派のスポ根ものですよこれ。
とは言っても主人公は「根性」なんてものとは無縁の傲岸不遜な天才スケーターですけど。

Vol1、2で一区切りついているので、現在刊行中のVol3、4でどう話が続いているのか気になりますよ。
お話を構成するかなり重要な要素がなくなってるんですけどね・・・

6/25

飛ばしてきました。




昨日書いたとおり深夜出発して夜明け前に富士川滑空場に到着し、機体の組み立て開始。
操舵系のトラブルでいつもより時間を食ってしまいましたが何とか組み上げることが出来ました。

今回も前回と同様に首都圏の人力飛行機サークル達と集まってのフライトでしたが、流石に鳥人間コンテスト本番まで一月を切った現状で浮かない飛行機を持ってくるサークルなど皆無です。
皆が悠々と飛ばしていろいろと調子を見ているのを尻目に俺達も滑走路の片隅でフライト開始。

そして風向きが常時滑走路と平行な上風力も弱いという理想的なコンディションの中、風待ち無しで十数回のフライトを無難にこなすことが出来ました。
むしろある回などは飛びすぎたせいで滑走路の俺らに割り当てられた部分からはみだし、隣に駐機していた東大さんの機体とあわや衝突寸前(といっても10m位ありましたが)になるなんて事もあったり。
初回のフライトのときは一応浮くことは浮くけどそれだけで安定性などこれっぽっちも無かったのが嘘みたいですね。

(作っている後輩達には悪いですけど)今までははっきり言って浮くことは出来ても距離を飛べる機体だとは到底思えなかったんですが、今日のフライトの様子をみて条件さえ良ければそれなりに飛ぶかもと考えが変わりましたよ。


その後某チームが滑走路脇の土手に突っ込んで機体をひっくり返らせたり、某チームが滑走路脇で待機している別のチームの機体へと風に流されて突っ込みそうになって無理やり空中から引きずり下ろしたりといった光景を尻目にさしたる事故も無くフライト終了。
次にあの機体が飛ぶのは鳥人間コンテスト本番までお預けですね。きちんと飛んでくれるといいなぁ。


それにしても、ほんのちょっと車輪が浮いただけでも大騒ぎしいざ飛ぶとなると皆慣れていないので着陸で傾いて主翼壊したり激しく接地しすぎて車輪壊したり流されて滑走路脇の側溝に突っ込んだりとテストフライトといったら機体が壊れるものというイメージがあった入部当初からすると進歩したものです。

浮いただけで大喜びなんてもってのほか、冷静に空中での挙動を観察して問題点を発見し、それを修正していく後輩達を見ていると浮くだけで喜べた無邪気な昔を思い出していろいろと複雑な気分ですね。
いや、サークルとしては明らかに現状の方がいいんですけど。

6/24

週末の恒例行事ですね。



人力飛行機サークルでテストフライトに今晩出発するので早めに更新。
とりあえず事故さえなければそれでいいです。その上距離を飛んでくれればなおよし。

6/23

まさか自分の所に来るとは思いませんでした。



黄昏LOLさんからVIDEOGAMEBATONが回ってきたので答えてみます。

1.Total volume of game files on my computer(コンピュータに入ってるゲームファイルの容量)
判る分で約18GB 何処にインストールしたかわからなくなってスタートメニューからも消えているゲームが数本ある(ような気がする)ので総計は20GB程度ですかね。

2.Game playing right now(今進行中のテレビゲーム)
PCゲームは、「はるのあしおと」 PS2は「Ring of Red」を進行中。
「Ring of Red」を再開したら前のセーブデータの日付が1年前でたまげました。

3.The last video game I bought(最後に買ったテレビゲーム)
単純に最後に買ったゲームというだけなら「School Days」、"テレビゲーム"という縛りを入れるなら「エースコンバット5」ですね。
どちらもなかなか満足できました。

4.Five video games I play to a lot, or that mean a lot to me(よく遊ぶ、または特別な思い入れのある 5 作)
来た来た来たぁ!!今までそっけなく書いていたのは全てのエネルギーをここに注ぐため、なんちゃって。

パンツァーフロントbis
戦車ゲームの(俺の中での)最高峰。
ゲームの域を超え、もはや「戦車戦シミュレーター」といっても過言ではないあの内容の濃さは本当に凄いです。
一生、とはいわないまでもあと5年くらいは余裕で遊べますよ。
そして難易度も最高峰。「1945年ベルリン」ステージとかクリアできる人たちは人類の規格外だと思います。

高機動幻想ガンパレード・マーチ
「人型機動兵器に乗って人類を脅かすモンスターと戦う高校生兵士」というあまりにもいかにもな舞台設定からは想像も付かない快作。
現実にそんなこと(子供を戦場に投入)をしたらどうなるかという悲惨さを淡々と描いたストーリー、1クラス弱(25人)もいるのに全員しっかりキャラ立ちしている人物達、そしてあの異常なまでの自由度。
プレイヤー自身が戦略を練り戦術を駆使しゲームの「システム」の裏をかき、逆境を切り抜ける気持ちよさは他に比肩するものが無いです。
システム面での続編の絢爛舞踏祭にも期待中。

ロケットの夏
このゲームと出会わなければ今のようにはならなかった、というのは言いすぎでいずれ遅かれ早かれこっちの世界に入っていたとは思いますが、それにしても俺の方向性を大きく決めたのはこのゲーム。
いわゆる「名作」を数多くやった後で改めて見てみると稚拙さの目立つ部分もありますが、良い悪いの評価を超越した部分で好きです。
願わくばなんとか会社がつぶれる前にフルボイス版が出て欲しいなぁ……

僕と、僕らの夏(完全版)
奇抜なキャラクターなんていない、特に大きなイベントなんてない、もちろん奇蹟なんて無い。
そんなありふれた田舎町のありふれたの少年少女の一夏の成長を濃密な心情描写と巧みな構成で描ききった小粒の良作。
完全版なのでPC版、DC移植版、マージ版(PC版のリメイク)と同じ話が3本入っているのですが、当然のように俺は3つ全部やりましたよ。お陰で15周くらいしてます。
そして偏遊記に記事が無いのは俺の筆力ではこの物語の魅力をこれっぽっちも伝えることが出来そうになかったため。
点数付けで10(満点)をつけてもいいんじゃないかと思えた初めての作品でした。

これ以上は思いつかないので4本で。


5.Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5名)
懇意にさせていただいているサイトの中からゲームの話を振っても大丈夫そうな所、ということで

砂漠に咲く華さま
戯言邸さま
Legend of Camelliaさま
MURAJI's Book Pageさま
熊猫小屋さま

を選んでみました。
迷惑でしたらなんの断りも無くスルーして結構ですよ>皆さん

しかしチェーンメールまがいのこの企画、巡回先で流行っているのを眺めたときにはまさか自分のところまで来るとは思わなかったんですけどね…
インターネット版テレフォンショッキングで実証したサイト間の意外なつながりをまた実感してしまいましたよ。

6/22

掃除してすっきり。



ブラウザの「お気に入り」といったらその名のとおり自分の気に入ったサイトを入れておくものですね。
それなりにネット暦が長くなれば様々なサイトを見ることになり、結果として「お気に入り」もだんだんと肥大していくことになります。

ただでさえそうなのに、俺は本当に気に入ったもの以外にもしかしたら後で来る機会があるかもと思った程度のサイトでも「お気に入り」に突っ込むのでその傾向は更に強まることに。
フォルダ分けしないと管理しきれなくなり、そのフォルダさえも20個を越えたブラウザのお気に入り画面はまさに混沌の一言。フォルダ分けしている意味がありませんね。
どれだけ沢山あるのかと思い数を数えてみたら270サイトも登録されていました。何処の個人ニュースサイト管理人ですか俺。

流石にこれは酷すぎるのでSleipnir付属のお気に入りエディタを起動、上から順にサイト内容を確認。
404になっているところを削除し、フォルダの下にフォルダを作ってジャンルごとに分類し、もう見ないであろうというところを消し。

TYPE−MOON系のSSサイトとかNavyField系のサイトといった以前はまっていた(そして今は興味が失せた)所に久しぶりに行って見たり、自分でもどうしてブックマークしているのか全く理解できない数々のサイトを訪れて首を傾げてみたりとなんというか本棚を整理して昔買った本を読むふけってしまうのと似た楽しみがありました。

…お陰で整理するだけで2時間くらいかかりましたけど。


そして整理終了後、いったいいくつへったかと思い数えてみると「お気に入り」登録サイト数は185サイトまで減少。
ほらこんなにすっきり!! ってあんまり変わってないなぁ…

6/20

一味違いました。



熊猫さんから誘われて参加したL&Sのキャラメイクをしたり、「はるのあしおと」をやったりの一日。
変な時間に起きると一日の調子が狂います……

はるのあしおと
藤倉 和ルートクリア。

以前これの監督のnbkz氏の講演「彼はDQNだからあんなこと(教え子に手を出す)しちゃうんですよ」と一刀両断されているのを聞き、産みの親にDQN呼ばわりされるなんてどんな主人公だよと思っていましたがこれほどとは。

開始直後、就職失敗&失恋のショックで東京から実家に帰ってきて引き篭もり生活してるとかダメ過ぎ。
その後も和ルートではことあるごとにダメ人間やらダメ教師と罵られ続けることに。

あまりにも罵られまくったお陰で最後の方はむしろそれが快感になりそうでした。
……冗談ですよ?

しかしこれ、俺の巡回先のエロゲ系サイトで「学生のうちにやっておくべき」なんて言われてましたが本当その通りですね(いや、健全な学生はそんなものしませんが)
留年中の身としてはかなり身につまされるものがあり、話の展開で鬱になるのではなく自分の境遇を思い至って落ち込むという一味違った鬱展開でしたよ。

そして気がつけばこういうのもいいかななんて思ってる俺。本当どうしようもないですね。

6/19

つうかなんであんなことしてるんですか。



父の日だからって近所の中華料理屋に家族で行こうという発想は世の中一般の家族にとって普通なのか知りたいa-parkですどうもこんばんは。あの店に8ヶ月勤めてますけど多分一番忙しかったですよ今日。


そして疲れて家に帰ってきて、いつものようにネットを巡回していると素敵すぎる動画を発見。

戦闘機 vs ポルシェ vs YAMAHA R-1

……こういう何の意味も無いバカなことを大真面目にやっているのを見るのは大好きですよ。
戦闘機のあまりにも圧倒的な速度はやはりジェットエンジンの賜物ですね。ていうか最終的に飛んでるんで勝負の意味ないし。
昔何かで見た人間・自転車・バイク・自動車で同時スタートして加速力の違いを表した連続写真を思い出しますね。
アレはスタート直後は人間がぶっちぎりでトップなものの、自転車やバイク、自動車にどんどん抜かれて哀れ最後はビリでゴールだったなぁ。

6/18

事故で機体が破損したりしなくて良かった。そして飛んで良かった。



昨日書いたとおり人力飛行機サークルでテストフライトに行ってきました。
今までのテストフライトは岐阜の山奥の農道空港に引き篭もって単独で行なっていたのですが、そこが諸般の事情に使用できないため今回は富士川の河川敷の滑走路で首都圏のサークル達と合同フライトです。

夜通し東名を走ってまだ暗いうちに滑走路に到着、組み立て開始。
組み立てているうちは真っ暗なので(何も無い河川敷なので周囲約1km位にまともな灯りが無いです)自分達以外のサークルの存在は機体運搬用のトラックのライト位でしか感じられず、「合同フライト」だということに実感が沸かなかったんですけど、明るくなってみると滑走路上に人力飛行機が並んでそこかしこで走ったり飛んだり調整したりという凄い状況に。

全5チームの機体が組みあがり、滑走路上に並んでいるさまは壮観でした。
長さ2km弱、幅25m程の帯状の待機スペースに30チーム以上がひしめく鳥人間コンテスト本番を連想してしまいましたよ。
携帯カメラの画質ではあの雰囲気を写し取れないのが残念でなりません。

そして我らが機体がどうなったかといえば10数回のランをこなして重心調整をした後、みごと定常飛行に成功。
高度約1mを保ちながらおおよそ20mくらい安定して飛んでくれました。
今までも数メートル程度なら何度もやっていましたが、きちんと「飛んで」くれたのは今日が初めてなのでとても嬉しいですね。

どのくらい嬉しいかというとコンビニで缶チューハイを買い込み、帰りのバスの中で打ち上げの一次会が始まってしまったくらい。
朝9時から飲み会なんてたぶん今までの人生で一番早く始まった飲み会ですよ。
……疲れていたのですぐに皆寝てしまいましたけど。


しかし、残念だったことといえば滑走路の使用に時間制限が有り、朝8時には完全撤収していなければいけなかったため他チームの人たちとあまり交流できなかったことですかね。
せっかくあれだけ集まったのだからいろいろ語り合ってみたかったですよ。

6/17

は じ め て の ふ じ が わ



今晩人力飛行機サークルのテストフライトに出発するので早めの更新。
今までの岐阜の山奥から富士川の河川敷の飛行場に場所が変更になって最初のフライト。
トラブルが無いといいんですけど……

6/16

たとえ書き手のオナニーと変わらないとけなされようが、それでも書き続けることによって生み出されるものもあるかもしれないとa-parkは思う。ネットを駆け巡り、ネタを収集し、何かの感想を書き、自らの日常を記す。
そんな無意味と謗られても仕方がない行為を続ける、それだけが自分がネット上で遺せる痕跡の全てなのだから……
(福井晴敏っぽく)



「吉野家のコピペを、奈須きのこ風味に書き直してみた」を見て、これの福井晴敏バージョンが出来るんじゃないかと思ったa-parkですどうもこんばんは。
いや、今日は学校もバイトも休みだったので「月に繭 地には果実」をずっと読んでいたんですがその最中に思いついたんですよ。

きのこ文体の癖の強さには及びませんが、やたら地の文が多いとかいろいろと特徴ある文体ですからね。。
特に、「ネガティブな事柄を取り上げる」→「その中のほんの少しの希望を強調」→「なのだから……」で締め のパターンが「月に繭 地には果実」の中にあまりにも頻出するので最後の方は出てくるとシリアスなシーンでも笑ってしまいましたよ。

ちなみに今日の冒頭の一言はそのパターンを踏襲してみました。読み慣れている身でも結構難しかったです。
この調子で吉野家改変もやってみましょうかね。


4344401522月に繭 地には果実〈中〉
月に繭 地には果実〈下〉
月に繭 地には果実
福井 晴敏
幻冬舎 2001-08

by G-Tools
アニメのノベライズの域を超えたSF大作。
中巻を読み終わったところでいったんやめるつもりだったんですが、あまりの面白さにそのまま6時間くらいぶっ続けで読み続けて一気に読破していまいました。

舞台設定こそターンAガンダムですが、そこにあるのはまさにいつもの福井晴敏
抽象的な大義より男女間の情愛や友情といった具体的なつながりに重きを置き、人間のいい意味でも悪い意味でも「いい加減さ」をおおらかに肯定するというのが彼の作品の根底をなす要素だと俺は思っているんですが、この作品はそういう部分がかなり強く出ている気がしますね。

架空世界なので「自衛隊の存在意義」「戦後日本のあり方」等のいつも言っていることが出てこないせいかもしれませんが。
それなのにしっかりと「ガンダム」しているところもまた凄いです。

しかし「ぐだぐだと通信で議論しあいながら戦闘」というガンダムの恒例とも言えるシーンと福井晴敏の文体がここまでマッチするとは思いませんでしたよ。
下巻序盤のターンX vs ターンAのシーンとかはまりすぎです。

6/15

ルールを変えてもう一度やってみてもいいかも。



以前日記で少しだけ触れていた、インターネット版テレホンショッキングを書き上げてみました。
うちのサイトを出発点にひたすらリンクをたどり続けて50サイト到達したらそこで終わりと決めていましたが、まさか50個目があんなサイトになるとは思いもよりませんでしたよ。
ヲタ日記サイトとライブスチーム(大型蒸気機関車模型)の同好会にいったいどんな接点があるというのやら。

初めの10サイト位はヲタサイト界隈をさまよっていたのですが、「会社の同僚」「学校の友達」などという名目で自らのサイトと全く違うジャンルにリンクしているサイトが実に曲者
お陰で知らない世界を見ることが出来ましたよ。ハムスターについてのサイト群に入ってしまったときはどうしようかと思いました。

今回は「リンクページの上から5番目のサイトに飛ぶ」という自分ルールであえて縛りをかけて見ましたが、今度はそんなことしないでただ面白そうだと思ったサイトをひたすらたどっていくのもいいかもしれません。
一部のサイトに対するコメントの適当っぷりなどからも伺えるように、自分の興味のないジャンルor(少なくとも俺にとっては)詰まらないサイト達をたどり続けるのは結構苦痛ですからね。

そりゃ、内容についてコメントしないでレイアウトについて語って逃げを打ちたくもなりますって。

6/14

「俺、アキバ系ですから」と言い切るバイト先の後輩に漢を見た日。



悪くなった肉を食べてお腹を壊したa-parkですどうもこんばんは。

……ついにそこまで堕ちたかなんて言わないで。

いや、確かに買ってからずいぶん時間は経っていますがあの程度いつもなら普通に食べているくらいだし、良く火を通せば大丈夫かなと思ったんですけどね。やはり夏だから保存が利かないのか。
食べてからお腹が痛くなるまでの微妙な時間(10分くらい)に、食物が体の中を移動していくということを実感してしまいましたよ。
きっとあの瞬間胃に入ったんだね。


■メールフォーム
銃>>>>日本刀ってお前らはNitro+のゲームの登場人物ですか」 …えっと、逆じゃないですか?多分すでにたくさんの突っ込みが入っているでしょうけど。
(匿名希望さん)
あああああああっ!!
確かに不等号の向き間違ってました。そして突っ込んでくれたのはあなただけです。どうもありがとうございました。
メールをもらった直後に慌てて修正しました。この年で不等号の向きを間違うなんて本当ありえないですね。
それと、余談ですが件のシーンは実に自然に拳銃を投げ捨ててくれるので違う意味で見物ですよ。


4047136913秋葉原いちまんちゃんねる
宮下 未紀
角川書店 2004-12-25

by G-Tools
絵だけで漫画を買うなんてありえない、そんな風に思っていた時期が俺にもありました(AA略

昨日の日記では長々と書きましたが、ありていに言うとあんまり面白くなかった戦国自衛隊のダメージを癒そうと本屋に立ち寄りふらふらとさまよっているうちに目に付いた表紙の宮下未紀絵に惹かれて購入。
「よくわかる現代魔法」シリーズのイラストの時点で結構気に入っていたとはいえそれだけの理由で買うなんて(今になって思えば)我ながら相当疲れてたみたいですね。

中身といえば短編集なのでなんともコメントが難しいです。絵は上々、話はまぁまぁというところ。
個人的に気に入ったのは表題にもなっているメイドカフェものの「秋葉原いちまんちゃんねる」と伝奇(?)の「極東最前線」がお気に入りですね。

そして何よりも、
「私はずっと同人漫画を描いていて(中略)商業漫画は流れで描き始めたものなので…
描きたい話など、ない
と特大フォントで言い切る宮下氏はいろんな意味で凄いと思いました。

6/13

今日の購入物 「秋葉原いちまんちゃんねる」



昨日は積み本消化の一環として「月に繭 地には果実」を読み始めたら面白すぎて更新忘れてしまいました。ごめんなさい。
∀ガンダムのノベライズなのですが、その手の原作付きなお話に抱いている悪いイメージを吹き飛ばしてしまうくらいしっかりと『小説』していて実に良いです。

そして更なる福井ワールドへ、ということで戦国自衛隊1549を見に行ってみたり。
映画自体の感想は後述するとして、映画館のポイントカードがたまったのでポップコーンがもらえたのはちょっと嬉しかったです。
ま、既に今年入ってから4回も映画見に行ってますからね。そりゃポイントもたまります。
年1、2回しか行かなかった去年や一昨年とは大違いですよ。ここまで来たらカード目いっぱいのポイントがたまったときの劇場招待券でも目指しましょうかね。


戦国自衛隊1549
すごく、福井晴敏です……

敵役の人が「(歴史に介入することにより)この国を1から作り直す」なんて言いだしたときはいつもの福井晴敏ワールドキタ───!!と違う意味で喜んでしまいましたよ。
「解散した自衛隊特殊部隊の隊長と副官」という主人公と敵役のトップの関係もデビュー作の「Twelve Y.O.」を彷彿とさせますし。
あの人は本当に毎回同じ事しか言わないですね。そこがいいんだけど。
しかし全体的に構成があまり上手でないため、何がやりたいのかよく判らない映画になってしまっていることも確かです。
「現代兵器VS戦国時代」を期待して見るとガチで戦うシーンがあまりないため拍子抜けですし、それ以外の人間ドラマの部分もあまり良いとは言えず。
ぶっちゃけ陸自のプロパガンダ映画じゃないのかこれ、という感じも否めませんでした。

そしてどうでもいいことですが自動小銃を棄てて日本刀を選ぶ主人公と、それに対して拳銃を持ってるのにあえて日本刀で対抗する敵役の人にはもうお腹いっぱいでした。
銃<<<<日本刀ってお前らはNitro+のゲームの登場人物ですか(笑

6/11

まだまだいくよー



プライベートでちょっと衝撃的な事態に遭遇して激しく動揺する俺。
どのくらいかといえば、最近愛飲しているブルーベリー黒酢を買いにスーパーに行ったつもりが気が付いたら何故か片栗粉を手にとって凝視していたくらい。
人間本当に動揺すると気が付いたら知らない場所にいてわけのわからない行動をしているなんてざらですよ。

その後もレジで小銭をぶちまけたりと挙動不審っぷりはおさまらず。
なんというか、頭では平静なつもりなのに行動がそれについてこないことによって改めて自分が動揺していることを知るというのはなかなか妙な気分でした。


4062633426同級生
東野 圭吾
講談社 1996-08

by G-Tools
主人公の一人称視点で話が進むのに嘘つかせるっておい。(厳密には嘘じゃないですけど)
全ての事件の発端を主人公は知っているのに、「思い出したくない嫌な思い出」だから意識に上らないということで情報を遮断して話を進めるのは凄いです。やっぱりミステリはこうでなくっちゃ。
実は5年前くらいにハードカバー版を読んだことがあり、そのときはネタばらしに転げまわったりしていたのですが今回は真相を知っているのでそこかしこに張られた伏線にニヤニヤしながら読み進んでみたり。
といっても真犯人(?)が誰か以外はそれこそ綺麗さっぱり忘れていたのでもう一度楽しめました。
実に秀逸な学園ミステリでしたよ。


4840112622銃姫 (4)
高殿 円
メディアファクトリー 2005-05

by G-Tools
なんですかこの重い話は。

主要キャラの一人が『民族浄化』による虐殺の生き残りとか、障害者を助けるために主人公が開発した魔法技術が兵器転用されて大量の死者を生み出すもとになるとか黒すぎです。
読後の爽快感など全くなし。本気で鬱になりそうでした。

ちょっと風変わりな設定だけが売りのファンタジーだった1,2巻辺りとは同じ話とは思えないですよ……
いま思えばあの辺りは人物紹介と世界設定の説明だったんでしょうね。
いや、作者の言いたいことはしっかり伝わってきますがここまで鬱な展開を連発されると読んでいるこっちの心がくじけそうでした。

そして表紙の金髪女性銃使いが今までの登場人物に該当する人がいないように思えたので新キャラかと思っていたら意外な人でびっくり。
「み───────んな、し ん じ ゃ え ! !」ってあの人がそんな……

6/10

順調に(?)崩してます。



終末恒例の人力飛行機サークルの大学内の教室を借り切っての作業に引退した気楽な身で参加してだべっていたら、何故か俺まで作業を手伝う羽目になっていたという罠。
CFRPバルサ複合材の切断なんてやるの1年ぶりくらいですよ。

そして教室内で「ハチミツとクローバー」一そろいとか、「らき☆すた」とか持参した本を晒しあっている奴らがいたので俺も参加してみようと鞄を漁ったら出てきたのは
「スラムオンライン」 「同級生」 「銃姫 (4)」

……我ながら一貫性なさ過ぎ。
つうかどうして3冊も入っていたのかという時点で謎です。多分入れたのを忘れて後からどんどん追加していったせいかとは思いますけど。


4150308004スラムオンライン
桜坂 洋 toi8
早川書房 2005-06-09

by G-Tools
「All you need is kill」以来すっかりファンの桜坂洋の新刊。
これ、格闘ゲームもしくはPvP主体のネットゲームをやったことのある人間には物凄く身につまされる話なのではないかと。

ネタとしてはそれほど目新しいものではない「ネットゲームもの」とでも言いますか、架空のネットゲーム内で主人公の冒険と現実世界での経験を平行して描くというスタイルなのですがそのネットゲームが素敵です。

仲良しこよしでモンスターと戦ってレベルを上げるMMORPGなどではなく、巷のゲームセンターの3D格闘ゲームをオンライン化した(文章からはそう思えます)『バーサスタウン』
正規のPvP用フィールドではもちろんのこと、そこらの道端で即ストリートファイトが開始可能(負けるとペナルティでログアウト)というやたらと殺伐とした世界を実に生き生きと表現。

既刊の「よくわかる現代魔法」「All you need is kill」を読み比べたときも思いましたが、この人明らかにこういう殺伐とした話のほうが得意なんじゃないかと。
俺の好みでどうこうとかいうレベルを超えてますよ。中途半端に萌えを目指してる現代魔法より筆が走ってる気がします。

そして「桜坂節」(俺命名)は相変わらず健在。
P230からの3ページにわたる主人公が『最強』を目指すことを決意するくだりの流れるような地の文とモノローグの心情描写は圧巻でした。
萌えに走った現代魔法もおもしろいっちゃあ面白いですが(本質はSFですし)、個人的には「All you need is kill」やこれみたいな路線でこれからも書いていって欲しいですね。

6/9

よーしパパ積み本崩しちゃうぞー



このままだらだらしていても埒が明かないので強制的にモチベーションを上げて読書に励む俺。
……先は長そうです。(本棚を見ながら)

4840230463ガンズ・ハート (5)
鷹見 一幸
メディアワークス 2005-05

by G-Tools
シリーズ完結。
曲がりなりにもプロの作家なのですから判ってやっているのだと思いますが、「愚かな人を愚かなままに描写」することによって相対的にそうじゃない主人公達を持ち上げるというスタイルにはついぞなじめないままでした。

同じラノベ架空戦記なら作者の主張や『戦争』のシステムについて長々と語られる部分が相当くどいことを差し引いても、誰も彼もが部分的には愚かさを抱えている部分をきっちり書き切っている「A君(17)の戦争」の方が好きですね。


しかしこうやって連続してラノベを読むと疲れるので一般小説or戦史書が読みたくなってきますよ。
ということで次は積んでいる中から東野圭吾か福井晴敏辺りを崩しましょうかね(本棚を眺めながら)

6/8

本当に関係のないカテゴリで書いているので見つけようとがんばったりしても無駄ですよ、って誰もそんなことしないか。



最近ヲタサイト界隈で『アニメソング「ハッピー☆マテリアル」をオリコン一位にすると言う企画』が最近盛り上がっているようで。
別に企画自体はどうでもいいんですが、巡回先のいろいろなところで「ハッピー☆マテリアル」というタイトルを目にするたびに、これは英訳するとマテリアルな学科にいる俺(達)へのエールなんじゃないかと思えて仕方がないんですが。
機械系とか電子系とか化学系等の名前で判りやすい&一般的知名度のある学科に比べて俺らは知名度なさすぎ。
そこらへんの普通の人にはもちろん、大学の友人(理系)にすら学科名言うと「それってつまり何やってんの?」といわれるマテリアル屋に愛を下さい、いやほんとに。


とまぁ長い前置きはさておいて。
ずっと書かないでいましたが、実は一週間前からlivedoorBlogをはじめていたりします。
といってもこのサイトとはまったく関係のないジャンルで、HNも一人称も文体も何もかも変えてやっているのでリンクを貼ったりはしませんけど。
最初は投稿の仕方や画像添付の仕方が全くわからなくてかなり戸惑いましたが、一度慣れてしまうと確かにこれはお手軽です。
毎日短文を少しだけ書く(それこそ「今日は何々をした」程度)のスタイルにはぴったりかと。
更新にかかる時間もこのサイトが平均で40分〜1時間くらい毎日使っているのに対して向こうは10分程度で済みますし、「誰でも出来る」なんてよく言われているのも嘘じゃないですね。

しかし日記だけならいいですけど、うちのサイトみたいにそれ以外のコンテンツをつけるとなると困るんですよね。
日記部分だけをblogにすればいいという気もしますが、HTML+CSS手打ちのカスタマイズ性の高さに慣れてしまった身にはblogの見た目のいじれなさが不自由に感じるんですよね。

しかし少々見た目が犠牲になってもあのお手軽さはかなりの魅力、この日記もblog移行したらだいぶ更新が楽になるような気もするしなぁ…… うーん。

6/7

a-parkですが熱が下がりません。



朝起きた時点では微熱があるくらいだったので気にしないで学校に行ったら風邪が悪化。
午後は家で本を読みながらずっと寝てました。気持ちわる……


4829162295GOSICK―ゴシック
桜庭 一樹
富士見書房 2003-12

by G-Tools
ベッドの中で読了。
これは絶対にもう一回どんでん返しがあるはずだ、と期待していたらそのまま終わってかなり拍子抜け。
俺としてはあの程度でミステリを名乗るのは正直どうよ、という感じですが期待する方向が間違っていたということですね。
「ミステリの皮を被ったキャラクター小説」だと思えば特に問題なし。
そういう面ではよく出来てると思いました。

6/6

「原作の意図を正しく理解した映画化」と言えばそうなんですけど……



ARTIFACT ―人工事実―5/28のエントリ(「電車男の映画はすごいらしい」)を読んで、バカ映画好きとしてこれは見に行くしかないだろうと思っていた電車男いと播き氏と連れ立って見てきました。

上映しているのは109シマネズ名古屋とか言う俺の聞いた事のない映画館。
初めて行く所だったので映画館のサイトで印刷した地図と広域地図をにらめっこしながら駅から歩いていたんですが、

迷いました

目当てをつけていた場所に行ったら映画館など影も形もなく、うらぶれた駅裏の街並みが広がっているのを見たときは血の気が引きましたよ。
結局途中で通り過ぎてしまった万博のささしまサテライト会場に映画館があるというオチで、ぎりぎり上映開始前に到着。
見る前にすっかり疲れきってしまいました。

映画自体の感想は後述。


そして上映終了後、劇中で使われていた小ネタについて話し込みながら駅に戻ったら交差点が警察に封鎖されており、上空には報道ヘリが飛んでいました。
何か事故でもあったのかと待っているとパトカーが走ってきたので、きっとアレから降りてきた警察官達が交通整理でもするのだろうと思い眺めていたところパトーかーはそのまま通り過ぎ後ろから付いてくる黒塗りのハイヤー。
誰かお偉いさんが通るんだな、と思ってハイヤーの窓に目を凝らすと

小泉総理が手を振ってました。


電車男見た帰りに小泉総理に遭遇なんてネタに満ちすぎです。これは家に着くまでにもう一回くらい何かあるんじゃないかとびくびくしながら地下鉄に乗って帰りましたよ。
たとえば電車男みたいな出来事とかね!!(←痛々しさここに極まれり)


電車男
正直言ってまともな面白さなどはなから期待せず、何かしらネタにして笑えればいいやというくらいの気持ちで見に行ったんですがまともに面白かったです。

原作からエピソードを絞り込み、顔の見えない「スレ住人」達に「ヒッキー代表」「毒男代表」「既婚男性代表」「独身女性代表」「既婚女性代表」等の人格を与えて数人の特定の人物として表現。
これによって構成がすっきりし、よりいっそう劇的なお話になっています。
単純に映画としてよく出来ているかと。

そしてネタ成分も十分。
開始直後にいきなり何の説明もなく電車男が2chに書き込んでたり、それに何の説明もなくスレ住人達がレスしてたり、普通にAAと2ch語が使われてたり(AAが空を乱舞してたのには笑った)

スレ住人達による「電車男、がんばれ!」のシーンとか、告白→OKの後の演出とか、「アパーム! アパーム! 弾もってこい!!」とか掲示板上でのやり取りを映像化するという前代未聞の偉業を達成したスタッフにはいろんな意味で脱帽です。
ストーリー的には盛り上がるシーンのはずなのに(アパムは違いますけど)あまりにも画面が凄いので笑うところなのか感動するところなのか真剣に迷いましたよ。


本当に自然に2chが出てくるので、話題になってるけど内容はよく知らないという程度の一般の方々が見たらそもそも何が起こっているのか判らないのではないかと思ってしまいました。


それと電車男役の山田孝之の演技もある意味必見です。
序盤は外見も言動もアレで、スレ住人達のアドバイスを受けてとりあえず外見を整えた後も言動の怪しさは相変わらず継続。
告白シーンの挙動不審っぷりはまさに「キモイ」の一言。
恋愛映画であそこまで格好悪い告白シーンはないんじゃないですかね?


作中で使われているいろいろな小ネタが判るヲタにこそ見に行って欲しい映画だと感じました。
……ていうか、下手したら全くの一般人の方はストーリーを理解できないかも。

6/5

予想が裏切られて良かった……のかな?



昨日予告したとおり人力飛行機サークルの大学祭での展示に説明要員として参加してました。
プロジェクターと扇風機とノートPCと電気炉を同時に使ったため部屋のブレーカーを落としてしまうといったアクシデントはあったものの、予想以上にお客さんが来てくれたので企画としてはおおむね成功かと。
一日接客にてんてこ舞いでした。

昨日は例の看板ポスターに引き寄せられた勘違いさんがやってくるかも、なんて書きましたが全くそんなことはなかったです。
むしろ稀にやって来るやたら飛行機に詳しい人たちに驚かされていました。
ほとんどのお客さんは鳥人間コンテストをTVで見たことがある、という程度の知識しかないのでこちらも噛み砕いて説明しようと心がけるんですが、そういうつもりでいろいろ話していたらいきなり「主翼の捻り下げが…」「この翼型、対称翼だね」「どうして去年の機体より今年の機体の方が主翼の上反角少ないんですか?」なんて言われるんですよ。

その瞬間に同類認定

一般の方々から感心されて、「応援してますよ」なんて言われるのも凄く嬉しいもののこういう同類さんたちと技術談義をするのも別な意味で楽しい事。
俺が応対した中で居た模型飛行機その道40年という凄いおじさんとは、判りやすく噛み砕いたりしないでもそのままの説明で理解してくれてやたら的を射た質問をしてくるのでずっと話し込んでしまいました。
普通にリブとか翼型とかCFRPとか迎角とかそういう単語が通じるサークル員以外の人なんて初めて会ったかもしれないです。


また、自分のサークルの企画以外にも行ってみようということで近所の女子大のサークルが開催していた占い企画に参加。
手相を見てもらいました。
俺の手相についてかなり長々と話されたんですが

・手が硬いので頑固な性格らしい(いきなり手を揉まれて何かと思いました)
知能線が短いので知識よりは直感に頼るタイプらしい(それは遠まわしにアホだって言ってるんですかと聞いたら苦笑いされました)
・結婚のチャンスは28、30、34歳のときにあるらしい(だいぶ先だ)
・嫉妬深くて一途らしい(うーん……)
・社交的らしい(自分ではあんまりそうは思えないんですが)

なんて言われたのが記憶に残っていたり。
当たらずとも遠からずというか、ああいうのはなるべく解釈の幅の広い言い方をして聞くほうは自分で当たっていると思う点のみ記憶に残すのでそんなものでしょうけどね。とりあえず結婚のチャンスが3回なんていわれて普通に安心する俺

そして一番笑えたのは、

手相見の人「うーん、○○線(名前忘れた)が長いのでアウトドア派ですね?」

…いや、確かに俺は家に引き篭もっていることなどほとんど無く休みとなればとりあえず外出しますけど、その行く先が近所の本屋とか大須のPCショップとかゲームショップとかなのはアウトドア派と言うんですか?

6/4

明日早起きしなければならないので短めに。



昨日から新しく入ったバイト先の同僚とまかないを食べながら話していたら、なんと俺と同郷だということが判明してびっくりなa-parkですどうもこんばんは。
いや、同郷と言っても通っている高校が同じ市内にあった(同じ高校ですらない)程度ですけど、現住所と俺の故郷とは600km位離れているのでその程度は誤差
帰省の際に太平洋フェリーのを利用する事の素晴らしさについて語り合える人なんて初めて会いましたよ。


そして話は変わりますが昨日ネタにうちのサークルのアレな看板、案の定その手の方々を釣ってしまったようで。

参加者のレポによると
>一番最初に「ここってゲームとかできるんですか?」と言ってましたし

うわぁ……

明日は一応展示開始から終了まで詰めるつもりなので、どんな奴らが来るのか今からいろんな意味で楽しみです。
楽しみだ、ああ楽しみだ(棒読み)

6/3

編集って凄いね。



実は昨日から俺の大学の大学祭が始まっており、うちのサークルは土日に機体展示&作業実演という名目で出展するのでその準備を手伝いに行ってみました。
あくまで機体展示等は名目で実質大学祭期間中も教室を確保してそこで作業をする方がメインだと思っていたのでそれほどしっかりした展示があるとは思っていなかったのですが、行ってみると大違い。
写真や三面図で壁や黒板を飾り、説明文を貼り付け、映像を流すためのプロジェクターまで用意。
俺もバイトにかまけてないでもう少し準備を手伝えばよかったですよ。

そしてプロジェクターで流すために用意されていた去年のテストフライトの映像や写真からから見栄えのいい場面を切り出し、音楽をつけて編集したムービークリップを試しに見てみてそのあまりの格好良さに仰天。
どの映像も写真も見覚えのあるものですから自分も参加したフライトのはずなんですけどとてもそうは思えなかったです。
編集を上手くやるだけであそこまで変わるんですね。
一緒に見ていた奴から「ウォーターボーイズとかSWING GIRLSみたいに『WingBoys』なんて題で映画作れるんじゃない?」なんて冗談が出てしまうくらい映像だけ見たらやたら爽やかなサークルになってました。


それと5/29立て看板画像が微妙に晒されているので続報でも、

学内の様々な企画の立て看板の並んでいる場所で

普通に設置してあるよ!!
展示を行なう教室と時間しか書いていないので漫研かアニ研の看板にしか見えなかったです。

そして校舎内には5/8にネタにしたポスターが。

……その絵と「鳥人間のすべて」という文句の組み合わせはいろんな意味でヤバイ。
ちなみにこれを発見したとき、何故かポスターの前についたてが置いてあって簡単には見つけられないようになっていました。
あれですか、痛々しいポスターが学外から来た一般のお客さんの目に触れないようにという実行委員会の配慮ですか(ポスターを貼って回ったのは実行委員会です)

しかし、毎度毎度ネタにしてきたうちのサークルのビラやポスターですけどいい加減痛々しいじゃ済まなくなってきた気がします……
世の人力飛行機サークル員の名誉のために言っておくとほとんどは工作好き・飛行機好きの普通の人ですよ。
うちのサークルだってアレなのは俺+2〜3人くらい、残りはしごくまっとうなはず。

……はず、だよなぁ。

6/1

よくネタにするけど、別にニュースサイトが嫌いなわけではないですよ?
彼(彼女)らの情報を集めることに対する貪欲さには本当頭が下がります。



最近半年ぶりくらいにPANZER FRONT bisをやり直したりしているんですが、 戦車兵として覚醒できたのか突然今までクリアできなかったステージがクリアできるようになっている自分にびっくり。
とりあえず「家や生垣、盛り土と言った遮蔽物を見つけたらとにかく隠れとく」「だだっ広いところには可能な限り出ない」「敵には出来るだけ車体正面を向ける」等の現実の戦車戦でのメソッドを実践するだけでもここまで生存率が上がるとは思いませんでしたよ。「戦車戦シミュレーター」を名乗るだけのことはあるね。


と、閲覧者の方向性を無視した話はこれくらいにして、巡回先で見つけた「ニュースサイトって、何が面白いのよ?」という記事についてでも。
「自分の発掘したネタが樹形図のように広がっていくのを見るのが楽しい」というのは物凄くよく判るし、以前俺が書いた「個人サイトってネットにおける足場みたいなもの」の通りネット上のネタについて何かしら言ったりやったりするのに当たって自分だけのスペースがあるというのは大きなアドバンテージなのですが、ネタにされて紹介される側の立場にたったことのある人間としてはどうも釈然としないものが。

まぁ、「俺が苦労して作ったネタをたった数行のコメントで紹介してアクセス稼ぎやがって!!」というひがみといわれたら全くその通りなんですけどね。そうやってひがんでる自分がちょっと嫌。

個人的にはニュースを紹介しまくるのに使う労力のうち5%くらいでいいから自分でネタを作る方向にも注いでくれたら、もっとネットの世界が楽しいことになるんじゃないかな、と思いますけど。

あと、こういうサイト論を紹介するに当たって「うちはニュースサイトではないですけど……」なんていいながら紹介しているサイト達、もっと自分に正直になりましょうよ(笑)

偏読日記トップへ戻る