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第5回 「FC版ドラゴンクエストシリーズ(エニックス)」


(今回も、写真はありません)

■少しだけ・・・

今回は、ファミコンのドラゴンクエストシリーズです。ファミコン版のI〜IVです。
ところで、アクセスが伸びません。5回目にして、この連載の存続自体が危うい状態です。ふと思い立った時に綴ったほうがいいかも・・・

■まずは悪霊の神々から

最初に出会ったドラクエはIIでした。親戚から譲り受けた物で、当時はRPGには全く興味が無く、ふっかつのじゅもん(パスワード)なんて控えるのが嫌いでした。一応ギラとかホイミを夢見ていましたが、それ以前に「経験値」の意味がわからず、そのうえ戦っても負けそうになるだけなので、武器防具を全て売って薬草を買えるだけ買ってひたすら逃げていました。 そのおかげで、経験値0、レベル1かつ呪文なんて覚えられないなのに銀のカギを手に入れて福引きで祈りの指輪を当ててしまいました。これはある意味伝説です。

攻略本の存在を知ってから、ちびちびプレイしていましたが、初クリアはSFC版I・IIをプレイしてからでした。やっぱりふっかつのじゅもんは幼い自分には大きな壁でした。何度間違えたことか・・・。セーブできたSFC版のIIに涙したのは言うまでもありません(笑)。

■お次はそして伝説へ

セーブができるというだけでIIIを買いました。もちろん攻略本も一緒に。こちらはIIの半年くらい後だったんですが、確か当時8歳。真っ新な攻略本とIIの教訓と周りの助言を武器にプレイしました。悟りの書も手に入れて賢者に転職。パーティーの平均レベルは23。しかしスムーズに進んでいたのも束の間。断念した原因は、また大きな壁でした。やまたのおろちです。ヤツの強いこと強いこと。攻略本に書いてあった“レベル23”なんて表示を信じた自分がバカでした。もちろん、こちらもSFC版でクリアしたのは言うまでもありません。

■やっとこさノーサブタイトル

順番がめちゃくちゃですが、Iを購入したのはIIIの2年くらい後。たしかグラディウスドラクエIあと何か一本の三本で980円(全て裸中古)という破格でした。それが数年経つと三本で云千円なんてお値段に・・・。箱説付きだともう一桁アップ・・・(汗)

過去の二本に比べてドラクエIはとても簡単で、朝から夕方までやり込めば小学生でも軽くクリアできます。もちろんセーブなんか無いので、ふっかつのじゅもんを使うのですが、それも使わずにクリアできます。もちろんSFC版でもノーセーブでクリアできました。しかし、ファミコン版には大きな落とし穴が・・・それははなすを選んだときにきた、ひがし、にし、みなみの選択があることです。ご存じのとおり、容量節約のため主人公・NPCを問わず全てのキャラが真正面を向いているのです。IIから始めたので、このコマンドにはものすごく新鮮味を感じ、それと同時にかなり操作しづらかったです。そんな苦難を乗り越えてプレイしました。今ではとても懐かしい限りです。

■そして導かれし者たち

IVこそ一番長い時間プレイしています。ホイミンを見捨ててクリアに挑んだり、トルネコが破邪の剣を手に入れるまで粘ったり、一週間ストーリーを無視してエンドールのカジノにハマったり・・・(コインの裏技込み)。もちろんセーブ可能だったので、思う存分プレイしたのも束の間。電源を入れて、スタッフの名前を見つつボタンをポチッと押すと、例のメロディーと共に釈由美子よろしく「お行きなさい(ビシッ!!)」と言わんばかりの伝説のメッセージが・・・(時代錯誤&涙)

中古を買ったんです。定価8,500円(税別)なんて買えなかったから仕方なかったんです。発売から3ヶ月で3,000円を切っていたんです。当時のお小遣いではこれが精一杯だったんです。FFIIIも原因のひとつだったんです(笑)

結局、唯一の新品購入だったIIIのクリアが一番遅かったドラクエのお話でした。


(2006年3月20日 掲載)

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