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レトロゲームレビュー

第2回 「ゲームボーイ(任天堂)」

■なんとか連載続行中

第2回です。前回、ディスクシステムが登場したので今回は・・・と思いましたが、それを動かすための某ハードを準備するのがめんどくさかったので、それはまた後日紹介するということで。

今回は、携帯ゲーム機では生まれて初めて購入した「GAME BOY(ゲームボーイ)」です。右の写真は、所有している物を並べてみました。上段の2台はオマケ程度で一緒に並べてみました。下段の3台のゲームボーイの色は全てクリア。左のゲームボーイは、正確にはゲームボーイブロス。中央のゲームボーイポケットはファミ通限定モデル(箱は色が消えかかっているのではなく、こんなデザインです)。右はゲームボーイカラー(内蔵スピーカー故障中)。あとはゲームボーイライトだけなんですが・・・
歴代ゲームボーイパッケージ
GAME BOY(ゲームボーイ)
1989年4月21日発売(初代GB)
希望小売価格12,800円(初代GB発売当時)

■初回購入は1989年夏

ゲームボーイは発売当初から、かなりの人気機種で、名作も多く、かなり長い年月を共にしています。しかし下位互換のあるゲームボーイアドバンスが発売された今では過去の物となり、押し入れの中で静かにしていることが多いのです。 たまーに遊んでみたくなるソフトがあっても、気が付くとアドバンスにセットして画面を覗いています。一時、ポケモンに熱中していた時期があったんですが、一人で複数台のゲームボーイを駆使していたのはその時だけのような気がします。あとは友人とテトリス、ドクターマリオ、クイックス(いずれも2本所有)の対戦をする時に使用するくらいでした。

初めてゲームボーイを購入したのは1989年の夏、地元スーパーの片隅のおもちゃ売り場のショーケースに飾られていました。その時、一緒に購入したのは「ベースボール」でした。幼い自分にはどう考えても不向きだったんですが仕方なかったんです。当時大人気の「スーパーマリオランド」が売り切れだったんですから。でも、それから3週間くらい後、無事に入手しました。某デパートのおもちゃ売り場で購入後、帰りバスの中で夢中になった時の喜びは今でも忘れません。

■一体何種類販売されているの?

年を重ねるごとに廉価版が発売されたゲームボーイですが、ゲームボーイブロスが発売された時は衝撃的でした。”ゲームボーイ = 白”という固定観念が打ち砕かれた瞬間でした。値段が安くなったおかげで周りの所有者が激増・・・したかどうかは定かではありませんが、白のゲームボーイを持っている人が少なくなったのは事実です。ちなみに、黄色や黒のユーザーが多かったような記憶があります。

その後、ゲームボーイポケット → ゲームボーイライト → ゲームボーイカラーとモデルチェンジが進むにつれて、色も増えてきました。限定色なんかもありました。世界中の初代ゲームボーイからアドバンスSPまでの通常・限定色を合わせると、な、なんと100種類以上も存在するそうです。(Wikipediaより)

ゲームボーイのクリアカラー三兄弟
クリアカラー三兄弟

SGBとアドバンス本体
スーパーゲームボーイとアドバンス

■テトリスのサウンドAが「コロブチカ」じゃないっ!!

初めてゲームボーイを購入して数ヶ月後、やっとこさ「テトリス」を購入してハマっていると、近所の友達と点数で競うこと(何故か誰も通信ケーブルを持ってなかった)になり、テトリスと本体を何台か集めて交換しながらプレイをしていると、友達のゲームボーイから何か聞き慣れない音楽が・・・

「なんじゃこりゃ?」

というものの、よーく調べてみると、実は巷ではおなじみの曲のようで、友達が持っていたのは後期出荷verのカートリッジでした。初期verの存在しか知らなかった当時「お好み食べたい〜♪」でおなじみのお好み焼きチップスのCMソングだった曲(コロブチカなんて知りませんでした)でプレイできる友人たちがどれだけ羨ましかったことか。(それから約10年後、対戦用&後期ver欲しさにもう一つ購入したのはココだけの話です)

実は、今まで出会ったゲームボーイ版テトリス所有者全員が後期verで、初期verの所有者に出会ったことがありません。実は、初期ver同士の対戦プレイでは、究極のハメ技があるのです!!天井につまった瞬間にポーズをかけ、成功すると勝利してしまうのです。一度、この目で確認したいのですが、その機会に恵まれません。それもそのはず、初期verのカートリッジは、見た目では後期verとの違いが判断できず、さらに出荷数が少ないそうなので、入手は至難の業です。

■一人でやるのも、二人もいいけど、三人、四人で〜♪

今ではフツーなゲームボーイアドバンスでの4人対戦。どこぞの雑誌だか広告だかで「携帯ゲーム機初の4人対戦が実現!!」なんてコピーを見たことがあります。その度に「GB用の4人用アダプタは?」なんて思っていました。その4人用アダプタがこれです。

4人用アダプタ
まだ未使用の4人用アダプタ
(箱が一部破損しているのはご愛敬)


たしか「F1レース」(任天堂)と同時発売されたもので、「一人でやるのも、二人もいいけど、三人、四人でF1レース〜♪」(だったっけ?)なんてCMソングが印象的でした。対応ソフトは「SUPER桃太郎電鉄」「アメリカ横断ウルトラクイズ」等々、何本か持ってますが、一度も4人対戦なんてやったことがありません。それ以前に、4人が同じソフトを持ち寄って、更に通信ケーブルを3本用意するなんて無理な話です。対戦ならファミコンやスーファミで十分間に合ってました。 マルチタップとカセット1本さえあればコントローラーを持ち寄るだけでいいんですから。

■世代交代は着々進行中?

これを書いている今、ニンテンドーDSが品薄状態で、欲しくても手に入らないという状況が続いています。そんなことを聞く度に、ゲームボーイの時代がとっくに終わったことを実感します。DSが普及する今、ゲームボーイアドバンスの終わりも近づいているのでしょうか?とか言いながら、「無性にDSが欲しいけど値下げがあるかも?」なんて思いつつ手が出せないのです。やはり、世代交代は着々と進んでいるようです。


(2006年1月28日 掲載)

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