アクセルトリガー・ブレーキトリガー部分の加工 | |
■ 軸受け 本来はこの画像のように回転式の可変抵抗が固定され軸受けとなっている部分ですが、今回はアクセル・ブレーキにスライド式の可変抵抗を使用するので、アクセル・ブレーキトリガーの軸受けとしてシャフトとベアリングを購入し使用しました。 シャフトとベアリングのサイズですが、ここに固定されていた回転式の可変抵抗のねじ部がM6だったので、なるべく加工しないで取り付けようと思うとベアリングの外径がφ6.0になります。そうすると内径はφ2.0かφ3.0、ということで内径:φ3.0を選択しました。 シャフトはホームセンターでステンレスφ3.0を購入したほうが安いのですが、▽こちらのリニアシャフトはものすごく精度がいいんです。ベアリングにシャフトを通す際にかなり抵抗があり、ピッタリです。 |
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■ トリガーの軸穴径拡大 購入したシャフトとアクセル・ブレーキトリガーを固定するのですが、ここは回転式の可変抵抗の軸が固定されていた部分でφ3.5です。これではφ3.0のシャフトが固定できないので、φ3.0⇔φ3.5の間にパイプを挟もうと思い、あちこち探しましたがこのサイズのパイプが見つかりません。しかたなくホームセンターで売っている内径:φ3.0外径:φ4.0のアルミパイプを使うことにしました。 ということで、アルミパイプの外径:φ4.0に合わせてアクセル・ブレーキトリガーの軸穴部分をφ3.5→φ4.0に加工します。 |
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■ 仮組み アルミパイプを購入。ノギスで穴の深さを計測し、アルミパイプを切断後仮組みしてみました。うまくいったので、もう一方も加工します。
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■ 組み込み前 |
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■ 組み込み後 このシャフトφ3.0でスライド式の可変抵抗を動作させるので、トリガーとシャフトが空回りしないようにエポキシ樹脂系の接着剤で固定しました。
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■ アクセルトリガーの加工 アクセルトリガーのストローク調整とアクセルトリガーのニュートラル位置調整をしたため、アクセルが全開域に近づくほど△上画像で固定したシャフトの回転が少なくなることが解りました。アクセルの可変抵抗は抵抗変化特性:Linear (B)なのにこれでは意味がありません。アクセルトリガーと可変抵抗をリニアに動作させるためには、アクセルトリガーにある丸い突起部分の位置を変更する必要があります。 ここで使ったL字アングル 厚さ0.8mm 19×19mm を加工して、丸い突起部分の位置を変更します。具体的には、高さを低くしてアクセルトリガーの前方に移動しました。丸い突起部分の代用は、M2.6ネジに樹脂のパイプを被せました。L字アングルとアクセルトリガーを固定するネジは、スペースが狭いので皿ネジを使わないとだめでした。この皿ネジ用の穴をトリガーに開けるのが非常に難しかった。トリガーに対して垂直に穴あけするのでミニバイスを使いましたが、穴位置がずれると後で修正出来ないので慎重に作業しました。
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■ 前後位置の比較 前後位置はアクセルトリガーのニュートラル位置に影響します。 |
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■ 高さの比較 高さ(上下位置)はアクセルトリガーのストロークに影響します。 |
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