奇跡の復活

羽後交通のボンネットバスも福山へ(中間報告・完成編)

秋田県から福山へ運ばれた日野ボンネットバスのその後の状況です。

1年後の羽後交通
BH15

撮影:旅男K様(福山自動車時計博物館 2006.9.30)

破損の激しかったボンネット部分は取り外されていますが、それ以外はまだ手を付けられていないようです。

1年半後の羽後交通

ようやく羽後交通の日野BH15にも手をつける順番が回ってきたようです。かなり外板がひどい状態でしたが、それをすべて剥がし、骨格のみになったような現状です。

BH15

撮影:シンコー様(福山自動車時計博物館 2007.5.26)

2年3か月後、塗装始まる
BH15

撮影:シンコー様(福山自動車時計博物館 2007.12)

BH15

撮影:シンコー様(福山自動車時計博物館 2007.12)

羽後交通のボンネットバスの外形がだいぶ整ってきました。早く塗装をして窓を入れておかないと、冬の間の内部での作業が大変だからだそうです。
明るいブルーと白のツートンカラーに塗り分けられた状態ですが、最終的にどのようなカラーになるのか楽しみです。

完成お披露目(2010年7月)
日野BH15

撮影:小野澤正彦様(福山自動車時計博物館 2010.7.26)

とうとうレストアが終了した元羽後交通の日野BH15のお披露目が福山で行われました。
写真は福山でレストアしたボンネットバスの勢ぞろい風景。左から、日産(渡辺車体)、いすゞ(新日国工業)、いすゞ(北村製作所)、日野(東浦コーチ)、日野(帝国ボディ)と、ボディメーカーがすべて異なるのも魅力的。
なお、中央の車両も元羽後交通。同じようにサルベージされた仲間です。

BH15

撮影:小野澤正彦様(福山自動車時計博物館 2010.7.26)

BH15

撮影:小野澤正彦様(福山自動車時計博物館 2010.7.26)

羽後交通カラーに戻されることなく、オリジナルカラーを身に纏うことになった日野BH15ですが、当面は博物館の所有となるようで、自家用ナンバーも取り付けられています。方向幕には「羽後交通」というサービスショットも入れられているようです。

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80s岩手県のバス“その頃”