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空冷ワーゲン用点検簿 |
1960年型のtype-1
出来上がってすぐ日本に来たらしく車検証の初年度登は昭和34年(1959年)
その昔、タクシーの空車表示はまん丸でお客さんを乗せると横にグイット倒していました。
子供の頃なんだか憧れたものです!家の車にも付いていれば良いのになぁ〜と。
後付タコメーターの大きさが、位置が、そんな思いを思い出させます。
たまに横にグイット倒したくなりますが、壊れてしまうのでやめます。
三角窓がエアコン代わりで真夏でも走っているときは、気持ちいい!
信号待ちで、止まるとつらいけど。
何も気にせずに写真を撮っていましたが、陽の反射が良い具合、
車体正面のむこうが海だと最高なのですけど。
いとこのType-3 |
向かって右側のライトの斜め下にあるホーンリングが
大きくなったようなところは、フレッシュエアーの取り入れ口なんです。
今は、エアコンがあるので使用してないようです。
後輪ホイールのほりが深い!
マフラーは自作なのですが、さらに進化しました次ページへ!
このペロットした丸み、チャームポイントです。
ライトのレンズだけポルシェだったりします。
下の写真のルームミラーに写っているのは、
心霊写真じゃありませんよ!撮影の時の注意不足でした。
運転席に座るとこんな感じに見えます。
向こうに見える車、気になる人はこちらを<check>
ホイールキャップをはずす為のスペシャルツール
キャップの穴へクルクルと回し入れて手前にクイッと引っ張ると
簡単に取れるのです。スペシャルツールとは名ばかりで
電気ストーブのニクロムセンを伸ばしただけなのですが。
足元3点セット、赤い丸い物がローラーアクセル、順にブレーキ、クラッチ
ブレーキペダルの根元に、ピンが抜けないようにしてあるアルミ板。
ピンが抜けるとマスターシリンダーを押す銀色のステーが外れるので、
まったくブレーキが効かない状態になります。
今回、ブレーキペダルのピンのストッパーを上げてピンを抜き
銀色のステーで踏み代の調整を実施。このストッパー自作なのですが、
純正がどのようなものか知りません。今まで付いていたものが
ピンの頭にかかるぐらいの長さしかなかったので作りましたが、あれが純正なのか?
踏み代の調整の方はピッタリ体に合う位置に。
なぜ?こんな作業をするはめになったのか!
「車検を安く」とユーザー車検に挑戦したとき
予備車検場で左後輪が×、錆によるホイールシリンダーの固着
(ホイールシリンダーとはドラムブレーキの中でブレーキシューを
ドラムに押し付ける役割をする部品)
そのためホイールシリンダーの交換、今回はリアの左右を実施
ホイールシリンダーの交換後ブレーキペダルが随分と奥まで踏み込める
「車って調節すると変わるから」と勝手な考え
マスターシリンダを押すステーをはずし
踏み代を調節することに。
実際はこの時ブレーキ調節が甘すぎでブレーキオイルの
移動量が多すぎていたことが原因
ホイールシリンダーの交換で気をよくしてあまり考えなかったので
踏み代の調節をしてしまいました。
その後、走行中渋滞の手前でブレーキを数回踏むと
ブレーキペダルの踏み代ががだんだん手前に!
Aが普通に、Bが数回踏んだ後
ローラーの位置を基本にすればよくわかります
A B
甘い調節は厳しく
無駄な調節はやり直し
二度の作業を繰り返すことになりました。
なかなか開かないグローブボックス
隙間から左手の爪を入れ、右手でボッチを押してあけます
両手を使うので止まっている時にしか開けられませんので
中には車検証ぐらいしか入れられません。
爪を切った後は数日開けれません
変わったグローブボックスです。