関田山脈縦走D 鍋倉高原森の家〜宇津ノ俣峠〜野々海池〜天水山〜森宮野原駅


 2006年4月18日(火)天気:晴 写真で曇って見えるのは「黄砂」である!

3月中に終わらせたかった「関田山脈縦走」だったがスケジュールや天候の都合で4月までもつれ込んでしまった。時期が遅くなると、標高の低い部分でもあり、藪が露出することも予想される。週間予報で晴天の確率の高かった18日に休暇をとって山行することにした。通常、この区間は途中で宿泊して2日かける人が多いが、今回は雪も完全に締まっているだろうし、スキーの機動力を活かして1日で抜ける計画とした。

【4月18日】
鍋倉高原森の家(6:15)---宇津ノ俣峠(8:20)---須川峠(9:30)---野々海池(11:40)---三方が岳(13:10)---天水山(13:50)---森宮野原駅(15:40)

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sekita51.JPG (23377 バイト) 朝6時過ぎに「鍋倉高原森の家」に車を駐車させてもらい、出発。クロカンコースの雪原を上っていき、雪原の最上部から右手の尾根に取り付く。

宇津ノ俣峠には8時15分着。稜線の縦走に入る。アップダウンの少ない尾根を想像していたのだが、結構、まだまだしつこいアップダウンがある。

伏野峠、須川峠と山脈を横断する峠をパスしていく。進むにつれ、左手前方に黒々した岩壁をもった菱ガ岳が迫ってくる。まるで海谷の山のようで、関田山脈では特異な山容だ。西壁の下に食い込んでいる雪田が滑れそうに見えるが無謀だろうか。
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野々海池手前で、1085m手前の長細いピークを、野々海池峠直前のピークと誤認してコースミスしてしまった。南東方向に300mほど行き過ぎてしまい、そこから三方が岳の方向に進むと、右手下に現れると思っていた野々海池が左手に現れたではないか!少し南に寄り過ぎてしまったようだ。

でもそのおかげでこの真っ白な斜面が滑れた。
sekita54.JPG (12001 バイト) 雪に覆われた野々海池を縦断して元に戻る。

ただ、県境の稜線を忠実にたどるより野々海池を縦断したほうが速いと思われる。
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しばらく、山域中最も関田らしい、ぶなの森の間を東に進む。
急に展望が開け三方が岳のピークだ。

ここは眺望が良い。
天水山は思ったよりずっと地味なブナに覆われたピークだった。天水山からずっと滑れると勘違いしていたが、いったん東方の1043mピークまで上り返さないといけない。

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三方が岳から最後のピーク天水山を望む。
(一番奥のピーク)


天水山は思ったよりずっと地味なブナに覆われたピークだった。いったん100m近くくだり、東方の1043mピークまで上り返さないといけない。かなり急なギャップなので雪崩にも注意。

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1043ピークから振り返った天水山

天水山東の1043mピークからは、JR森宮野原駅まで標高差800mの滑降である。
ルートはあまり明瞭ではないと聞いていたので、地図を見ながらコンパスをあわせ、慎重に降りていく。

1043mのピークで地形図の森宮野原駅にコンパスをあわせておくと良い。

杉林の横を滑りぬけ、水田と思われる段々を抜け、除雪終了地点へ。
スキーをザックにつけ車道を約30分で森宮野原駅へ。

sekita5a.JPG (28923 バイト) 森宮野原駅には「日本最高積雪地点」の標柱がありました。

延べ6日間の関田山脈縦走は終わりました。総延長は50kmに及ぶらしいのだが、そんなにあったのだろうか。ずっと温めてきた計画を実行し、森宮野原駅についたときはどんな気持ちなんだろうかと思っていたが、案外淡々としたものだった。ビールを飲むと車回収後運転できなくなるので、蕎麦を食べて踏破を祝う。
飯山線のディーゼルカーで戸狩野沢温泉まで行き、タクシーで「森の家」へ。
駐車のお礼を言って、帰り支度をする。
夕闇の中に浮かんだ関田山脈をみながら帰途についた。


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