関田山脈南部A R292涌井〜戸狩スキー場 2006年3月4日(土)天気:晴

2月25日に続き、関田山脈南部をトレースした。先日の涌井までバスで行き、黒岩山を越え、戸狩スキー場まで
今日も登山者、山スキーヤーには誰にも会わず。
「一里一尺」といわれる北信濃の積雪。その言葉どおり、関田山脈を北上するにつれ、山は白さを増していく。
この山行を終えて、「関田山脈を最北端までスキーでいけないだろうか?」とふと思った・・・

 

涌井(8:55-9:15)---旧富倉峠(10:04)---黒岩山(12:30-12:40)---平丸峠---戸狩スキー場上部(14:40)---JR戸狩野沢温泉駅

頸城エリアへ トップページへ 関田山脈縦走Bへ

sekita21.jpg (43064 バイト) JR信濃平駅の前に車をおき、JRで飯山駅まで
そこから路線バス「富倉いき」にのり涌井へ
涌井行きのバスに乗り込むと、「温井に行くんじゃないですよね」と確認される。鍋倉人気で山スキーといえば温井に向かう人がほとんどのようだ。
バス停から200mほど飯山方面に戻り、建物の横から入山。
写真は涌井の民家。雪に埋もれている。このあたりは水田である。水田には水路が流れている場合が多く、注意が必要だ。雪の下の水路に落ちてしまったら命取りである。里山特有の危険だ。

sekita22.jpg (53489 バイト) 緩いアップダウンを繰り返し、黒岩山の上り。積雪は5mはありそうだ。
雪の上に数センチほどの小さな生物がいてこちらを見ている。ヤマネだろうか。

カメラを出す前にいってしまった。

sekita23.jpg (27517 バイト) 黒岩山は2重山稜になっている。富倉峠から続く尾根をいくとピークより一本西の尾根に出てしまうので、乗り換える。中間部に滑り込む斜面は小さいが斜度があり、少しだが楽しめる。
sekita24.jpg (37713 バイト) 東側の山稜に出ると眼下に千曲川の眺望がよい。黒岩山ピークから鷹落山を望む。セルフタイマー撮影。この付近に東屋があるはずだが、完全に雪の下で発見できない。。
sekita26.jpg (31944 バイト) 平丸峠付近はシールをつけたまま通過してしまったが写真のような尾根もあり、シールをはずして滑ればよかった。
sekita25.jpg (48558 バイト) 平丸峠から、戸狩スキー場までは、忠実に尾根上をいくこともできそうだが、結構やせており、巨大な雪庇が張り出している。迂闊にライン取りをするとセッピ乗越しになってしまいそうだ。尾根上はスキーが活かせない地形と予想し、一段下の標高800m付近を上下する段丘の上をいく。
こちらはほぼ平坦な穏やかな地形で、無雪期の「信越トレール」もそこをとおっている。
ただし、その場合、写真の全層雪崩の斜面の下を通過することになり、注意が必要。また、戸狩スキー場のゲレンデに出る直前は、沢の中を通過することになるので充分注意したい。時期が遅くなると沢が割れてしまうかもしれない。
sekita27.jpg (38592 バイト) スキー場に出る直前は沢の中を通過するので、注意してすばやく行動したい。14時40分に戸狩スキー場のゲレンデにでた。何かイベントがあったようで結構にぎわっている。
sekita28.jpg (57249 バイト) 戸狩スキー場でバスかタクシーを捜そうと思ったが、地理不案内でよくわからない。
地図を見ると「戸狩野沢温泉駅」まで2kmたらずなので、スキーブーツのまま歩いてしまった。30分弱である。
ローカル線の列車にのり、車を置いた信濃平まで戻る。

頸城エリアへ トップページへ 関田山脈縦走Bへ