DC11(’09)12月上旬の日記
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2009年12月02日
今年は、ACEさんと石川さんを共演・競演させる…というあっ!と驚くような企画を立ててくれた大阪・東心斎橋のTHE LIVE HOUSE soma
こちらで、またもなかなかない企画のLIVEがございました。

soma 2マン企画 「唄と六弦」
出演 千綿偉功 / ACE(face to ace)


   

OPENING ACT:冨田麗香(MOTHERS MILK)
 http://pink.ap.teacup.com/rr7755/
19時開演…なのですが、OPENING ACT…ということで18時45分に登場の冨田さん。
普段は“MOTHER MILK”というバンドのVo.なのですが、弾き語りでステージに立ち、お客さんの前で歌う、というのは初めてとのことで、緊張感ありあり。
後でご本人から直に聞いたのですが、普段の客層もどちらかといえば男性のほうが多い…とのことだけど、この日は9割以上女性客…そりゃ緊張も致しましょうて。
しかし、緊張はしつつも、透明感のあるのびやかな歌声で、MOTHERS MILKの曲を計4曲、弾き語りでのご披露でございました。

ACE
19時15分、2番手…というか、先に登場はACEさん。
普段となーーんかちょっと違う…思うたら、この日は椅子無し、立ったまんまでの弾き語り…なんですよねぇ。
1曲目を歌い終え、ご挨拶後、きょうは半分くらいのお客さんが千綿さんのFANということで、まずは自己紹介。
A「初めまして。昔、聖飢魔IIというバンドでギターを弾いてました・・帰らないでください!大丈夫です、火噴きませんから。(爆)」
聖飢魔II…という名前が出たとき、千綿さんFANから「へぇ〜!」とか「えぇ!?」と言う声が…新鮮だなぁ、この反応ww
千綿さんや、京都の秋人さん、奥村慎也くん等、弾き語りのアーティストの皆さんに触発されて自分も弾き語りのライブを始めたので、そんな尊敬する千綿さんこうして一緒に出来るのが嬉しいです…とACEさん。
千綿さんとは、赤坂サカスや、京都円山野音など、大きなイベントで一緒になることはあったけど、こうしてじっくりやるのは初めて…とか、そんな話をしつつ。
A「限られた時間、1曲でも多くお届けするのが“わが社のモットー(笑)”」
と語ったとおり、40分ほどで計8曲のLIVE。
ちょいと急ぎ気味、走り気味のきらいがありましたが、まぁまたいずれかの機会に、じっくりゆっくりと聴く機会もありましょうしね。

千綿偉功(ひでのり)
 http://www.chiwata.net/
昨年の7月6日、京都・文化博物館でのワンマンに行ったとき以来の千綿さん。
もう、相も変わらずめっちゃさわやか!!
そして、まっすぐな言葉で、愛すること、生きること…といったメッセージをもった詞を、キレイなメロディと、圧倒的な歌唱力・声量で歌うんだから、ズルいっすよねぇ。(ぇ)
ACEさんのが歳は…とはいえ、トリはやはり千綿さんで問無し…そんな感じですね。

最後の曲…「枯れない花」を歌い終え(大拍手)た後、ACEさんを呼び込む。
A「どうも、東方◎起ですっ。」(笑)
今までイベントでちょっとずつかぶることはあったけど、がっつり一緒にやることが出来て、お互いに嬉しいですと。
千「せっかくだから最後一緒にやりましょうって。でも曲が難しくってね。」
A「電話やメールでやりとりしてね。」
Xmas SONGもいいけど、どうせなら皆が知ってて、盛りあがる曲がいいだろう…というとで。
千「僕、初めてなんですよ。」
A「俺も初めてだよ!(笑)」
千「じゃぁ、やり逃げしますか。(笑)」

セッション by ACE&千綿
「冬の稲妻/アリス」


高音・千綿さん、低音・ACEさんの、見事なハモり!
♪You're Rollin'Thunder〜 あ゛ぁ〜〜… の「あ゛ぁ〜〜」のところが、やたらとおかしことおかしいことww
嗚呼、これはアリスFANの、あのお方にも、ぜひともご覧頂きたかったなぁ…。

手拍子で盛り上がり、セッション終了!!
おふたり、「どうも有り難うございました。またやりましょう・・!」(拍手)
…で袖にはけても、客席から、まだ手拍子。
千綿さん、ACEさん、そして、O.Actの冨田さんと、もう一度ステージに。
A「機会があったらまたやりましょう…ていうか、機会を作りましょうね。」
千「「冬の稲妻」の次は、なにやりましょうね?(笑)」
最後に「有り難うございました!」…とご挨拶されて、『唄と六弦』、大団円…てな感じでございました。

2009年12月06日
実家で午前中過ごし、ゆっくぅりと2時ころ栄着。
エスカレーターで3階まで上がっていったら・・・エスカレーター越しに目に入ったのが、兄さんズの後ろ姿…てかお尻!?

face to ace NEWアルバム「PEAKS」
発売記念インストアライブ@名古屋・HMV栄店

   

折りしもセッティングの真っ最中、そのままリハから拝見致しましたです…てな感じで始まりました、本日のインストアライブ@名古屋・HMV栄店、でございます。

HMV栄でのインストアライブは4回目?5回目?…とACEさん。
(調べてみましたが、「ノンフィクション」「カレパレ」「FIESTA」「TOUGH」「ヒグラシ」…リリース時にやってて、おそらくこれが6回目!)
いつもコーナーを作ってくれたり、POP出してくれたりで、HMV栄さんには足を向けて寝られません…とおふたり。
最近は商業施設のオープンスペースでのインストアライブも増えたけど、この日は店内スペースでのインストアライブで、ちょっと特別な感じ…超接近戦で「毛穴まで見られちゃう。(笑)」
たまたま足を止めて、初めて聴いてくれるひともいるし、買ってくれなくても、face to aceの名前を覚えてくれたら…と。
A「初めてで知らないひともいるだろうから…。僕、昔、聖飢魔IIでギター弾いてて、悪(ワル)だったんですよ。(笑)」
海「よっ!!悪っ!」
A「嬉しいな、それ。最近危険な香り、全然しないから。(笑)」
もう一度、海月さんから「悪っ!」と言ってもらい…
A「になろう。横入りとか。(笑)」

最後の曲は、海月さんギター弾きっぱなしの「SUCDERIA VINTAGE」
海月さん、ギターの準備が整ったところで…
海「すみません、狭いんで鍵盤どかします。…こんなの要らねぇや!(笑)」
会場拍手&笑。
A「シンセサイザー&プログラミング、本田海月!って…」
海「ギタリストですが、何か?(笑)」
キーボードが取っ払われ、ギター持ってふたりステージ真ん中に。
A「凄い新鮮!」
海「これで全国回りますか?(笑)」
A「コブ◎ロでーす!とか言って。(爆)」

ミニライブ後のサイン&握手会・・。
ACEさんとは12月2日、千綿さんとセッションした「冬の稲妻」(笑)の話を。
なんでも、冗談でACEさんが「「冬の稲妻」なんかどう?」と言ったところ、そのまんまそれが実現しちゃったとのことで。(笑)

短いながらも結構充実のインストアライブ。
やっぱ2TOP、いいなぁ〜・・!と、再認識…が、よく考えたら、今年、face to aceの2TOPのLIVEは、これが今年最後!?
そう思うと、なお貴重だったなぁ…と今ごろ気づいて思う次第。
でも、次は、Xmas LIVE、バンドでLIVEだ!♪

2009年12月09日
『デーモン閣下のオールナイトニッポンモバイル』
 http://www.allnightnippon.com/m/

本日、6回目の更新「師走」が配信となりした。
あらかじめ、情報としては知っていたので、もうこの日が楽しみで楽しみで・・・。
以下有料配信コンテンツの内容になりますゆえ、ネタバレ要注意!
Ctrl+「A」で文字を反転させるなどして御覧ください。

そう…。
face to aceがゲスト出演!!!
いやぁ…感無量だなぁ。
オレはあらかじめf.t.a.のほうからの情報で知っていたんだけど、そちらからの情報を知らないほとんどのひとは、きっと超ビックリ!されたんじゃないでしょうか?

聖飢魔II解散後も元構成員全員の活動を観ておりますが、そのなかでも特別に思い入れを込めて追い続けていた両者。
ニアミスはあったものの未だに共演の舞台はなく、今後もその可能性はほぼないかなぁ…と思っていたこの両者が…。

なんかねぇ、爆笑しながら泣けてきましたよ・・。

 * * *

余談ですが、聖飢魔IIの、いわゆる最終構成員+大橋さん。
聖飢魔II解散以降、「閣下&ACEさん」という組み合わせ以外は、すべてどこかしらなにかしらの形で、同じステージでの共演があります。
(期間限定再集結は、もちろん除いて。)
今年に入るまでは、「ACEさん&石川さん」の共演というのもなかったのですが、6月の「真っ向勝負!! in soma」でそれが実現。
閣下とACEさん…2006年12月、AAA(Act Against AIDS)関連で、同じイベントには出たことがあるけど、同時にステージに立つことはなかった…とのこと。

 * * *

しかしまぁ、閣下の丁寧な口調とか、「清水さん」てな呼び方が、懐かしくも、めっちゃ新鮮。
でも、しれっと“Xmas LIVE”について語るACEさん(←確信犯・笑)には、閣下から「えぇ、なんだとぉ!?」というちっちゃなツッコミは入ってますけどw
新鮮といえば、閣下と海月さんのからみ…というのも、すっげぇ新鮮だなぁ。
わたわたしつつも、なんだか嬉しそうな海月さん。
もしかして、ある意味、一番“美味しかった”のは海月さんぢゃないかしらん?
(ちなみに閣下の楽曲「SAKURA」の男声50人合唱のなかに、ACEさんは入ってないけど、なぜか海月さんは入ってます。)

ゲストとしてでなく、レギュラーコーナーにも出演しちゃったおふたり…。
おかしい・・・おかしすぎる…。
思わず、「誰?」ってツッコミ入れたくなること、請け合いですから。

しかしまぁ、思わぬ形で実現しちゃった閣下&ACEさん、閣下&f.t.a.の共演。
ぜひ、レギュラーとして、この番組にご登場を…

ぢゃなくって。

配信番組、ラジオ番組での共演ではなく、アーティストとしての共演を熱望しています。
まぁ、イロイロと難しかろうとは思いますけど…ね。


というわけで、まだ『デーモン閣下のオールナイトニッポンモバイル・師走』を未聴の方いらっさいましたら、ぜひ“「ほ」の巻”だけでもDLして聴いてみてください。
これで105円は、安すぎるよ〜〜〜!!v

2009年12月13日
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』、公開2日目にして行って参りました。

仮面ライダー×仮面ライダー
W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010

 http://www.w-dcd.com/

      

この8月に、賛否両論(主に…)の最終話を迎えた「仮面ライダーディケイド」の、「完結編」と、現在放送中の「W(ダブル)」の、前日譚を描いた「ビギンズナイト」
それぞれに別々に物語があったうえで、そのふたつの話が合流し、「MOVIE大戦」としてエンディングに進む…という、なんとも強引というか、“らしい”構成。

まずは「ディケイド 完結編」
プロデューサー曰く、TVシリーズは、物語が円環構造を為している…ということで、あれはあれでちゃんと終わっているとのこと。
それでも大多数の視聴者は「なんじゃこりゃ!?…映画に続く!?」と思うたのもまた事実。

で、今回の映画での「完結編」
TVシリーズで広げまくった大風呂敷は…割と映画の最初うちにコンパクトに畳んじゃったなぁ…という。(苦笑)
「平成ライダー+α」の各世界をめぐり、それぞれのキャラクターに再度スポットを当てる…という、オトナの事情的宿命を担わざるをえなかったディケイドにとって、「ディケイドの世界」のきちんとした幕引き…という「完結編」は、製作者サイドの「お疲れ様。」的なねぎらいの物語にも感じました。
まぁ、オレも、映画として面白かった!というよりは、やっぱり「お疲れ様。」的な感想かな。
注目していた蜂女 as 及川奈央嬢は…
もっとエロっくてもよかったと思う。
もう一度言います。
もっとエロっくてもよかったと思う。
あと、鳴滝さんはいったいなんだったのか…「おのれ、ディケイド〜〜!」(笑)

続いて「W(ダブル) ビギンズナイト」
こちらは現在放送中のTV本編と密接にリンクしていて…「エピソード0(ゼロ)」を描きつつ、現在にもきっちりつながっている…なかなか佳作だと思います。
しかし、何と言っても…
仮面ライダースカルに変身する「おやっさん」こと鳴海荘吉を演じた吉川晃司の、渋格好いい美味しいこと!w
以上!(ぇ)

で、そのふたつの物語が、ムリムリ(笑)合流してのエンディング「MOVIE大戦2010」
ここ1〜2年のライダー映画のクライマックスとして定着した感もありますが、これは、もう単純にお祭りやねw
これはこれでいんじゃね?

しかしまぁ、「ディケイド」のTVシリーズが終わったときの日記にも書きましたが…
1年で3本も「仮面ライダー」の映画が公開されるなんて…すげぇ世の中になりましたよ。

DC11(’09)12月下旬の日記
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2009年12月17日
デーモン閣下の邦楽維新Collaboration 歳末地獄絵図
初日@品川・よしもとプリンスシアター


      

今回は、諸事情にて、いつも本場所を開催する青山円形劇場ではなく、よしもとプリンスシアターでの公演。
吉本興業がお笑いのLIVEなんかをよくしているそうだけど…円形劇場のあの独特の空気というか、ステージとの一体感はないけど、これはこれで良いよね。

「和の調べの既成概念を打破し続けるCollaboration シリーズ 10周年記念」
10周年記念公演となる、今回の出演者の顔ぶれは…。

出演(敬称略)
 デーモン閣下(朗読・歌唱)
 稲葉明徳(篳篥)
 福田千栄子(箏・三絃)
 外山香(二十絃箏)
 三橋貴風(尺八・プロデューサー)
 やくみつる(絵師)
 黒船バンド
  松崎雄一(編曲・キーボード)
  雷電湯澤(ドラムス)
  石川俊介(ベース)


…と、豪華だけど、安心して観られる、聴ける顔ぶれにまじって燦然と輝く「やくみつる(絵師)」のキャスティング。
やくセンパイが、邦楽維新Collabo.に、どうからむか、加わるか…まぁ概ね予想はつきつつも(笑)、それでも楽しみに迎えた初日、であります。

そして、開幕。
ゆるやか〜なOPENINGから、稲葉さん作曲のあの曲!
そして、朗読素材は…これはある程度予想してたかな。
朗読と、やくセンパイのイラスト…その空気や場の転換、「緩」と「急」…オレは大好きだなぁ。
15分の休憩を挟んで、朗読後半のクライマックス…。

朗読終了後の曲は…「(イントロで)なんだっけなんだっけなんだっけ聴いた事あるこの曲なんだっけ(歌いだし直前)これかーーーーー!!(爆笑)」
そしていつものあの曲で大団円…。

特に邦楽器に関しては、新しい出演者や楽器があるわけではないので、その説明や解説がない分、公演としてもコンパクトにまとまった感ありますね。
トータル・休憩込みで2時間40〜50分くらいでしょうか?
これきっと、2日目、3日目と長くなるんだろうなぁ。。。(笑)

てな感じの初日終了時点の感想、でございました。

2009年12月18日
デーモン閣下の邦楽維新Collaboration 歳末地獄絵図
2日目@品川・よしもとプリンスシアター


というわけで2日目でございます。
この日のハイライトは、なんと言っても…。

祝・三橋貴風大師範・・
文化庁・芸術祭大賞受賞!!

「尺八本曲 空間曼荼羅恨(ハン)の軌跡」という公演での受賞。
今年、「団体」でなく「個人」での大賞受賞は、三橋先生おひとり、とのこと。
なんだかわかんねぇけど、凄ぇのは間違いないよ♪

さらには、翌々日に大名跡・二代福田栄香を継ぐ福田千栄子師匠のお祝いも兼ねて。
…閣下から、「エカテリーナ(栄香テリーナ)福田」という“悪魔名”もこの日授けられ、何重もの意味でめでたい〜!!!ww

というわけで「吾輩のポケットマネー(by 閣下)」で樽酒登場し、舞台上で鏡抜き!
なぜか湯澤さんのカウントでもって「よいしょぉつ!」

終演後、振舞い酒としてご相伴に預かりました。
三橋先生、ちーちゃん、本当におめでとうございます!
閣下、振舞い酒有り難う〜!!

     
閣下世仮の同級生関連の日本酒「勲碧」
スッキリとした飲み口で、大変美味しゅうございました♪

2009年12月19日
デーモン閣下の邦楽維新Collaboration 歳末地獄絵図
千秋楽@品川・よしもとプリンスシアター


というわけで3日目・千秋楽…3日目にして、もう千秋楽、なんとも勿体ないけど仕方ないねぇ。
この日は、さすがに「満員御礼」とあいなりました。
一応、演目の、メモ的なものを…

OPENING ムソルグスキー「展覧会の絵」
〜閣下御登場 「絵」御披露
閣下作詞・稲葉氏作曲「空飛ぶ蛙の王国(藪の奥・改)」

朗読・芥川龍之介作「地獄変」
参考「地獄変」@青空文庫
 http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/60_15129.html
劇中曲
・緑色の雨 / 聖飢魔II
・Tempest(抜粋) / RX
・天国への階段 / LED ZEPPELIN
 <休憩>
・残月(抜粋) / 峰崎勾当
・君といつまでも / 加山雄三
・BURN / DEEP PURPLE etc.
(以上、本編)

・燃えろいい女 / ツイスト
・Article River

OPENINGの「展覧会の絵」の中、橙色の狩衣様装束の閣下御登場。
曰く付の絵(世仮の実家に長らくあった「モナリザ」の複製(初日)、横綱・太刀山画の「富士山」の掛け軸(千秋楽)etc.)した後、D.C.9(2007年)の本場所「羅城の巻」で初披露された閣下作詞・稲葉明徳さん作曲の邦楽維新Collbo.オリジナル曲「藪の奥」改め「空飛ぶ蛙の王国」
歌詞もかなり変わり、世界観もちょっと変化しましたね、この曲。

やくセンパイも加わったところで、今回の朗読素材は、芥川龍之介作「地獄変」
邦楽維新Collbo.といえば、「サブちゃん(=北島三郎)・Purple(=Deep Purple)・芥川」というくらい頻繁に取り上げられている芥川龍之介。
今回のサブタイトルやら、「絵師」登場やらで、これは予想がしやすかったかも?
物語は、前半3分の2を人物紹介を兼ねたダイジェストで、後半クライマックスをじっくり…という構成。(休憩後、閣下は武双山スーツ・注連縄付にお召し換え)
閣下の朗読とともに、絵師・良秀=尺八(低音)、大殿=篳篥、良秀の娘=筝、猿=尺八(高音)が語る…という展開。

そのときどきに、朗読からイメージし、即興で書いたやくセンパイの絵がスクリーンに映し出されるんだけど、これがまたおかしいのw
ちなみに、大殿のイメージキャラは、初日、3日目が与党某幹事長、2日目が某郵政・金融担当相。(爆)
そして、3日目のみに登場した娘のイメージキャラは、元娘。のあいボン…なんでじゃ?と思うたところが、クライマックスシーンで、このキャラ設定が生きてきて、さすがはやくセンパイ!とその卓越したセンスに脱帽致しました。
やくセンパイのイラストは、ドロドロとした内容の物語で、ふっといい感じに抜ける場面になったし、そのイラストを覗き込んでは首をかしげたり、微苦笑を浮かべたり…の閣下のご様子がなんともツボでおかしかったり…スクリーンの見にくさというのはちょっとありましたが、オレ的には大好きな演出でしたね。

朗読中に曲を織り込むスタイルというのは、国本武春さんとの「ハムレット」シリーズを踏襲してのパターン。
前半では「緑色の雨 / 聖飢魔II」と「天国への階段 / LED ZEPPELIN」
後半では「君といつまでも / 加山雄三」と「BURN / DEEP PURPLE」
朗読後に歌唱の「燃えろいい女 / ツイスト」とあわせて、ちょっとした昭和歌謡ショー(笑)の様相も呈しておりますが、「BURN」とともに、朗読素材にあわせて「燃える」シリーズなんだそうですw

本編終了後、藤島スーツにお召し換えの閣下。
「燃えろいい女」の後、ちょっとフリートークになるのですが…千秋楽では、文化庁芸術大賞受賞・三橋貴風大師範が「地獄変」について「猿×娘」という解釈を展開。
客席とステージを、軽く混乱の渦に巻き込むという…これぞ三橋貴風ワールド。(爆)
…とこのあたりでちーちゃんが、そしてこの日の閣下の前説でおっしゃってたのだけど(それもさらっと)三橋先生と外山香さんって・・・そういうご関係だったの!?

と、サプライズがあったところで、千秋楽は、福田千栄子師匠にとってもサプライズが。
二代福田栄香の名跡を継ぐにあたり掲載された雑誌の記事を、閣下が朗読し、演奏陣が即興で演奏をつける(なぜかおどろおどろしくなっていく・笑)という…ちーちゃん、赤面。(笑)
しかし、千栄子さんは“福田栄香五十回忌追善・福田種彦七回忌追善・二代福田栄香襲名記念『三ッの音会演奏会』”(長っ!)を翌日に控えてのご出演。
40曲もあるステージ中、24曲(それも1曲あたり10数分)を暗譜で弾く…というのに、その前日に、ノリノリで「BURN」(笑)
邦楽維新Collbo.でしか彼女を知らぬ身としては、いかにも「らしいなぁ。」と思うのですが、この日の為に全国各地からやってきて、「ついでに(笑)」(閣下談)この公演を観た千栄子さんのお弟子さん筋の皆様には、厳しいお師匠さんのお姿はどう映ったのか…ちょっと気になるところですw

最後は「DAIBA」、「Blue Mountain!」なあの曲を、今回は「Article River」として。
今回も大いに盛り上がっての邦楽維新Collbo.本場所終了〜。
来年早々に、山陰シリーズの「新春縁起・日本海」と、洋楽器抜きの「手塚治虫を詠む」@横浜が1月にあるし、そちらもまた楽しみだよ♪

2009年12月20日
品川で地獄・地獄・地獄…と続いたその翌日にコレって…
我ながら、なんて節操の無いことか…。

face to ace Xmas LIVE 2009
@大阪・umeda AKASO


 

umeda AKASOは、かつて「バナナホール」という名で知られた老舗ライブハウス。
新しく建物の大家になった会社からの明け渡し要求やら篭城LIVEやらのNEWSがありました、結局今年9月umeda AKASOとして生まれ変わったようで。
バナナホール時代・・2005年1月の「エル・集ひ・de・デモルク」と、2006年12月の「f.t.a.Xmas LIVE 2006」とでこちらに来たことあっけど、雰囲気や構造はそのままに、中はすっかりキレイに改装されましたねぇ。

さてさてLIVEのほうですが、冒頭では鈴の音をシャンシャン鳴らしての導入あったりで、クリスマスムード。
MCでも…クリスマスイルミネーションが煌びやかな最近、原宿でもクリスマスイルミネーションが復活でも、大阪…ミナミはイルミネーション似合わなねぇな、とACEさん。
客席に問うと、「今は中之島!」という声が上がり、「ああ!」と納得のご様子。
A「日本人は、宗教的に無節操とかいうけど、いいじゃないですか。」
海「・・・(ACEさんを指して)一番無節操だと思うひと!
客席から同意の声多数。(爆笑)

今年のXmas LIVEも、バンドVer.、それも「face to ace史上、最強のロックアルバム「PEAKS」」のレコ発ライブでもあるので…当然、後半戦に向かって、もうクリスマスっていうよりも忘年会、それも二次会のノリにv
そして、アンコール2、「TOUGH!」の前に…
A「まだ大丈夫なのかしら!?行くざますわよ!!きーーーーっ!(><)」
客席もステージも大爆笑…てか、誰?(爆)
オーラス「so sad-so what?」では、今年も降臨、邪悪なサンタ!
A「♪あのひとの登場が、待ちきれなくて。。。(笑)」
黒いサンタ帽子をかぶり、先端の白いボンボンを手動(笑)で意志あるものの如く操る、怪しすぎるブラックサンタ as 海月さん。
そして恒例の…
海「Ho-Ho-Ho!!(笑)…悪ぃ子はいねがーーー!!(爆笑)」
「Ho-Ho-Ho!!」に呼応する客席に「ええでええで。」とか「ええねんか!?」と、鶴光師匠ばりの怪しい関西弁。(笑)
最後に・・
海「おおきに大阪ー!」
A「また来年も大阪来ます!」
投げキッスしつつ退場のACEさんに黄色い歓声。
楽しさいっぱいの海月さんは、最後までステージ上に残り「愛してるでぇ!」と絶叫。

しばしのご準備のあと、出口でおふたりと握手&プレゼント手渡し。
これも年の瀬、恒例になってきましたなぁ…。
というわけで、X'mas LIVE…原宿に続く・・。

2009年12月22日
原宿・表参道で何年かぶりにイルミネーションが復活したとか。
上空を見やれば、TBSラジオ「Kakiiin」で飛ばせている飛行船の姿が…。

    
この日は火曜日だけど、「『大人の事情』により、どうしてもこのシーズンに取り上げなくてはならない特集」がゆえにデーモン閣下はご欠席。
でもそんなTBSラジオを責められない…なぜならば、この日はface to aceのXmas LIVE、最終日に行っちゃったりしたわけで…。

face to ace Xmas LIVE 2009
@原宿 クエストホール


   

クエストホールに行ったのは初なんだけど、めっちゃキレイですなぁ!
なんか普段のLIVEと比べて違和感が…と思ったら、ドリンク代要らないんだっ。
(よしもとプリンスシアターもそうだったけど。)

さてさて。
ステージは、大阪同様、クリスマスというよりは、忘年会の二次会さながらに、熱いLIVE。
そんななか、ACE兄さんは、中盤までスーツ着用。
A「でもステージ上は暑いね。こんなの(スーツ)着てるからか。(笑) でも「スーツ着てください!」って“スーツ萌え”のひとたちがいるらね。(笑)」
スーツで熱唱、額に汗しているACEさん・・。
A「顔に汗かいて鼻水だと思われたら嫌なんだけど。(笑) でも熱いLIVEにしましょう。甘っちょろい気分でいると、ケガするよ。…どこケガするんだろう?(笑) 足首かなぁ?」
海「腰ですよ、腰!(笑)」
中盤以降は、“白いシャツ・第2ボタンまで開けっぴろげ+レザーのズボン”にお召し換え。
これはこれで、萌えたひと多かろうに。(笑) てか、朝チュンかよっ、その格好は!(爆)

最後の曲の前の挨拶では、今年は振り返り、
海「レコーディング、皆様の助けがなかったら死んでたと思います。ありがとうございました!(拍手)」
そしてACEさんからは、アルバムを引っさげてのXmas LIVEだったけど、これで終わりじゃない、来年も全国回る予定…とのお言葉。
それも大都市だけでなく、その周辺とか、今年行けなかったところとか…そういう所にもどんどん行きます、と。
face to aceといえば、原点は「旅情エレクトロポップ」…楽しみ♪
そして、オーラス「so sad-so what?」になだれ込み…もちろん、“邪悪なサンタさん”も降臨、会場に、最高の恐怖と笑いをもたらしましたのは言うまでもございません。(笑)

つつがなくLIVE終了後、握手でお見送り。
今年これがface to aceおよびACE兄さんのLIVE納めになるので、「今年1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。」のご挨拶をばさせて頂きました。

さて。
LIVE終了後、原宿→渋谷へ、徒歩で移動しまして。
したら、センター街で、露出過多なサンタコスで客引きをしているギャル×3人を見まして…。

彼女らのほうがある意味、
よっぽど邪悪なサンタだと思います。

(え?そういうオチ?)

2009年12月23日
22日、原宿でface to aceのLIVE。
その翌日、face to ace・バンドVer.でのサポートギタリスト・しまっちこと嶋田修氏所属のSwinging Popsicle(以下“ポプシ”)のワンマンライブもあり…との情報、あらかじめゲットしてまして。
いつかポプシのLIVEは行ってみたい!と思っていたので、このタイミング逃す手はない!と思い足を伸ばしました次第。

Swinging Popsicle ワンマンライブ
〜How far is it to our goal?II〜@新宿RED CLOTH

    

Swinging Popsicle Web Site
 http://www.swinging-popsicle.com/

そーいうわけで初めて行って来ましたSwinging PopsicleのLIVE。
会場のRED CLOTHに着いたらば、すでに入場列が出来ていたのですが…

ほぼ男性客!!!

f.t.a.のLIVEの、男女比を逆にした…そんな感じでしょうか?
ゲーム(それも…な)の主題歌や音楽を担当しているのもちょっと関係あるのかな・・・ともかく、オレが行くLIVEは、女性客が多いか、よくって男女半々なんで、この光景は、めっちゃ新鮮ですよ!w
しまっちはf.t.a.のXmas LIVEで「チケットに余裕が…」的なこと言ってましたが、最終的には、会場の後ろのほうまでお客さんみっちり!の入りだったんじゃないかな?
ちなみに、オールスタンディングでのワンマンライブは8年ぶり、とのこと。

初めて観る・聴くポプシでしたが…
正当派のまっすぐなPOP、とでも言いましょうか。
もっと下北系な感じを予想してましたが、どちらかといえばROCK寄りの曲も多かったかな。
非常にスーーっと入ってきやすいし、自然に手拍子を打てる曲も多いし・・・とにかく気持ちいい音でしたね。
ボーカルの藤島美音子嬢の声も、キュートで透明感ありつつも、細くなく、芯がしっかり通っている感じ。
ゲストで3曲コラボしたいとうかなこ嬢がちょいパワフル系入っているので、なかなかいい対比になりました。

MCでは、ポプシが今年出したコンセプトアルバム「LOUD CUT」のレコーディングの思い出や、イベント出演したアメリカ、韓国でのLIVEの話など。
天然Sな美音子嬢に、ひたすら攻められるリーダーでベースの平田博信さん、にこにこと見守りながら放置するしまっち…という構図が、なかなかステキでした♪

とにかく最初から最後まで楽しく、そして気持ちいいLIVEでした。
某所電話予約、あきらめて行った甲斐がありましたw
また行きたい!と思わせるに十分なんだけど、曲作りなどの充電のため、半年ほどLIVEはお休みとか…。
LIVE活動再会の折には、また機会を見つけて行ってみたいぞ、っと。

終演後、物販でちょっとだけしまっちとお話しましたが、2日で40曲以上…さすがに大変だったそうでw
いやぁ、ほんま、お疲れ様でした!

2009年12月26日
いろんなものを受け継ぐべき映画を立て続けに2本観て参りましたので、ごくごく簡単に感想などを。

宇宙戦艦ヤマト 復活篇
 オフィシャルサイト:http://www.yamato-movie.com/
 劇場用映画HP:http://yamato2009.jp/
    

過去に復活と中止の報が幾度となく流れ、諸事情もありもう無理だろ…と、きっと多くのひとが思ったところ、ついに26年ぶりにスクリーンで復活の宇宙戦艦ヤマト。
不安が大部分なれど、「絵的には面白い。」とのビミョウな感想ももれ伝わっては来たし、まぁ観ておこうかと。

で。
冒頭に「原案…」ってテロップを見たときから嫌な予感がしてたんだよ。

ぅあああああ…。

何と言うか…『船頭多くして船、山に登る。』というけれど、『船頭ひとりで暴走して、船(ヤマト)山に登る。』…といった映画…と、エンドロールに波動砲を上回る威力でスクリーンいっぱいに映った名前、その後も新ヤマトの波動砲6連射の如く何度も出てくる名前を見て、そう思っちゃった。

これは我々FANが観たかったヤマトではない。
彼が作りたかったヤマトなんだ…。

そう思えば…映画として観るのではなく、「彼の生き様」を、結実させたものがあの劇場版「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」だと思えば、納得…。

とは言え、CG多用の艦隊戦はさすがに大スクリーンで観て迫力あったし、ヤマト発進のシークエンスには鳥肌立ったし、鬼籍に入られた富山敬氏から古代進を引き継いだ山寺宏一氏の演技も違和感なかったし(そういえば、ヤッターマンの「説明しよう!」も山寺さんが引き継いだんだっけ。)、新世代のヤマトクルーは…とりあえず置くとして。(置くんかい!)
決して観るべき点、注目すべき点が無いわけではないので、いいところだけを残したうえで、今回の「復活篇」をなかったことにして(ぇ)、改めて「復活篇」を作ってくれないかなぁ…。

あ。
その前にキムタクヤマトがあるのか!…。

続いて、もう1本。

大怪獣バトル ウルトラ超銀河伝説 THE MOVIE
 http://wwws.warnerbros.co.jp/ultra-legend/

       

こちらはヤマトを超える40年以上の歴史を持つ「ウルトラシリーズ」の、集大成的な映画でしたね。
お話としては単純明快。
「悪いヤツが、大切なものを盗んでとんでもないことしようとしてるんで、みんなで協力して退治する」…うああ、身もふたもねぇw

しかしその中にも、ウルトラシリーズのオールドファン、現在進行形な「メビウス」、「大怪獣バトル」ファン…二世代、三世代にもなるであろうファンへのサービス満載。
そうそう、こういう「絵」が観たかったんだよっ!てなシー続出。
三大カプセル怪獣…ミクラス、ウインダム、アギラのそろい踏み…とかね。
そんな一方で、注目されたのが、今回初登場、純粋な「悪のウルトラマン」としては初登場のウルトラマンベリアル、そしてNEWカマー、NEWヒーロー・ウルトラマンゼロ。
アメコミみたいな体型のベリアルは…強いは強いけど、力押しなだけで、あんまり頭良くなさそうなのが残念。
そして、ゼロ…もうそちこちで情報出ちゃってるんで書いちゃうけど…
ウルトラセブンの息子って!!!

確かに、二世代、三世代のFANがいるウルトラシリーズ、ウルトラヒーローだけど、とうとヒーローも二世代目、新世代に突入…いやぁ、今までありそうでなかった展開だわ。
しかし…セブンがモロボシダンの名を借りて、地球でアンヌ相手にいい雰囲気だったり、「僕はウルトラセブンなんだ!」と衝撃的告白をしていたころには、きっとゼロも生まれていたわけで…。
セブン…単身赴任中の地球で、不倫(プラトニックだけど)ですか!?
隅に置けねぇなぁ…。

とそれはともかく。
ストーリーが単純明快な分、バトルシーンにも集中できるわけで、理屈抜きで楽しめましたよ♪
ただ、めまぐるしく動くアクションとカット割りに、ちょっと目が疲れちゃったかなぁ。
もっと、じっくり見せるシーンを入れて、緩急つけても良かったかも。

あと、映画観たほかの皆さんもおっさってるけど、オレにも言わせてください。
ウルトラマンキングの声に、元総理大臣は要らんでしょ!
ウルトラの母のひととともに、かなりの勢いで台無しにしてくれたよ…。

2009年12月27日
2009年もいろんなLIVEに行かせて頂きましたが、LIVE納めは、なんか近年恒例になっちゃいました、Live Spot RAGにて。
年末恒例の、是方さんの連日公演、今年は昨年同様5DAYS。
その4日目と、5日目・最終日にお邪魔しました。

12月26日
是方博邦 5DAYS:4
「tamKore」@京都・Live Spot RAG
 田村直美(Vo,G),是方博邦(G)


    

5DAYS、その4日目となる是方さん、それまでの3日間が、結構大きい音でのLIVEだったので、この日は「静かだぁ〜。憩いの場だ。」と、ちょっとほっとしたような是方さん。
それでも、tamKoreだと、通常30泊ツアーなんかやっちゃうので、それがフラッシュバックして、壊れ気味とのこと。(笑)
田村さんは、いつもの感じで、「〜〜しようかなぁ。」なんていう是方さんに、S気味に「やれるもんならやってみ。」(笑)という、いつもとおりな感じ…いいなぁ、このおふたりの関係って。
この日は、間をたっぷり置きながら割とじっくり聞かせるような感じ。
今年亡くなったマイケル・ジャクソンを偲んでの「I'll Be There / Jackson5」なんかが、ちょっと目新しかったかなぁ。

12月27日
是方博邦 5DAYS:5
「ROCK UNIT+CRAZY KORE-I-JUN〜ツインドラムの夜〜」
@京都・Live Spot RAG
 是方博邦(G),石川俊介(B)
 長谷川浩二(Dr),淳士(Dr)

    

是方さんの5DAYS…いよいよ5日目、最終日。
是方(G),石川(B),長谷川(Dr)…が「KOREKATA ROCK UNIT」
是方(G),石川(B),淳士(Dr)…が「CRAZY KORE-I-JUN」
このふたつを、一緒にやっちゃたらどうなるんだろう…?という石川さんのアイディアがあって、それが実現しちゃったのが今回のLIVE。
是方さんのLIVEでは常連ドラマーのおふたりなれど、同じステージでは当然初顔合わせ。
なにせ、是方さんご自身が、ツインドラムが凄い久しぶり…とのこと。
注目を集めたLIVEなだけに、Live Spot RAGでも、通常ある卓を取っ払っての椅子席のみ仕様…それでも立ち見が出る、という大盛況ぶり。
ステージ上も、前日と打って変わって、おふたりのドラムセットがででん!と占拠し、石川さんが長谷川さんのドラムの後方に位置する…という、なんとも異様な光景。

LIVEは、第一部、前半3曲をCRAZY KORE-I-JUNで、後半3曲ROCK UNITで…という構成。
前日から緊張した…という淳士クンに、普段は自分の叩いている曲でもあるので興味深く見ていた…という長谷川さん。
休憩はさんで第二部は、いよいよツインドラム!
若くて勢いのある盛りである淳士クンのドラミングが煽るように迫れば、それに付き合うことなく(笑)、「しんどい。」なんて言いつつも、さりげなく応じる長谷川さん…という構図。
「ドラムはバンドの要」と是方さんおっしゃる、その意味がわかったような気がします。
ツインドラムがフィーチャリングされているとはいえ、あくまで主役は是方さん。
ツインドラムを相手に回しての、年齢を感じさせないプレイ…とグダグダなトーク(笑)はさすがです。
そして石川さんも「前に出るのは苦手。」としれっと言いつつ、「Superstition」では、満員のお客さんの間を強引に縫うように恒例のお練りw
…こんな状況でもやっちゃうんだ、石川さんww

アンコールは、是方さんのLIVEでは定番の「夜空ノムコウ」「アジアの純真」とオリジナルとまったく別物と化したカヴァーを2曲。
「アジア…」では、是方さんの唄あり…これがまたいい味なんだよなぁ。
「最後がこの曲でいいんだろうか?」などと言いつつも、盛り上がりという点では申し分ない選曲だったんじゃないでしょうか?

ともあれ、めったに見られぬ…この先もはたしてまたやるかわからない「ツインドラムの夜」、たっぷりと耳にダメージ与えられつつも、堪能致しました♪
同日、RAGから南に1kmほど下ったところであったACEさんの「単独犯〜the 高飛び」を断念して行った甲斐、ありましたよ。

2009年12月31日
魔暦元年(1999年)12月29,30,31日
@東京ベイNKホール 聖飢魔II THE ULTIMATE BLACKMASS
いわゆる、『解散3DAYS』…

そのFINAL「THE DOOMS DAY」…10年前のきょう、でしたね。
なんかそう思うと、10年経ってるっていうのに、なぜだか落ち着かず、そわそわした気分になってしまいます。

とはいえ、特にこの3年くらいの充実ぶりと言ったら!
10年前の自分には、こんな10年後、予想も想像もしてなかっったですね。

2009年もあとわずか。
来る年が皆様にとって、素晴らしいものでありますように!
日記が…リアル日付に追いついたぜ!w

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