2009年もいろんなLIVEに行かせて頂きましたが、LIVE納めは、なんか近年恒例になっちゃいました、Live Spot RAGにて。
年末恒例の、是方さんの連日公演、今年は昨年同様5DAYS。
その4日目と、5日目・最終日にお邪魔しました。
12月26日
是方博邦 5DAYS:4
「tamKore」@京都・Live Spot RAG
田村直美(Vo,G),是方博邦(G)
5DAYS、その4日目となる是方さん、それまでの3日間が、結構大きい音でのLIVEだったので、この日は「静かだぁ〜。憩いの場だ。」と、ちょっとほっとしたような是方さん。
それでも、tamKoreだと、通常30泊ツアーなんかやっちゃうので、それがフラッシュバックして、壊れ気味とのこと。(笑)
田村さんは、いつもの感じで、「〜〜しようかなぁ。」なんていう是方さんに、S気味に「やれるもんならやってみ。」(笑)という、いつもとおりな感じ…いいなぁ、このおふたりの関係って。
この日は、間をたっぷり置きながら割とじっくり聞かせるような感じ。
今年亡くなったマイケル・ジャクソンを偲んでの「I'll Be There / Jackson5」なんかが、ちょっと目新しかったかなぁ。
12月27日
是方博邦 5DAYS:5
「ROCK UNIT+CRAZY KORE-I-JUN〜ツインドラムの夜〜」
@京都・Live Spot RAG
是方博邦(G),石川俊介(B)
長谷川浩二(Dr),淳士(Dr)
是方さんの5DAYS…いよいよ5日目、最終日。
是方(G),石川(B),長谷川(Dr)…が「KOREKATA ROCK UNIT」
是方(G),石川(B),淳士(Dr)…が「CRAZY KORE-I-JUN」
このふたつを、一緒にやっちゃたらどうなるんだろう…?という石川さんのアイディアがあって、それが実現しちゃったのが今回のLIVE。
是方さんのLIVEでは常連ドラマーのおふたりなれど、同じステージでは当然初顔合わせ。
なにせ、是方さんご自身が、ツインドラムが凄い久しぶり…とのこと。
注目を集めたLIVEなだけに、Live Spot RAGでも、通常ある卓を取っ払っての椅子席のみ仕様…それでも立ち見が出る、という大盛況ぶり。
ステージ上も、前日と打って変わって、おふたりのドラムセットがででん!と占拠し、石川さんが長谷川さんのドラムの後方に位置する…という、なんとも異様な光景。
LIVEは、第一部、前半3曲をCRAZY KORE-I-JUNで、後半3曲ROCK UNITで…という構成。
前日から緊張した…という淳士クンに、普段は自分の叩いている曲でもあるので興味深く見ていた…という長谷川さん。
休憩はさんで第二部は、いよいよツインドラム!
若くて勢いのある盛りである淳士クンのドラミングが煽るように迫れば、それに付き合うことなく(笑)、「しんどい。」なんて言いつつも、さりげなく応じる長谷川さん…という構図。
「ドラムはバンドの要」と是方さんおっしゃる、その意味がわかったような気がします。
ツインドラムがフィーチャリングされているとはいえ、あくまで主役は是方さん。
ツインドラムを相手に回しての、年齢を感じさせないプレイ…とグダグダなトーク(笑)はさすがです。
そして石川さんも「前に出るのは苦手。」としれっと言いつつ、「Superstition」では、満員のお客さんの間を強引に縫うように恒例のお練りw
…こんな状況でもやっちゃうんだ、石川さんww
アンコールは、是方さんのLIVEでは定番の「夜空ノムコウ」「アジアの純真」とオリジナルとまったく別物と化したカヴァーを2曲。
「アジア…」では、是方さんの唄あり…これがまたいい味なんだよなぁ。
「最後がこの曲でいいんだろうか?」などと言いつつも、盛り上がりという点では申し分ない選曲だったんじゃないでしょうか?
ともあれ、めったに見られぬ…この先もはたしてまたやるかわからない「ツインドラムの夜」、たっぷりと耳にダメージ与えられつつも、堪能致しました♪
同日、RAGから南に1kmほど下ったところであったACEさんの「単独犯〜the 高飛び」を断念して行った甲斐、ありましたよ。 |