DC11(’09)8月上旬の日記
最近の日記に戻る
過去日記目次に戻る
DC11.7月の日記に戻る

2009年08月01日「前編」
前日、渋谷にてHR、HM系のライブがあり、その興奮冷めやらぬまま迎えました8月1日。
浴衣装備で、ホテル@関内→藤沢経由・江ノ電で、江ノ島へ。

    
天気予報では、今いち思わしくないような予想だったけど、良純ザマミロ的ないいお天気でございます♪

江ノ島駅に到着してすぐ、まずは江ノ島名物「しらす丼」を喰うことに。
お魚屋さん併設のお店に突入!
釜揚げしらす丼、生しらす、しらすのかきあげがセットになった、「しらすづくし」を食すことに。
    

ちょっとしジェノサイド(大量虐殺)ですが…。
美味しいーーー!!(涙)<泣くな。
生しらす・・・この傷つきやすく、繊細なお魚、いかに新鮮であることが大切なのかを痛感致しました。
昨年、「生しらす丼」が食べられず、次こそは!と思ったものですが、せっかくの新鮮な「生」なんだから、温かいご飯に乗せちゃって変に熱が加わるよりも、別々に食したほうが良いのかも・・なーんて思ったりもして。
ともあれ、これで江ノ島に来た目的の8割り方達成です。(ぇ)

さて、お腹も満ちたところで、腹ごなしにお散歩。
江ノ島弁天橋を渡って、江ノ島までGo!
    

江ノ島に着いたらば・・・ヒグラシの大合唱!!!
実はオレの住まいし地域では、アブラゼミ、クマゼミが中心、季節がくだってもせいぜい(?)ツクツクボウシで、ヒグラシの鳴き声を聞く事ってほとんどないんですよね。
ちょっと、感動・・・。

江ノ島、神社へ向かう参道のお店を冷やかしながら歩くなか、名物・たこせんべいを買い食い。

 
このたこせん、たこ一匹をプレス!して焼き上げる、それはもう残酷(笑)きわまりない食べ物で、一枚300円也。
やたらとギャルギャルした店員さんが、汗流しながら焼いているというギャップが、なんだか印象的でございました。

で、ころあいを見はからってUターン。
来た道・・・江ノ島弁天橋を、本日のライブ会場・虎丸座のある側へと戻って、てくてくと歩いていくと。
喫煙処から、人影が出てきて、声をかけられ・・・。
って、ちょ、くぁwせdrftgyふじこlp

灰色のタンクトップにハーフパンツ、足元雪駄って・・・くつろぎすぎでしょうが!www
お肌も、心なしか日に焼けて色づいちゃってるし・・・。
たしか、手の甲からしか汗かかないんじゃなかったけか??(苦笑)

なんかあれですよね、気分的には「修学旅行で、学生見張ってチェックポイントに立ってる・・・でもそのすぐそばでタバコ吸ってる引率の先生に見つかっちゃった感じ。」(爆)

まぁ、そんなちっちゃな(笑)ハプニングはありましたが、江ノ島を満喫し、本日のライブの舞台となる虎丸座に向かったわけでございます。
(「後編」に続く。)

2009年08月01日「後編」
(「前編」より続き。)

というわけで、壮大な前振り(?)の後、本題でございます。

face to ace summer camp『夏空・潮風(ナツゾラ・シオカゼ)』
@江ノ島・虎丸座 / 初日


      

ちょうど1年前にも、同所でLIVEがあったわけですが、2年続けて2DAYSのLIVEです。
ACEさんは、アロハシャツ姿での登場…思わず起こる「ひゃーーっ!」てな声w
そっか、ほんのり日焼けをされたのは、このための準備だったのですね!(誤)

そして始まったLIVE。
窓の外には江ノ島と海岸、水平線と空と海。
そこにかぶさるface to aceの歌と演奏。
「TWO OF US」では、窓の外、視界の端から端をスーーーっ!とかもめが横切ったり…。
『景色の見える音楽』とface to aceの音楽を表することが多いのですが、まさにそれを体現するかのような場所であり、LIVEですね…。

そして、今年は、季節の逆を行く「街の灯」なんかも演ったりして。
曲が始まったとき、ちょっとしてどよめきが起こったりもしましたが、真夏に聴く真冬の曲もいいもの…これもまた、face to aceワールドでしょう。
(LIVEで、年中ヒグラシ鳴いてるしね・笑)

2回目のアンコール・・・パジャマLIVEでもないのに、珍しくおふたりともビールのジョッキを手に登場。
そしてACEさんは・・・家紋モチーフの法被風カットソー&ねじりはち巻きというスタイルにお色直し。
・・・客席のそこここから「テキ屋?」の声がもれる。(爆)
A「皆で乾杯させてくれ!なぜかというと、8月5日は、本田の誕生日だ!
めでてぇな!(客席から大拍手)」
虎丸座マスターの御厚意で、ケーキならぬ、シラス登場。
ACEさんのリードで♪Happy Birthday〜を歌い、皆で乾杯〜!
海「有り難うございます。もうすぐ、MAGUNUMですよ。・・・44。」
A「はやいねぇ。お互い20代のころから。」
海「ずっと、酒で。(笑) これからも、こういう暮らしをしていこうよ!(笑)」

終演後も、なんだかまった〜りとした時間。
浴衣姿で来たお客さんが多かったので(4割くらいかな?)、お互いに記念撮影したり、オーシャンビューを肴に、一杯やったり…。

ここでのLIVEは、ほんっと、LIVE以上の価値があります・・・!
「夏」にこだわることなく、「冬」や「春」の海を眼下にLIVEなんてのも面白そうですよね。
春の海を横目に「早春」なんか聴けたら、最高だろうなぁ…。

2009年08月02日
明けて8月2日。
朝、それなりに早起き。
荷物を東京駅のコインロッカーに放り込んだらば、池袋へGo!

ウルトラマンフェスティバル 2009
@池袋サンシャインシティ


     

今年のウルフェス、テーマは「夢・ロボット怪獣研究所」…ということで代表的なロボット怪獣・キングジョーが大々的にフューチャリングされておりました。
内容や、ライブステージのレポは、また会期終了後にでも・・ってか、昨年のライブステージ・第2部のレポを、今ごろ上げましたよ。(汗)

池袋でしばし過ごした後、ころあいは見はからい、7月12日に続き、またまた台場へ。。。。
だって、そこに立ってるんだもん!立ってるものは仕方ないじゃん!!(?)

    

    

時折小雨が降り、地面は軽くぬかるむ・・というあいにくのコンディションの中ではありましたが、夏休み期間中の日曜日ということもあり潮風公園は、結構な人出。
それでも、夕暮れどき〜ライトアップされる等身大ガンダムを、しっかり堪能して参りました♪

2009年08月08日
ここのところ精力的にアコースティックソロライブ「単独犯」を展開しているACE兄さん。
地方での「高飛び」…大阪では2回目となります。

ACE アコースティック・ライブ“単独犯 〜 the 高飛び”
『八幡筋大捜査線 Part2』@大阪・東心斎橋THE LIVE HOUSE soma


    

凝ったライブタイトルだねぇ、しかし。(笑)

大阪、東心斎橋のTHE LIVE HOUSE somaは、もうすっかり御馴染み。
ここでも2回目の「単独犯」になります。
前回は、東京を出て、名古屋、大阪と初の「単独犯」地方展開…ということで、緊張の色も見えたACE兄さんでしたが、今回はややリラックスムード。
前回演らなかった曲を中心に、前回より曲数・時間ともたーーっぷりと。

特筆すべきは、アンコールでのこと。
ACEさん、スポーツ新聞を手に登場。
ひとしきり一面の見出しを読み上げた後…大阪はブルースの聖地、記事をブルースのメロディに乗せて歌うと!
前日の阪神×広島戦で、金本、新井がふたりして猛打賞だった…という内容をブルースに乗せて歌うACEさん、笑いつつも手拍子のお客さん。
…んで、曲のオチは、今NEWSにワイドショーに、なにかと話題のアレ。(・・・)
歌い終えて、この日一番(苦笑)の笑いと歓声。
A「ショーパブみたいになっちゃいましたね。(笑) もうやんないからね。(えぇ〜!?)毎回、新井打つとは限らないし。(笑)」

この日は3度もアンコールがあり。
最後は「この曲を演るのは、久しぶり・・・?」という「Lately / Stevie Wonder」でもって締め。
「猛打賞のブルース」で使ったデイリーを客席に放り投げ「Hな記事出てるよ。(爆)」
そして、「あざーーっす!レコーディング頑張ってきますっ!」と体育会系のご挨拶でもって、「単独犯 」@大阪・soma終了。

これからレコーディングに突入、しばらくLIVEも無し…ということで、かなり、「歌」に気合が入っているのを感じましたね。
そして、なってったって、「猛打賞のブルース」(爆)←曲名については、ACE兄さんから許可・確認済み
初期の「単独犯」…まだACEさんの、アコギのレパートリーがそう多くないころ、余興的に「落語 with ギター」なんてのもあったとか。
残念ながら、未見のままに現在に至り…おそらくもう御披露される機会もなかろうと思っていたのですが、同系異種ながら、即興で、こんな余興を見られたのは、望外の喜びでしたね。
そこが一番盛り上がって…っていうのも、いかにも大阪らしかったでした。(笑)

2009年08月09日
これまた、毎夏恒例…ですが。
夏、といえば、戦隊&ライダーの劇場版。

      

「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」
 &「侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦」

まずは、「シンケンジャー 銀幕版」
尺にして、20分ちょい…って普段のTVレギュラー回より短い??
それもそのはず、今回「シンケンジャー 銀幕版」、日本初の「3Dデジタル映画」として製作されたとのこと、時間が短い分、技術の粋を集め、非常に立体映えする映像を…。

って、今回、3D上映で見てないんだよねー。(汗)
3D上映は、映画館や時間が限られていて、オレの 行った劇場は、朝の1回目のみがその対象だった…というわけ。

ストーリー的には「大勢の敵をぶっ飛ばす!以上!」って感じだけど、いかにも立体でみたら面白そう…というのがよぉわかる画面つくりだっただけに、機会を見つけて、もう一度観たいなぁと思っておるところ。

で、肝心(?)の「ディケイド」…っていうか「大ショッカー」

ひと言で言うと、「お祭り」「ギャグ」(ひと言じゃねぇぢゃん。)
まぁ毎回、ライダーの劇場版は「お祭り的」要素は大きいんだけど、今回は特に…なんというか、「大運動会」「体育祭」、あるいは「紅白歌合戦」的なノリですね。(笑)
ま、それはそれで楽しめましたよ。

しかし、前半、主人公・門矢士(つかさ)に、軽くどんでん返しがあった挙句に、ひどい目にあっちゃうわけなんだが…。
主人公がひどい目にあってるのに、まったく感情移入出来ない、同情出来ないのって、なんでだろう?(苦笑)

ともあれ…
大ショッカー、大万歳!!\(^o^)/

DC11(’09)8月下旬の日記
最近の日記に戻る
過去日記目次に戻る

2009年08月16日「前編」
「夏vivace'09集まれ!蚊に刺されやすい人
(そうじゃなくても参加可)!」



8月14日(金) @東京キネマ倶楽部
8月15日(土) @大阪THE LIVE HOUSE soma
8月16日(日) @名古屋 ell.SIZE


今夏のCANTA FC“vivace”のイベントは、世間がお盆な時期に三連荘、東阪名の順番で行われました。
東京は一部、大阪、名古屋は昼・夜の二部構成。
短期集中、3日とも参加して参りました次第。
(大阪は夜の部。名古屋は昼の部。)

ミル大槻カラスさんの前説・諸注意後に、お三方登場。
LUKE隊長、Mackeyは浴衣姿で、湯澤さんは甚平姿での登場!!
思わず起こる「うっひゃーーー!」な黄色い歓声ww
湯澤さんひとり甚平なのは、浴衣だと足が拡げないので、LIVEのときに差し障るからなんですよねぇ〜。

グループ毎の記念撮影後、アコースティックライブ&トーク。
今回のトーク、テーマは『夏の危険』
アンケートでもってあらかじめ『危険なエピソード』と『こんな危険なシチュエーションに遭ったら、メンバーはどうする?』…というのを募りまして。
って…前者はメンバーのエピソードで無くって、『イベント参加者が遭遇した危険なエピソード』なのねんね。
そりゃまぁ、そっからトークは膨らんだけど、なんとなーーく違和感…。
(ま、ラジオみたいなもんだと思えば、そうなんだけど。)
ちなみに、東京で『10dトラックにはねられて骨折した。』っていうイベント参加者からのエピソードが披露されて…それを超えるのって、そうそうないでしょww

さてさて。
8月16日、イベント終了後、京都にUターン、三条方面へ。
この日は、まさに「五山の送り火」
(「大文字焼き」という言い方は、京都ではしないのですよねぇ。理由には諸説ありますが。)

    

三条大橋から見えたのは、「大」文字と、「妙」か「法」…たぶん「法」の一部だけでしたが、それなりに満喫。
というわけで、ひとをかき分け、かき分け、この日最後の目的地…Live Spot RAGに向かったのでした…。
(「後編」に続く。)

2009年08月16日「後編」
西野やすしと小林エミの
ダイナマイトショー@Live Spot RAG


出演
 小林エミ(Vo),西野やすし(Gt,Vo),須川光(Key)
 BBQ和佐田(B)&ファンキー末吉(Dr) from 爆風スランプ
 ゲスト 田中雅之(ex.クリスタルキング)

   

アーティストで、ガチでどつき合いになったら、たぶんベスト4は堅いと思われる関西がほこる武闘派・ギタリスト西野やすしさんと、そんなやっさんよりも恐らく強いブルースシンガー・小林エミ嬢。
リズム隊は、爆風スランプのおふたり。
そして、ゲストボーカリストに「元」クリスタルキングの「声の高いほう。」…もさることながら、「仮面ライダークウガ」、「ウルトラマンガイア」の主題歌を歌った田中雅之さん。
この組み合わせ…そりゃ、気にもなります、行きたくもなりますv

第一部は、小林エミ嬢のパート。
ファンキー末吉さんのプロデュースで現在製作中のCDからの曲を中心に。
相も変わらずのパワフルかつソウルフルな歌声と、関西系おばちゃん面白トークなんだけど…ぜんでも御入院中、一時退院してのLIVEで、翌日にはまた入院とのこと…。
一日も早い快復をお祈りします…。

そして第二部…田中雅之さん登場!!
いきなり「俺、病んでるから。」とぶっちゃけつつの独演会www
裁判の話やら、14年間別居してるのに判子を押してくれない話やら…弾けまくりw
歌は、さすがに「クウガ」や「ガイア」や「YouはShock!」はありませんでしたが、カヴァーを中心に、往時を偲ばせるに余りある歌唱。
当時のようなハイトーンボイスはもう出ないそうですが、その分ハスキーで男っぽさと凄みを増していまして、これはこれで格好いいよ♪

おちゃらけつつも「シビアな話させてな。」と前置きしつつ話、歌ったのは、オリジナル曲「生きる」
詳しくは、田中さんのWEBSITE→『生きる』特設ページをご覧くださいませ…。

田中雅之 Official Web Site
 http://tanaka-masayuki.main.jp/

アンコールは、Rolling Stones の「Honkey Tonk Women」を、小林&田中のツインボーカルで。
なんと言うか…やんちゃなオトナたちの、ちょっと面白いライブでした♪

2009年08月25日
我が家に地デジがやって来た!!

地上波アナログ放送終了まであと2年を切ったというのに、未だにデジタル放送を導入していなかった我が家だったのですが、2週間ほど前、ようやく地上波&BSデジタル放送を観られる環境になりました、

ことの起こりは、3週間ほど前。
4年ほど使っていた、S社(S◎NYではなひ。念のため。)VHS付HDD/DVDレコーダーが、突然DVDのみ読み込まなくなったのです。
どのDVDを入れても、クリーニング用のディスクを入れても『規定外のディスクです』と言って、ぺッ!と吐き出す。
そのくせ、CDはちゃんと読み込む。
ちなみにHDDは、問題無し…。
いろいろ手は尽くしたけど、どうもムリそうだし、やはり、買い換えるしかないか…。

総務省の軍門に下るみたい……とまでは言わぬまでも(言うとるやん)、ダビ10とかCPRMとか、なにかと他国にないような規制が多すぎるデジタル放送。
もう少しイロイロと改善するなりしてから…と様子を観ていたのですが、ここまでと観念、これを機にデジタル放送対応機種に切り替えることに…必然的になっちゃうのよね、アナログ機はもうないに等しいわけだし。

操作性や、今まで録ったDVD(未ファイナライズ)の相性を考えて、今回もS社の機器にすることに。
今まで、WチューナーのVHS付HDD/DVDレコーダーを使っていたので、やはり裏録可能なWチューナー機が良い。
今まで使っていたもののHDD容量が250GBで、かなりキツキツだったので、HDDの容量はせめてその倍は欲しい。

なーんて条件を考えつつ選ぶと、もうほとんど機種は限定されるわけで。

で、購入したのが、Wチューナー・HDD500GBの、HDD/ブルーレイレコーダー。
ブルーレイ機種とはいえ、DVDの再生・記録も出来るし、これで万事OK。

と思ったら、これが大間違い!!

この機種がブルーレイに記録することを前提としていて、DVDはあくまで『おまけ』な扱い…な感じで、使い勝手が悪いこと、悪いこと、
今まで出来ていたHDD→DVDへの高速ダビングは出来ないし、チャプターの記録もしてくれないし。

「って言うか、アタシ、ブルーレイの子だし。
DVD的な古いのは、使い方よくわかんないしー。」


ツンバカだ、、こいつ…。 _| ̄|○

高くつきそうだけど、今まで使っていたのを修理に出して、併用していくことになりそうです。

そして。
デジタル放送・ブルーレイ環境が整ったんだけども、それを映し出すのが、未だにブラウン管というワナ。(苦笑)

2009年08月27日
映画サマーウォーズを観て参りました。

      

3年前、単館上映から口コミで評判を呼び異例のロングラン、文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門にて大賞ほか国内外で数多くの賞を受賞した映画「時をかける少女」
その監督・細田守の最新作…ということもあり、前評判は高く、割とこちらも期待しつつ観に行って参りました。

いやぁ、面白かったっすよ!!

テーマ的には、仮想現実の世界の暴走がもたらす世界的危機を、一高校生と憧れの先輩、その親戚一同が協力して立ち向かう…という物語。
以下、すこーしネタばれつつの雑感。(敬称略)

そりゃツッコミどころは多々あれど、それを一切気にさせない「キャラクター力」「物語力」を持った作品でした。
親戚一同様…ということで、20人以上の登場人物が出てくるわけなんだけで、そのひとりひとりに物語があり、キャラが立っているので、どれが誰やら…ということもほとんど無く。
大勢のシーンでは、しっかりそのひとりひとりが「お芝居」をしているしねー。

そんななかでもやっぱり存在感があるのは、物語の中核を担い、「実質上」ヒロインである栄おばあちゃん。
物語序盤のクライマックスシーン…おばあちゃんが電話をかけまくるのは、アニメ史上に残るであろう名シーンじゃないでしょうかねぇ?

あと、声をあてた皆様方が、また適材適所。
主役・神木隆之介くんや、栄おばあちゃんの富司純子をはじめ、メインキャストは演技派の俳優さんが中心。
親戚一同も、舞台俳優や、声優さんでも、主に洋画などでアテレコされている方が多くて、声優としてのビッグネームは御大・永井一朗くらいなもんかな?

日本には古来から声優さんという『プロフェッショナル』が居てるのに、なんでわざわざ俳優が声をあてにゃならんねん…と、オレ個人としては俳優がアニメの吹き替えをするこことには否定的なほうなのですが、この作品ではOKですわ。たとえば、「ハウル」なんて…いや、何でもないっす。

割りを食っちゃったのは、“憧れの先輩”で「表向き」のヒロイン・夏希。
序盤の言動・行動は、見様によっては”痛い”し、最後に見せ場はあるけど、どっか取って付けた感はあるし。
なんか、実際に身近に居たら、ちょっと…どうなん?ってなるようなタイプ?
いやまぁ、そういう子、決してキライぢゃないんですけど。(ぇ)
この子の声をあてたのが、今まだ17歳の桜庭ななみ。
某携帯電話のCMの「結婚式編」で、携帯電話を欲しがる女の子…って言えばわかるかな?
でもって、キャリアも浅いわけなんだけど、声をあてる仕事もこれが初。
その経験不足な感じは、台詞回しの端々に出て、こりゃ大丈夫かいなぁ…と思わせつつ、ときどき滅茶苦茶上手いんだよ!?
こういうのはきっとプロの声優さんにはむしろ出来ないことで…このキャスティングの面白さを感じましたねぇ。
結果的に、個人的にこのキャスティングは「あり」でした。

思わぬ人物が途中退場しちゃうけど…それもまた非常に後半生きて来るし(この辺り、情報誌や予告編でネタばれないように配慮していたのは良かったと思います。)、その後の怒涛の展開と、最後の畳み掛けるような展開は、まさに「戦争」でしたね。

とかだららんと書き連ねましたが。
少年が自分の好きな女の子の為にひたすら頑張る、と言う話は、基本的に好きです♪
そして、「家族の絆」「ひととひととのつながり」を描いた、秀逸な映画だと思います。
ちょっと甘いけど、★5つ進呈。
DVD出たら・・・せっかくだからブルーレイで、買っちゃおうかな♪

…とその前に、監督の前作「時をかける少女」も見とかなきゃだ。<見てなかったんかい!

2009年08月30日
仮面ライダーディケイド・最終話…


っておい、そこで、それで、
終わるんですかい!!!???


いやぁ、週刊少年ジャンプの、10週打ち切り漫画の最終話かと思ったぜょ。

で、続きは増刊…じゃなくって、12月公開の劇場版に「続く。」ってか!?
いつまでもな、視聴者が付き合うと思うなよ!

ま、観に行くけどな。(をい)

しかし、1年に3本も劇場版の「仮面ライダー」が観られるなんて…すげぇ世の中になったもんだよ、まったく。

最近の日記に戻る
過去日記目次に戻る