指笛楽器。
口笛の情報を探していたときに、 偶然メロディーキスの製作者の方のホームページ (→)を発見。 そこでメロディーキスとともに紹介されていた。 メロディーキスが面白かったこともあり、 即購入決定。
構造は非常に単純だがよく考えられている。 普通、指笛というのは頭で吹き方を知っていても、 なかなか音が出ない(うまく出せないのは私ですが)。 指の開き具合や角度にコツがあるのだ。 しかし、 このドリーム・ホンではそのコツの部分を楽器にしてしまっている。 だから、 パクッとくわえて、 吹くだけで簡単に指笛にそっくりの音が出る (実際には多少のコツはやっぱり必要みたいだが)。
そういえば、 そういう点はメロディーキスも同じといえる。 草笛は草の押え方や息の強さなどにコツが必要だが (だから私はうまく吹けないんです)、 メロディーキスはそのコツの部分をうまく楽器にしてしまっている。
ドリーム・ホン(メロディーキスもそうだが)は、 音程を口の中で変える。 なにしろ、楽器自体に稼働部分がない (メロディーキスは微妙に稼働部分があるが主に口の中で音程を変える)。 このあたりは口笛 (中国の民族楽器じゃなく一般的な方) と同じで、 口の中が狭いと高い音、広いと低い音が出るが、 口の中の一部を楽器によって固定されてしまう分、 人の体のみしか使わない口笛や指笛よりは自由度が低い。 そのためか、 ドリーム・ホンの音程は1.8オクターブ程度だそうである。 ちなみに、私はまだ1オクターブ程度しか出すことができないでいる。
ドリーム・ホンの外見は1枚目の写真のような感じで、材質は竹。 大きさは 9×5×1.5 cm といったところ。 写真2枚目は兄弟分のメロディーキスと。 2枚目は大きさ比較のつもりだったんだけど、 これじゃよく分からなそうなので、 3枚目はオカリナと。 私が持っているオカリナの小さい方2つ (ソプラノCとソプラノG)の中間くらいの大きさでしょうか?
小さい楽器が増えて、部屋の中に散らばっています。 はたしてここまでに紹介した楽器は全部きちんとこの部屋にあるのでしょうか…。