チューニングの道しるべ??

< 中上級編 >


     <   その 1   >

さて、そろそろ過激路線へ入っていきます。
中級で手を入れたキャブレター。

エアクリーナーBOXを加工して吸気効率を上げても、
キャブレターそのもののスペックを超えた量の空気を
吸う事は出来ません。

そこで、更なる吸気量のアップを狙い、
ビックキャブレターを装着します。

私は デイトナ製のボルトオンビックキャブキットをチョイスしました。
しかし、最近は販売が中止されてしまったようです。
新品で入手するのであれば、補修部品を集めるしかないようです。

まだ、排気量がノーマルなので、レスポンスやトルクの向上は
それなりに見られるものの、過激には変化しません。

この先に展開される過激なエンジンチューンにてその本領は
発揮されるのです。

     <   その 2   >

更に吸気ネタが続きます。

キャブレターとシリンダーの間には、弁の役割を果たす
リードバルブが存在します。

せっかくキャブレターを大きくしても、このリードバルブで
詰まってしまっては、なんにもなりません。

そこは、
カメレオンファクトリー製のBIGリードバルブで対応します。

キャブレター程、効果は無いですが、
特に高回転でのパワー、トルクの向上が期待できます。

また、エアクリーナーBOXへの混合気の「吹き返し」も
二次作用として減少させる事が出来ます。

     <   その 3   >

中上級とどめの一撃は駆動系です。

中級で手を入れたセカンダリープーリーです。

トルクカムの溝を改良して急加速時のベルトのスリップを抑える、
カメレオンファクトリー製パフォーマンストルクカム
を装着します。

信号GPなどのゼロ発進、減速からの再加速時等
しっかりとベルトを挟み込み駆動力に変えて行きます。

勿論、駆動系の部品ですので、ウェイトローラーの再セットは
必要です。


< インプレ >
ある程度のボルトオンで装着できるものは終了しました。
この辺まで来ると、ちょっとしたチューンドのピンクナンバーには
負けなくなっている筈です。

コレまでご案内した他に、社外のCDI等が存在しますが
巷の噂や、ネット上での情報で判断しますと、
「効果が無い」との意見が多く、あえて装着はしていません。
(って言うか、効果の無いものに出すお金ないし・・・・)

スポーツマフラーも多数出ていますが、
WJやリアライズ等の本格的なスポーツチャンバーでもない限り
ノーマルと大差無い(下手すると性能ダウン)様で
やはり、装着していません。
(外観ノーマルのコンセプトからも外れますし・・)
スポーツマフラーで良い話を聞くのは
カメ製のボンネビル・・くらいでしょうか・・。

さて、ココから先は遂に上級編。
もはやボルトオンの枠を超え、速さを追求して行きます。