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御利益登山
 「山に登って、願い事をかなえたい。」 神社仏閣がある山を探して、是非その御利益にあやかりたい。山歩きの行き帰りに是非あなたも如何ですか。
 このページでは、山と神社仏閣が、セットで楽しめる山を紹介します

子の権現像
 子ノ権現
 子ノ権現は、西武池袋線池袋駅から約 1時間、正丸駅から伊豆ガ岳(標高851m)に登り、西吾野への下山路があります。
 子の権現は足の神様ですから、最近は登山者やマラソン選手が多く訪れるといわれています。今この御利益が人気を呼んで、初詣客も増えています。

関東・・・埼玉県・・・伊豆ガ岳(851m)・・・足腰守護


           ご利益登山のセット(一例)

地域 山 名 神社等名 御利益 プロフィル
北海道 樽前山
(1041m)
樽前山神社奥宮 山の神 明治のはじめ、樽前山とその周辺原野の開発のために、山野樹木の神を祀ったのがはじまり。大山津見神・久々能智神・鹿屋野比売神の3神が祭神。
北海道 函館山
(334m)
函館八幡宮 開拓 1445(文安2)年、河野政通が函館に城を築いたとき、鎮守として祀ったが、歴史の移り変わりでたびたびの変転があった。
東北 岩木山
(1625m)
岩木山神社奥宮 五穀豊穣 神仏混合の時代には三所大権現ともいった。戦前までは女人禁制。旧暦7月30日と8月1日に行われる「お山参詣」は古くからの行事。
東北 岩手山
(2038m)
岩手山神社奥宮 稲作 かつては岩鷲権現、田村権現、田村大明神などといった。岩手山の異名は岩鷲山。いまは穀物の神などを祀っている。
東北 早池峰山
(1917m)
早池峰神社奥宮 災難除け 平安初期、猟師が獲物を追って山に入り、山頂で金色の権現を感得したことから祀られはじめた。大迫口での「早池峰神楽」は有名。
東北 鳥海山
(2236m)
大物忌神社御本社 農業の神 鳥海山大権現ともいい、山麓の蕨岡・吹浦口の宮がある。吹浦口では「種蒔き爺」の雪形が現れると苗代作りをはじめたという。
関東 庚申山
(1892m)
庚申信仰 農業神 全国の庚申信仰の総本山。日光を開山した勝道上人が開いたという歴史のある山。白い猿が棲んでいたとの伝説から「猿の浄土」とも呼ばれていた。
関東 宝登山
(497m)
宝登山神社 海運安全 日本武尊が東征の帰途、この山に登ったとき、山火事が起きたが、巨犬が現れ、鎮火させた。lこのことから火止(ほと)と名づけたという伝説がある。
関東 日向山
(1660m)
日向薬師 目の神 日本三大薬師のひとつである日向薬師は、特徴ある茅葺き屋根の本堂に薬師三像が祀られた古刹である。
関東 白山
(284m)
飯山観音長谷寺 縁結び 丹沢山系の東端に位置する白山中腹には「縁結びの観音さん」でしられる三十三カ所札所の飯山観音長谷寺がある。石灯籠が並ぶ裏手から女坂か男坂を登ると白山山頂に至る。
関東 高尾山
(599m)
薬王院 金運の神 東京近郊で人気の高尾山には、樹齢700年といわれる杉木立が並び、その奥には、高尾山の信仰の中心となる薬王院がある。高尾山には六つの自然研究路がある。
関東 妙法ケ岳
(1332m)
三峯神社 火盗除け 火盗除けに霊験があるとされ、山犬(狼)の護符とともに古くから庶民の信仰を集めてきた霊山。奥宮が置かれている妙法ケ岳へは、雲取山への道と別れて、雑木林の展望のない道を50分登ると祠のある山頂につく。
関東 大平山
(341m)
大平神社 足腰の神 大平山神社には3つのお堂がある。そのひとつ、本殿わきの足尾神社は、足腰の健康と病気の回復を祈る社だ。標高が低い割には登り下りがけっこうあっておもしろい。
関東 迦葉山
(1322m)
弥勒寺 身代わり災難 沼田市の北にある迦葉山には、天狗の信仰で知られる弥勒寺がある。お堂に安置されている天狗面は、顔の長さ2.8mという巨大なものだ。山頂へは、弥勒寺からブナの原生林のなかを上がる。
中部 富士山
(3776m)
浅間神社 火災除け 一度は登るものと昔から信仰されてきた富士山は、山の神である大山祇神が娘の木花開耶姫(このはなさくやひめ)に譲った山だという。
中部 石割山
(1413m)
石割神社 無病息災 天の岩戸の伝説地で、山頂下の石割神社は手力男命を祀り、垂直に切ったような大岩の隙間を3回通れば幸運がくるという。
中部 戸隠山
(1904m)
戸隠神社奥社 雨乞い ここも天の岩戸伝説地で、無双の怪力で岩戸を開いた天手力雄命(あめのたじからおのみこと)を戸隠山の麓に祀ったことにはじまる。
中部 立山・雄山(3015m) 立山・雄山神社 家内安全 大宝元(701)年に、佐伯有頼が大熊を矢で射たところ、実は阿弥陀如来だったという。驚いた有頼は仏門に入り、雄山にお堂を建てた。
中部 薬師岳
(2926m)
岳の薬師 病気平癒 山頂にある祠には、かつて山麓にあった集落の人たちが、旧暦6月25日の「岳の薬師」のお祭りに集団登山し、鉄板をくり抜いた剣を奉納したという。
近畿 伊吹山
(1377m)
伊夫岐神社 養蚕 山名は、荒ぶる神が「霊気を息吹く山」に由来するという。鎌倉時代に討たれた柏原弥三郎為長の霊が、妖怪・伊吹童子になっているという伝説がある。
近畿 比叡山
(848m)
延暦寺 農耕儀礼 主峰は大比叡岳、山中に多くの建造物があり、延暦寺はその総称。有名な回峰行は無動谷を本拠に1日40キロから80キロを歩き、千日で満行になる。
関西 愛宕山
(924m)
愛宕神社 火の用心 京都市の西にある愛宕山は関東の秋葉山同様、関西随一の火伏せの神を祀っているため、江戸期には関西一円から講を組んで参詣にきていた。現在も東の比叡山と並ぶ名山として、人々に親しまれてしる。
関西 金剛山
(1125m)
葛木神社 金運の神 金剛山は大阪府で最も高い山として、四季を通じて多くの人が訪れ親しんでいる。数々の歴史を秘め、信仰登山の山としても知られる。春の草花の類の多さと、冬は雪中登山ができる山として人気が高い。
関西 広峰山 広峯神社 魔除け 天平5(733)年、吉備真備の創建によるとされる広峯神社は、姫路市街地の背後に、増位山までゆるく稜線を波立たせた広峰山の山頂にある。
中国 那岐山
(1240m)
那岐神社 家内安全 山名は伊佐那岐神、伊佐那美神が宿る山として崇拝されていることに由来する。御神体のある那岐神社は、宇塚の手前にある大背にある。登山口からは離れているが、春には、境内の桜並木もよい。
中国 伯耆大山
(1713m)
大神山神社奥宮 水神 出雲の猟師が金色の狼に導かれて山に入ったら、地蔵菩薩が出現。猟師は一念発起して仏法を学んで、神社を建てたという。
中国 焼火山 焼火神社 海運安全 海上安全の信仰が厚く、江戸時代は回船の発達もあって民衆の間に広がり、天保時代には、江戸で3年間に交通安全のお守りが1万個も売れた記録がある。
四国 石鎚山
(1982m)
石鎚神社奥社 無病息災 山頂の天狗岳や弥山の岩峰は草木1本生えないため、山名も石の神の意味だという。また、イワツチが語源でツチは長老、つまり岩峰の頭目だという説も。
四国 大麻山
(428m)
大麻比古神社奥宮 産土神 神武天皇の時代、天富命が当地で麻やコウゾを植えて麻布や木綿を作り、民衆に福を与えたというので、守護神として大麻比古大神を祀ったという。
九州 背振山
(1055m)
背布利神社 五穀豊穣 神功皇后の新羅出兵の際、祈願のために開山したという。中国から茶の実を植えたとの伝説もある。
九州 英彦山
(1200m)
英彦山神宮 鼻高天狗 英彦山神宮は、かつて英彦山大権現と称され、九州の山岳修験の中心地だった。伊勢神宮にたいして半参宮と呼ばれる彦山参りとそのための講が九州各地に普及していたというほどだ。
九州 市房山
(1721m)
市房神社 縁結び 古来、山麓の市房神社は人吉藩主の信仰もあつく、近郊の人々による御岳参りで賑わった縁結びの神様でもある。参道の両側1キロには巨木の杉並木が続き、幹回り6.7mを超え、樹齢700〜800年と推定される。
資料源  山と渓谷2003年1月号  日本神社100選(臼田甚五郎著) 日本古寺100選(徳永隆平監修)
2006年3月1日から
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