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薬になる山の草木    

  このページ「薬になる山の草木」は、山歩きで出合った草花や樹木を薬として利用する方法についての紹介です。
資料 : 
指田豊著「薬になる野の花、庭の花100種」
品 名
関係ホームページ名
ポイント 生薬名 特徴と見分け方 薬用部位 採取時期 薬効と使い方
アケビ
(アケビ科

イー薬草・ドット・コム
春も秋も使える山菜 木通(もくつう) 落葉性のつる性木本植物。本州から九州にかけて分布する。葉は5小葉からなる複葉。花は雌雄異花で、春に咲き紫色。果実は長さ10cmの長楕円形で熟すと裂開する。果実は白色で甘い。  茎 随時 肝炎、尿道炎
浮腫に10〜15gを水400mlで煎じ1日3回に分けて服用する。
イワタバコ
 (イワタバコ科)
岸壁に咲く可憐な花岸壁に咲く可憐な花 岩千舎(いわじしゃ) 本州以南の湿った岸壁に着生する多年草。葉は少数で大形。生の葉は苦みがある。葉は冬は枯れて、塊状の芽で越冬する。  葉  夏 健胃薬にするが、1株に大きな葉が1枚だけなので、採取すればたちまち絶滅する。是非眺めるだけにして頂きたい。


品 名
関係ホームページ名
ポイント 生薬名 特徴と見分け方 薬用部位 採取時期 薬効と使い方
ウスバサイシン
(ウマノスズクサ科)
おへそに詰めて病気を治す 細辛(さいしん) 本州から九州の山地の林下に生える多年草。葉は根生し、ハート形で先がとがる。春、地際に紫褐色の花をつける。根は細くて多数。北海道、東北地方に生えるオクエゾサイシンは葉の先がとがらない。 葉と根茎。  夏 去疲、発汗、鎮痛を目的に漢方薬に配合。口内炎の時に粉にしたものを酢で練っておへそに詰めるという使い方がある。生薬には葉がついていることがあるが、使う前に必ず除くこと。


品 名
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ポイント 生薬名 特徴と見分け方 薬用部位 採取時期 薬効と使い方
オウレン
(キンポウゲ科)

イー薬草・ドットコム
優れた天然の胃腸薬 黄連(オウレン) 山中の林下に生える多年草。薬は根生して、常緑で硬く、光沢があり、3枚の生葉からなるが、それぞれの生葉が更に2,3回分裂することもある。早春に白花を開く。根茎は多数のひげ根があり、断面は黄色で味は苦い。 根茎、ひげ根は焼いて除く。  秋 健胃、整腸薬、下痢止めに1日量5gを水200〜300mlに煎じて飲む。濃く煎じたものはものもらいなどの眼病に外用する。



品 名
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ポイント 生薬名 特徴と見分け方 薬用部位 採取時期 薬効と使い方
オニノヤガラ
(ラン科)
林の中を歩き回る盗人 天麻(てんま) 北海道から九州の林下に生える多年草。草丈は一般に50〜60cm。地下にジャガイモ状の根茎がある。根茎に住んでいるナラタケの菌糸に栄養分を作ってもらって、自らは光合成をしないので、緑葉を持たず、夏に伸ばす花茎は全体が赤褐色。花も黄褐色。まれに全体が緑色のアオテンマも見つかる。最近、中国で人工栽培に成功した。 根茎 初夏 鎮静薬として漢方薬に配合する。
カタクリ
(ユリ科)

野の花・山の花北海道
優しく控えめな春の妖精 片栗粉(カタクリコ) 北海道から九州の落葉樹林下に生える多年草。地下に長さ5cmぐらいの鱗茎がある。早春に2枚の葉の間から花茎を伸ばし、紅紫色の6弁の花をつける。花は日光を浴びて開く。 鱗茎の澱粉 初夏 片栗粉を熱湯で溶き、砂糖を加えて病気は病み上がりで食欲のないときの栄養補給。風邪の初期にショウガの搾り汁やシナモンの粉を入れて飲む。
コブシ
(モクレン科)
冬枯れの雑木林を飾る花 辛夷(しんい) 北海道から九州に分布する大形の落葉樹で、早春、葉の出る前に白い花をつける。花の下に小さな葉が1枚ある。蕾は筆の穂先のような形で、ビロード状の毛が生えている。日本海側には近緑植物のタムシバが生えている。タムシバの花の下には葉がない。日本ではタムシバの蕾が主に薬として使われている。  蕾 冬〜早春 蓄膿症などの鼻の病気に1日量5gを300ml〜400mlの水で煎じて2〜3回にわけて飲む。


   ポイント 生薬名 特徴と見分け方 薬用部位 採取時期 薬効と使い方
コマクサ
(ケシ科)
馬面の女王様 御駒草(おこまぐさ) 北海道、本州中部以北の高山の砂礫地に生える多年草。葉は細裂し、緑白色。花は淡紅色。栽培技術が進み、最近では鉢植えまで売られている。 全草 胃痛に効く成分が含まれ、かつて山岳信仰の信者が山頂神社からもらって帰る習慣があったが、毒性があることと貴重な高山植物なので、絶対に採取しないこと。


  ポイント 生薬名 特徴と見分け方 薬用部位 採取時期 薬効と使い方
サラシナショウマ
(キンポウゲ科)

イー薬草・ドット・コム
林の中の白いブラシ 升麻(しょうま) 北海道から九州の林下に生える多年草。葉は9枚の小葉からなる。草丈は1〜1.5mになる。花は秋に咲き白い小さな花が花茎に多数つき、ブラシ状。花には柄がある。似た植物にイヌショウマやオオバショウマがあるが花に柄がないことと小葉が大きいことで区別がつく。 根茎 口内炎、歯ぐきの腫れ、喉の腫れには煎じ液でうがいをする。また、火傷に塗布する。
サンショウ
(ミカン科)
料理の引き立て役 山椒(さんしょう) 北海道から九州の低地の林縁、林内に生える落葉低木。雌雄異株。葉は羽状複葉。特異な臭いがあり、日に透かすと黄色い点が見える。枝には刺が対生する。果実は赤く熟し、果皮は辛味が強い。犬山椒も同じような場所に生えているが、香りが悪く、刺が互生なので区別がつく。 果皮 消化不良、食欲不振に粉末を少量食前に飲む。
トリカブト
(キンポウゲ科)
毒矢にも使われた草 鳥頭(うず)附子(ふし) 北半球に広く分布し、日本には分類の仕方によって異なるが約30種が生育している。花の多くは赤紫色、秋に開花。舞楽のときに用いるこぶりものに形が似ている。地下に紡錘形の根がある。猛毒のある植物で、かつては毒矢の毒に用いられた。 漢方で体力のない人を元気にし、関節痛を和らげるためなどに使うが、これだけを使うことはない。最近は加工して無毒化した生薬が使われていることが多い。



ポイント 生薬名 特徴と見分け方 薬用部位 採取時期 薬効と使い方
ナルコユリ
(ユリ科)
鳥除け鳴子のような花をつける草 黄精(おうせい) 本州から九州の林下に生える多年草。草丈50〜100cm。茎は弓状に曲がる。初夏に葉の脇から長い筒状の緑白花を下垂させる。茎の下は円柱状。地下に白い根茎がある。よく似たアマドコロは葉がナルコユリより幅広く、茎の下部に稜があるので触ると角張っている。薬としてナルコユリと同様に使える。 根茎 夏〜秋 滋養、強壮作用があるとされ、薬酒にする。


  ポイント 生薬名 特徴と見分け方 薬用部位 採取時期 薬効と使い方
ハシリドコロ
(ナス科)
山菜中毒の真犯人 ロート根(ろーとこん) 本州から九州の山地の渓谷沿いに生える多年草。草丈40〜60cm。春、紫褐色の鐘形の花をつける。地下に白い根茎がある。有毒植物しとて知れれ、毎年のように山菜と間違える事故が起きている。 根茎 エキスを胃痙攣に内服、痔に座薬として外用。しかし、素人が自分の判断で使うのは危険である。


  ポイント 生薬名 特徴と見分け方 薬用部位 採取時期 薬効と使い方
ホオノキ
(モクレン科)
エメラルド色のステンドグラス 厚朴(こうぼく) 北海道から九州の山地に生える落葉高木。樹高は30mに達する。葉は枝先に輪生状につき、非常に大きい。花は5〜6月に咲き、大形で芳香がある。木材は家具や工芸品、版木に使われる。 樹皮 夏又は冬 胸腹部の不快感を去るのに漢方で用いる。疲れを取るための浴用剤にもする。
マタタビ
(マタタビ科)
ネコが集まる不思議な植物 木天蓼(もくてんりょう) 北海道から九州の山地の林縁の木に絡んで登る落葉のつる性木本植物。初夏、ウメに似た白花をつける。この頃茎の上部の葉の先半分が白くなる。果実は楕円形であるが虫瘤になったものはごつごつした丸い形である。ネコの喜ぶ植物として知られている。 果実 酒に漬けたものを神経痛の痛みを取るために塗る。
リンドウ
(リンドウ科
濃艶な秋の花 竜胆(りゅうたん) 本州から九州の明るい山地に生える多年草。草丈は1mくらいになるが、花の咲く頃は倒れて地をはうようになることが多い。花は秋に咲き、鐘形で上を向き赤紫色、陽が当たると開き、曇るととじる根は細く多数有り、苦い 夏から秋 食欲不振に煎じる場合は1日量3g、粉の場合は0.5gを3回に分けて食前に飲む。
2006年3月1日から
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