山歩きカードNO78−1 |
丹沢山・塔ノ岳(1回目) |
たんざわやま・とうのたけ |
目的地
(地域) |
塔ノ岳 (丹沢の山)
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参加者数 |
6 名 |
男性:2 名 |
女性:4 名 |
テーマ |
名山の縦走 |
グループ名 |
山の会 |
日時・天気 |
8.10.12(土)〜10.13(日) 曇 |
リーダー名 |
N ・ S |
標高
(m) |
1,490.0 |
計画と行動の概要
集合:中央線藤野駅改札口 AM8:10
1日目:藤野駅(バス)→東野→上青根→八丁坂の頭→姫次→原小屋平→蛭ガ岳山荘(泊)
2日目:蛭ガ岳山荘→丹沢山→塔ノ岳→花山山荘→雑事場ノ平→大倉(バス)→渋沢駅(小田急線)
下山時刻 14:00
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実施結果 |
移動時間 |
4.0 |
歩数 |
42,000歩 |
歩行時間 |
13.0 |
距離 |
20.0km |
時間合計 |
17.0 |
費用
(交通費) |
2,260円 |
特記事項
初日に I・T さんが体調を崩した為、二人分のザックを約2時間背負い、山荘へ無事
到着。
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表題 |
山小屋泊まりの早朝尾根歩きは最高 |
山行日記 |
丹沢に登り、磐梯山で出会った自称67歳の青年?の言葉を思い出した。彼は元神奈川に住み(福島在住)55歳で定年を迎えた日から山歩きに熱中し、ひたすら丹沢を自分のホームグランドとして、登り続けたという。
丹沢は、それ程登り甲斐のある山であることを、蛭ガ岳から塔の岳までの絶景が続く尾根歩きをして、つくづく納得した。
本会にとって丹沢は、八座目の日本百名山である。この山は流石にその名にふさわしく、コースも良く整備されており、歩きやすかった。ただし、初日の登る途中、姫次から4百〜5百メートルのヤブこぎと、2日目の塔ノ岳から大倉まで延々と続く階段コースには閉口した。この階段尾根は、別名「バカ尾根」とも云われているそうで、逆に登ると大変だな、と思う。
紅葉も6〜7割程度の色づきで、すでに一部は見ごろとなっており、尾根歩きをしながら、全周囲の紅葉を十分に楽しめた。なお、紅葉を目当ての登山なら、最高の見ごろは、1〜2週間後かと思われた。
登り始め頃は曇っており、高度が上がるにつれて雲が濃くなり、雲の中を歩く形となり、湿度も高いせいか、途中Tさんが体調をくずし、心配したが、メンバーの励ましと協力により、蛭ガ岳山荘へは一番乗りで無事到着(15時15分)した。
この山荘は山頂小屋の為、水の補給ができないばかりでなく、食事時のお茶以外は水が使えない為、水の有難みを嫌が上にも知らされる貴重な体験をした。
しかし、天気のせいか泊まり客は少なく、個室に入れて貰い、一人1ベッド又は1組の布団を与えられるという恵まれた宿泊となり、しかも1泊2食付で5千円は、以外な安さで有り難かった。
丹沢もいろいろな登山コースがあるようだが、本日のコースは歩きやすく視界も楽しむことができて、理想的な選定であったと思う。この計画は計画担当者の創意と熱意、そして実行メンバーの精進を含めて、「花丸、二重丸だ」と一致した評価であった。
次回は、本尾根コースからの宿泊山行も又いいのではないか?
★嗜好の変化?
下山後の反省会は何よりの楽しみとなっている、以前はだいたいそばが多かったよう
な気がするが、最近はラーメン派が増えたようだ。何故だろう?
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”塔ノ岳” みんなで登ればきつくない |
頂上の尊仏山荘 |
塔ノ岳頂上 |
山歩きカードNO78−2 |
塔ノ岳(2回目) |
とうのたけ |
目的地
(地域) |
塔ノ岳 (丹沢の山)
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参加者数 |
5 名 |
男性:3 名 |
女性:2 名 |
テーマ |
初夏の尾根歩きを楽しむ |
グループ名 |
山の会 |
日時・天気 |
13.06.17(日) 曇 |
リーダー名 |
N ・ S |
標高
(m) |
1,490.0 |
計画と行動の概要
集合:小田急線秦野駅改札口 AM08:10
行動:秦野駅(タクシー)→富士見荘(登山口)→二ノ塔→三ノ塔→鳥尾山→行者岳→新大日茶屋→塔ノ岳→花立山荘→大倉(タクシー)→渋沢駅
下山時刻 16:00
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実施結果 |
移動時間 |
5.0 |
歩数 |
28,000歩 |
歩行時間 |
6.0 |
距離 |
13.0km |
時間合計 |
11.0 |
費用
(交通費) |
3,240円 |
特記事項
今回は前回と違い、縦走ではなく日帰りにて塔ノ岳のみ単独山行。
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表題 |
"塔ノ岳 みんなで登れば 楽な山" |
山行日記 |
梅雨の合間にひとときの晴れ間が期待された塔ノ岳山行。
何とか雨は降らないものの、山は一面に霧がかかり視界不良、せっかくの尾根歩きもこれじゃ楽しさが薄れてもったいない。しかし、そこに意外な発見があった。七合目か八合目あたりだったと思う、山を歩く途中に”トウキョウトッキョキョカキョク”(東京特許許可局)と何度も繰り返すホトトギスの鳴き声が聞こえた。そこでおなじみの早口言葉をめいめい口ずさみながら、ウーンやっぱり難しい、思うように口がすべらなくて発音もギクシャク、スムースに発音するにはかなりの訓練が必要のようだ。
そしてふとある歌詞を思い出した「卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて・・・・・・・夏は来ぬ」 そう、夏が来たのだ。声はすれども姿が見えず、もしこれがテレビならアップでその姿を写し、鳴いているホトトギスを紹介してくれるだろう。そんないたれりつくせりの生活に我々は日頃から慣れきっている。しかしここの場合は、耳を澄ませて姿なき声を聴きながら、その姿を想像するしかない。古い考えかもしれないが、ラジオの時代に声だけで想像力を働かせた、テレビの無かった昔の懐かしい思い出がよみがえる。
この会で塔ノ岳に登ったのは、これで2回目、前回は平成8年10月13日だった。その時は主峰「蛭ケ岳」の山荘に1泊してから2日目の縦走で、塔ノ岳は最後のピークだった。今日は日帰りの定番、秦野駅からヤビツ峠、富士見小屋のコース、最初は秦野駅からヤビツ峠までバスの予定だったが、バスを待つ大勢のハイカーを見て、思わず「5名のメンバーならタクシーがいい」の答が出た。お陰でバス停のヤビツ峠より先の富士見小屋登山口までタクシー横付けだったため、約20分の短縮ができた。
登る途中、行列をなす大勢のハイカーと、にぎやかな山歩きをしながら、ふと思った、もしここを一人で登ったら大変だろうな?コースはかなり厳しく鎖場も多い、しかし「塔ノ岳
みんなで登れば楽な山」。行列をみながら、ふと交通事故の標語「赤信号 みんなで渡れば怖くない」を連想し、そんな言葉が脳裏をよぎった。
塔ノ岳は都会に近い山とあって、他の山と比べて気分的に若者と外国人のハイカーが多いように思う。特に広い頂上には大勢の若者が満ちあふれていた。
頂上の懐かしい「尊仏山荘」健在だけど、建物はかなり古くなっていた。この前は鹿が歓迎してくれたが、今回は何故か鹿がいなくて猿がいた。
蒸し暑い低山歩きも霧がかかって、ときおり下から吹き上げるひんやりとした風が肌に心地良かった。
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