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山歩きカードNO59 陣馬山 じんばさん
目的地
(地域)
 陣馬山 (中央沿線の山)
参加者数 5 名 男性:2 名 女性:3 名
テーマ  冬の低山を歩く グループ名  山の会
日時・天気  09.01.25(土)  快晴 リーダー名  N ・ S  標高
(m)
857.0
計画と行動の概要

集合:JR中央線藤野駅改札口 AM8:40

行動:藤野駅(バス)→上沢井→陣馬山→明王峠→大平→相模湖駅    

          下山時刻 15:00

実施結果
移動時間 4.0 歩数 24,800
歩行時間 5.0 距離   11.0km
時間合計 9.0 費用
(交通費)
1,630
特記事項
新雪の雪山体験。(積雪は約20cm)

表題  雪の陣馬山歩きもまた楽し
山行日記
 陣馬山は戦国時代に武田信玄が、八王子城を攻める時に陣取った場所であることから付けられた名前で、元々の名前は”陣場山”であったという。たまたまこの付近を多くの馬が往来していた為、その名にあやかり、いつのまにか”陣馬山”に変わり、それから、馬が陣馬山の象徴とされ、頂上では白い馬の肖像が広々と陣取っている。

 この山に登山者を迎える山小屋ができたのは、昭和6年というから、極めて古くから登山者を集めていた事が伺える。
 さて、冬型のカラカラ天気が続いた南関東平野にも、昨夜は約1カ月振りに待望の雨が降り、心配された本日の山行は、朝の内は曇っていたものの、だんだんと雲が切れ、頂上に着く頃は絶好のコンデイションとなっていた。

 当初の計画では、藤野駅から登山口まで車道を歩くつもりであったが、一部の有力なメンバーからの意見を採用し、上沢井までバス利用に変更した。
 上沢井から登り始めると、昨夜の雨がこの山沿いでは雪となっていた為、山一帯雪化粧をしていた。その新雪は、雑木林に着いた雪が樹氷の様に美しく、太陽にキラキラと輝く光景は、またとない絶景となり、その絶景を右に左に堪能しながら、ザックザックと新雪の快い足音を耳にしての山行は、久々の雪山体験でラッキーな山行だった。

 頂上が近づくにつれ、雪も深くなり積雪量は10Cmから15Cm位だったろうか? 頂上到着後、山頂小屋での暖かい甘酒(¥200)は登山の疲れも一挙に吹き飛ぶような気分で大変有り難かった。
 頂上では、白馬の肖像が印象的で、西側に富士山が澄んだ空気にどっかりと腰をすえているように、はっきり見え、冬ならではの絶景なり。北側に滝子山、生藤山、三頭山、大菩薩峠等の山並みを一望にして、低山ながらも抜群の視界と眺望に満足であった。

 下りは日差しも強くなった為、雪も柔らかくなり転んだら大変、滑らないよう慎重にかつリズミカルに歩き、速度はコースタイムよりやや早めの下山となった。途中、相模湖一帯を見下ろす展望所があり、ここだけでもストレス解消できる場所だと思う。

★ 土葬のお墓
 上沢井から登り始めて約150m歩いて、左眼下に新しい土葬らしきお墓を発見、A 「今頃珍しいね、土葬のお墓だよ」B「土葬は禁止せれてんじゃないの?」C「こん な山だからそんな規制は関係ないんじゃないの?」いろんな会話を聞きながら、周囲 を良く見ると山の斜面には、思い思いのお墓が点在しており、その土葬のお墓は民家と目と鼻の先(約10m)、田舎らしいのどかな風景に心がなごむ思いであった。