山歩きカードNO183 |
塩原富士山 (別名:新湯富士) |
一連NO 57 |
目的地
(地域) |
塩原富士山(日光周辺の山)
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参加者数 |
9 名 |
男性 |
3 名 |
女性 |
6 名 |
テーマ |
晩秋の塩原自然研究路をハイキングする。 |
グループ名 |
山の会 |
日時・天気 |
H14.11.23(土) 〜11.24(日) ・晴 |
リーダー名 |
N・S |
標高
(m) |
1,184 |
計画の概要
集合:JR西那須野駅改札口 Am09:25
行動:西那須野駅(タクシー)→塩原福釜→須巻富士→大沼→富士山→奥塩原高原ホテル(泊)→塩原→西那須野駅→宇都宮
下山時刻 15:35
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実施結果 |
移動時間 |
6.0 |
歩数 |
18,000歩 |
歩行時間 |
5.0 |
距離 |
10.0km |
時間合計 |
11.0 |
費用
(交通費) |
9,240円 |
特記事項
早めの忘年山行 |
表題 : 山は人生道場
「鳶(とび)が天まで上がるには、追い風よりも向かい風・・・・・」これはある演歌歌詞の一節である。
世の中も同じ、楽して向上は望めず、苦労して逆境に耐えてこそ上に立ち、功なり名を遂げ、幸せを掴むことができる。
この新湯富士山(現地での呼び名)を縦走しながら、ふと、そんなことを考えていた。山歩きはこれらの教訓に共通しており、いろいろな事を悟り、学ぶことができる。山歩きは一つ一つの場面を通じて話題と問題点を提起してくれる“人生の道場”といっても過言ではない。考えれば考えるほど奥が深い。
山は頂上が高ければ高いほど危険とエネルギーは倍加するが、成功したときの喜びと満足感も比例する。
帰宅後、テレビを見ていたら、有名なノンフィクション作家の佐野氏が「ようこそ先輩」で「ノンフィクションを書こうと思うなら、何に疑問を持つか考えることが第一歩である。」と語りかけていた。
新湯富士は塩原自然研究路と称し、人気を集めている。自然研究と一口にいっても範囲が広くてわからないが、どうやら大沼を中心にその生物や植物の研究であろうと想像する。
頂上は樹林帯に囲まれて視界は望めないが、歩く途中の景観は周囲の山や温泉街などをチラチラ見ることができる。この自然研究路と温泉の組み合わせは、今後も魅力ある低山ハイクのコースである。
快晴下での低山ハイクと湯元の奥塩原温泉泊は、平成14年度の忘年山行として締めくくるには粋な山行であったと思う。
帰路は宇都宮で途中下車し、本場の餃子を楽しむことができた。以下餃子に関するレポートを紹介する。
宇都宮の餃子消費は5年連続日本一である。とはいえ、宇都宮を訪れた人からは「小規模の餃子店がばらばらに点在しており、どこに行けばよいのかわからない」との声が多く、市民からも「中心市街地に餃子街を作ろう」という声が大きくなり、商工会議所直営の「来(き)らっせ」をオープンしたが、これもなかなか探し出せない。私たちも実際に歩きながら、このような状況に出合って全く同感である。やっと探し当てたのが「宇都宮餃子館」、さすがは餃子の本場、餃子の味は格別だった。
宇都宮が何故餃子の街か?この機会に調べてみた。
その一つは、宇都宮の気候にあるといわれている。内陸性で夏暑く、冬寒い気候に対応するために、スタミナがつく餃子を好んで食べるという訳である。
もう一つは戦争中、中国の北東部に進出した日本軍師団の駐屯地が宇都宮にあり、その師団が中国で食べていた餃子を帰国後に広めたため専門店などが多く開かれたとか。
餃子マップによれば、74店紹介されている。その内の大手は、みんみん、宇都宮餃子館、イキイキ、来らっせetc・・。我々も一応有名店の餃子を賞味できて、話のタネを作ることができた。
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塩原温泉川崎大師厄除不動尊 |
塩原富士山 |
奥塩原温泉 |
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