カードNO152 |
大平山・晃石山 |
おおひらさん・てるいしさん |
一連NO 62 |
目的地
(地域) |
大平山・晃石山 (栃木の山)
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参加者数 |
6 名 |
男性 |
2 名 |
女性 |
4 名 |
テーマ |
四季折々の花と展望の山。 |
グループ名 |
山友会 |
日時・天気 |
13.04.07(土) 晴 |
リーダー名 |
T・A |
標高
(m) |
419 |
計画の概要
集合 :大平下駅改札口 AM10:00
行動 :大平下駅→登山口→栃木少年自然の家→大平山神社
→晃石山桜峠→馬不入山→車道→岩舟駅
下山時刻 15時50分
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実施結果 |
移動時間 |
6.0 |
歩数 |
27,000歩 |
歩行時間 |
6.0 |
距離 |
13.0km |
時間合計 |
12.0 |
費用
(交通費) |
3,350円 |
特記事項
交通費はかかるが、土日のホリデーパスを利用すれば安上がりとなる。 |
表題 : 桜ずくしのハイキング
人々は、緑と花に囲まれた自然を歩くことにより、安らぎのある自由な時間を持つことができる。
身近にあり、豊かな自然を持つ大平山、晃石山は、目の保養とウォーキングを楽しむ心身のリフレッシュにはもってこいの場所であった。
最高のピーク晃石山が419m、低山ではあるがアップダウンが多く、身体を十分に鍛えてくれる場所である。しかも、ルートはほとんどが尾根歩きだから、まだ新緑には至らないこの時期は眺めがよい。神社やお寺も豊富でお詣りにも事欠かない。
大平山神社の境内では、土曜日とあってかハイカーやバス貸切の観光客も多く、その人出を目当てに地元の、しもつけ農協が珍しい野菜、果物、漬け物などの農産物を格安で販売していた。私達も早速野菜やたくあん漬けなどを思い思いに買い込んで、野の幸を帰りの土産にする事とした。
この大平山神社は天長4年、慈覚大師により創建されたといわれている。武将、武門、また諸人の崇敬が篤く、特に徳川3代将軍家光以来、代々崇拝された由緒ある神社である。
本日の日程は、日時を桜の開花に合わせただけあって、ソメイヨシノがちょうど見頃で花見の気分も十分に盛り上がった。特に大平山神社下の展望台からの花景色は見事であった。
ルートのピーク、晃石山よりも20〜30m下にある晃石神社は、山岳信仰によって建てられたものである。当時鏡石(神石)があって、日夜こうこうと光り輝いたことにより、綾部比之神と称される山田の里人に崇めうやまわれるところとなった。
それから約30分下った所の桜峠は、晃石山と馬不入山の中間にある峠であり、表東山道と裏東山道との連絡路で、山桜があるところからこの名前がついている。民話では、皆川城が上杉勢に攻められ、落城した際、一人の武士が荷物を桜峠の繁みに埋めたという。その後、里人の間では”桜峠に金の鹿の置物が埋められた”と言われていた。また山に雪が積もった時、一番早く融けた所に埋められているとも言われている。昔は岩舟や葛生方面への大切な道であったという。
このように、ここ大平山一帯は歴史と自然が調和した由緒あるハイキングルートであるばかりでなく、熱心な地元の村おこしにより、桜〜花水木〜つつじ〜ぼたん〜あじさい〜ぶどう〜日本すいせん〜紅葉など一年中、四季折々の花と自然を楽しめる絶好のハイキングコースである。だからここも老後に十分楽しめる、有力なおすすめコースの一つであろう。
土日の利用で、交通費はホリデイパスにすれば、小山まで行けるので、かなり安上がりになると思う。
危険なルートでもないから、会話も楽しめて良いことずくめである。
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