山岳信仰 ハイキング情報
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山歩きカードNO110 大 山 おおやま
目的地
(地域)
 大 山 (東丹沢) 参加者数 5 名 男性:3名 女性:2名
テーマ 大山から相模野の展望を楽しむ。 グループ名  山の会
日時・天気  H11.3.28(日)  曇 リーダー名 H・ A  標高
(m)
1,252
計画と行動の概要

集合:小田急線伊勢原駅改札口 AM09:10
行動:伊勢原駅(バス09:25)→大山ケーブル→ 追分→大山寺→阿夫利神    社下社→16丁目→大山→ヤビツ峠(バス)→秦野駅
下山時刻  15:00 

問い合わせ先 神奈川県立宮ヶ瀬ビジターセンター       TEL 046-288-1373 
実施結果
移動時間 5.0 歩数 18,000
歩行時間 4.0 距離   9.0km
時間合計 9.0 費用
(交通費)
2440
特記事項
表 題 山岳信仰の歴史を味わう大山登山
山行日記   山全体が神社仏閣に占められている東丹沢の大山は、別名を雨降山といい、古くから雨乞い信仰で崇敬を集めた山と云われている。
 大山の中心となっている阿夫利神社は下社、本社とも建物は新しいが、優雅で山岳信仰の歴史とその重みがひしひしと伝わって来るような気がする。
 女坂の途中には大山不動尊(大山寺)、登山道には仏像などが居並び、登山口から頂上までが神社仏閣づくめで、一つ一つ確かめながら参拝すると、頂上まではいつ到着するか判らない程である。

 一方、大山駅ケーブル駅バス停付近から追分にかけて続く門前町の名物は豆腐料理、この豆腐料理は大山詣での信者に出した精進料理に端を発したと云われ、どの店も自慢の豆腐料理を売り物にしている。
 このような大山登山は登山というより、むしろ観光主体のハイキングという感じであるが、ルートは階段主体でしかも急登ときているので、一歩間違うとあの世行き、全く油断はできない。
 幸か不幸か、天気予報に反し終始曇り、視界不良につき、しっかり足元を見ながら歩くことができた。                               
 頂上では震えながらの昼食を取り、温度計を見たら0℃、あちらこちらに氷柱が下がり、雑木の樹氷が美しかった.。下りは目的地のヤビツ峠までバスの運行がされていない事を予想して、予定を変更してUターンすることにした。ところが途中で階段を降りるのがイヤになり、下社からケーブルカーを利用し、40分かかるところをたったの6分で追分へ到着。早めの下山のお陰で、伊勢原駅近くで恒例の打ち上げ、話題の主体は何と云ってもT・Kさんのキリマンジャロ山行土産話と、見事な記念写真を見ながらの嬉しい帰朝報告。”シンガーソングライターのL”さんと5895mの頂上を制覇した喜びを、みんなで讃え、貴重な体験談が有意義だった。

 今日の大山は、登山口からの標高差900m、今日は楽な登山かと思ったが、低山とはいえ、どの山もきつい、平でない限り、山は登らなければならない。当たり前のこととはいえ、いつもそう思うこの頃である。

阿夫利神社

枯れた巨木を支えている若木