目的地
(地域) |
仏果山 (丹沢の山) |
参加者数 |
8 名 |
男性:4名 |
女性:4名 |
テーマ |
起伏の多い尾根道をハイキング。 |
グループ名 |
山の会 |
日時・天気 |
H13.5.20(日) 晴 |
リーダー名 |
E ・ K |
標高
(m) |
747 |
計画と行動の概要
集合:小田急線本厚木駅改札口 AM08:30
行動:本厚木駅(タクシー)→半原バス停→撚糸組合前→登山口→仏果山→半原越→経ケ岳→平山坂上(バス)→本厚木駅 タクシー料金\4900
下山時刻 15:50
問い合わせ先 神奈川県立宮ヶ瀬ビジターセンター TEL 046-288-1373 |
実施結果 |
移動時間 |
5.0 |
歩数 |
27,800歩 |
歩行時間 |
5.0 |
距離 |
13.0km |
時間合計 |
10.0 |
費用
(交通費) |
3410円 |
特記事項 |
表 題 |
仏果禅師修行の仏果山を縦走 |
山行日記 |
現地の案内板によれば、仏果山は室町時代のはじめ清川村煤ケ谷にある正住寺(臨済宗鎌倉建長寺派)を開山した天鑑存円上人(仏果禅師)が座禅修行をした山といわれている。
天鑑存円上人が座禅をしたという座禅石は、いつの頃か煤ケ谷側の仏果沢に落下してしまった。こうした由来からこの山の名を「仏果山」と呼ぶようになったという。(現在この座禅石は下の採石場わきにある。)
また、この山は昔、煤ケ谷の人々は南麓と呼び、半原越え(半原峠)から仏果山周辺までを南山と呼んだ。津久井町長竹・韮尾根などでは半原富士と呼んでいた。
こんなゆかりのある隠れた名山へ登る今日は、湿度が高く、蒸し暑い一日になりそうだ。
本厚木駅からは当初バスで行く予定だったけど、バス待つ行列を見て誰かが「タクシーにしようよ。」「それがいい。」で、すぐタクシーに切り替え出発。トイレなどの準備を考慮して、登り口よりも少し先の半原バス停まで行ってもらった。
トイレなどの準備完了後、約5分Uターンして予定の撚糸組合前から沢沿いに登り始めると、頂上までは一本調子で登りっぱなし、やっと頂上を踏むと、そこはうっそうとした森林で眺望は全くない。そこを考慮してか、ちゃんと展望用の鉄塔が設置されていた。そこに上ると、期待の360度の眺望があり、青空をバックに各人毎の写真撮影をした。
仏果山から経ケ岳へのコースは尾根が多く、所々のやせ尾根には要注意である。しかし、途中には期待していなかったけど、山ツツジが見頃で、疲れた心を癒してくれて有り難かった。経ケ岳の頂上間近に珍しい岩があった。案内板で「経石」と表示されていた。
「経石」は昔、弘法大師がこの岩に経文を納めたことから経石と、また経石のある山だから経ケ岳と呼ばれるようになったと伝えられている。永禄十二年(1569年)北条武田合戦(三増合戦)の際、武田に敗れた北条氏の落武者が、やっとのことでこの山にたどりつき、法輪堂まで追いかけてきたのかと思い、経石付近で力尽き相果てたそうである。ところが落武者の見た槍というのは、収穫を終えたトウモロコシだったといい、それ以来この地方では、トウモロコシを耕作しなかったと伝えられている。
そんなこんなの山歩きも、本厚木駅近くの寿司屋さんにて待望の生ビールで乾杯し、幸せ一杯の山行を無事終了。 |
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