11/13/2010/SAT
病欠で在宅勤務
今週は、月曜日に会社を休んだ。一日ベッドで寝ていた、とはいえ、目が覚めたらパソコンで仕事をし、また目を閉じ、しばらくしてまたメールを見るということを繰り返していたので、ほとんど在宅勤務だった。
毎年、この時期、10月中旬から11月の中旬のあいだに一度風邪をひく。一日布団のなかにいてふだんは思いつかないことを思いつこともある。『庭』という題名で自分のウェブサイトを作ろうと思い立ったのも11月に会社を休み寝込んでいた布団のなかだった。あの頃は、本を読む時間も、文章を書く気力もあふれるほどあった。
この時期、街の広場で「青空市」が開かれる。姉妹都市の名産品やNPO活動を紹介する露店が立つ。
先週末、微熱を感じて鼻水もでてきた。そろそろそんな季節かと思い、近所の友人にメールで尋ねてみると、果たして日曜日が青空市の開催日だった。
これほど季節の行事にあわせて毎年体調が悪くなるというのも不思議な偶然。例年、ふらふらしながら出かけて、玉こんにゃくを食べたり、姉妹都市の地酒を呑んだりしていたのに、今年はずっと横になっていて、月曜の朝、いつも通りに目は覚めたものの、何となく出かける気がせず、休むことにした。
ウィークデーの調子は悪くない。5時起床、8時出社、20時帰宅、22時就寝という基本パターンが定着している。でも、職場では注意力が散漫で誤字や数字の間違いばかりしている。それは病気のせいというよりも本人の治さなければならない資質のせいだろう。
時間の余裕ができたたぶん、ブクログの整理や縦書きから横書きへの変換など、機械的な作業は進んでいる。『烏兎の庭』、第一部と第二部の書評、絵本評、音楽や映像の感想をまとめた雑評はすべて横書化がすんだ。批評文や随想は自分が気に入った文章だけを横書きにしている。こちらはまだ進行中。
横書きでは、ほかの文章へのリンクを貼ることができる。横書化はとりあえず完了した。これからは読み返して、行末の整理とリンク追加をする。
いまのところ、自分の文章を読み返すことは楽しい。
11/28/2010/SUN
開園記念日
今日で『烏兎の庭』を開いて8年になった。なぜ、この今日を開園の日にしたのか、ずっと書かないでいたつもりが、勢い余って先日書いてしまった。いまになって思い返し、その部分は不可視にした。そのことについて、いまはもうそれ以上書くことはない。
毎年、この日は開園の記念になる文章を書いてきた。つい最近、引き込まれるような読書が久しぶりにできたので感想文を書くつもりでいたのに、結局、間に合わなかった。
昨年の末から今年の夏までの時間について、もっと深く考え、もう少し具体的な経緯も文章にしてみるつもりで書き出してみた。でも、こちらもまとめることはできなかった。
調子がよい時間が長くなっているものの、ふだんは倦怠感と疲労感に包まれている。そして、ときどき波のように襲ってくる不安と切迫感もまだ消えていない。
こんな文章を書き残すことは本意ではないけれど、仕方ない。
一つだけ、小さな仕事を終えた。プロバイダのブログで始めた第四部の文章を自分のサイトに移し第四部の表紙をつくった。まだエピグラフもないし、箱庭と呼んでいるブログ以外の文章もない。
「硝子の林檎の木の下で」という副題にあわせて、水色を基調にしたページを作った。この副題についても、書いておきたいことがあるけれど、まだ書き出すことができない。
uto_midoriXyahoo.co.jp