08月10日雨のち晴れのち雨。 隣の然別湖見物に向かう。観光遊覧船に乗ろうと言うことだったが1000円40分ではだれも乗船する発言無し。船着き場の足元には餌ねらいのニジマスらしきがたむろ。湖が一望できる天望山に登ろうとの提案も却下される。天望山の東隣に北海道三大秘○の一つの「東雲湖」があるのらしい。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:然別湖の案内 写真中:魚 写真右:湖3分の1景&天望山 ここから予定通り道の駅巡りとする。然別湖から南下、白樺峠を越え、扇が原展望台から十勝平野を見下ろす。ナナカマドが赤く熟れているので一つ口に入れる。渋いが甘い。オープンカーでやってきたスリランカ人となぜか写真を取り合う。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:やまはぎ? 写真中:扇が原展望台からの十勝平野 写真右:熟れたナナカマドの実 まっしぐらに道の駅に向かう。下る途中、キタキツネが道のど真ん中に。餌を要求したり、寝そべったり・・・でもなにもあげない。この前後の日付でWEB検索すると同じキツネがヒットするので常駐しているよう(写真中左:KTさん提供)。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 カーナビ上で最初の道の駅:「うりまく」がセットできなかったため、ライディングパークにセット。道案内の看板たよりに進むとパークの入口にあった。ここは乗馬できる所だが、皆その気無し。 ちょっと小振りの道の駅。めぼしい物は、おしょろこまそば。ただ、2つ目の道の駅案内にチーズ・ワインなどの文字が並ぶので、昼食はそこで。アイスクリームと12−3個で100円のラディッシュをゲット。 ライディングパークを後に北17号線を東進する。遠くの山々は山頂にガスが舞っており、とりあえず一安心?。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:ちょっと小振りの道の駅「うりまく」(KTさん提供) 写真中:乗馬の案内 写真右:ガスが舞う遠くの山々 途中から西21号線を北上して国道274号線を走るがここもまっすぐ。 ジャガイモやトウモロコシの畑が延々続く。サツマイモらしい葉っぱがみえたので蘊蓄を傾けると、Oさんから「ここらは小豆・大豆が名産では?」とのご意見があり、よくよく眺めるとやはり豆類の葉っぱであった。 道は相変わらず真っ直ぐ。いつしか制限速度をかるく超えてしまう。 カーナビは最新とのふれこみだったが、道案内はこの道を音更川に突き当たり、西岸を北上して士幌新橋を渡り、今度は東岸の241号線を南下するルート。 しかし手持ちの観光パンフレットには274号線が川を突っ切って対岸の241号線に繋がっている。 そこで、パンフレットに則って直進。はたして道は続き、カーナビ上は空を飛ぶ。 241号に入ってカーナビは正常に。最も最後は道の駅:「ピア21士幌」入り口を間違え、裏側から入る始末。 ただ、件のチーズとワインはレストランの中。こともあろうに満員の札掲示。 傍らの店を覗くが、たべたいものが無く、みなさんの買ったとうもろこし、さくらんぼ、ジャガバターを分けてもらって食す。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:直進できる道(271号線)と左折を示すカーナビ 写真中:「ピア21士幌」レストラン案内 写真右:昼食の図(ベースの写真はKTさん提供) ここからひたすら241号線を北上。上士幌で273号線に移り、士幌線跡の遺構であるコンクリートアーチ橋見物に付き合ってもらう。 まずは国道脇の第3音更川橋梁。そばには駐車場もあり、徒歩1-2分ほど。線路跡に行ける踏み跡も着いていたりする。 第4音更川橋梁は橋の真ん中が崩れてなくなっているが、両岸の土台まではっきり。 糠平ダムの下流を走る糠平大橋からは眼下に中の沢陸橋らしきがみえた。 糠平温泉街を抜けてさらに北上。3の沢橋梁の駐車場に入る。3の沢橋を渡り、そこから湖畔に下る道があったので降り始めるが、湿気た木道で両足を滑らせてしまう。両手のひらで尻餅つきだけは避けたが、手首の痛みが少々。 沢で汚れた手を洗い冷やす。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:第3音更川橋梁 写真中:第4音更川橋梁 写真右:糠平湖湖畔からの3の沢橋梁 KTさん、Nさんが「あれがタウシュペツ橋梁では?」と話している。見ている先にはそれらしい遺構がかすかに見える。一応写真に撮ってと。 駐車場に帰ると大型バイクのお姉ちゃんから「橋までどれくらい?」と問われたので、「30秒ぐらい。その先に下に降りる道あり」と。 ナンバープレートを見て、「ええ!多摩からきてるんだ!」と声をあげる。当人はいないと思っていたがまだ5−6m先を通行中。しっかり聞かれたか・・・・仲間内からは「大声は失礼だ」と非難を受ける。このお姉ちゃんとは接近・遭遇が続く。 次に、タウシュペツ橋梁展望台駐車場に移動。途中に糠平線の廃線跡を横切り、展望台まで約150m歩き。ついた展望台からは、ほぼ正面からの展望。もっとも750mほど先。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:糠平湖湖畔からのタウシュペツ橋梁 写真中:同左拡大 写真右:展望台からの橋。拡大図:鉄筋が剥出し 十勝日々新聞2013/03/17号によると、旧国鉄士幌線アーチ橋梁(きょうりょう)群」の一つで、「めがね橋」の愛称で親しまれている糠平湖の「タウシュベツ橋梁」は、老朽化が激しく「完全な姿が見られるのは今年が最後かもしれない」との声も出ている。 例年、湖の水位が増す6?〜10月ごろは湖底に沈み、翌年1月ごろに再び姿を現す“幻の橋”らしいが、今年は降水量が少ないので露出しているのかと思ったが、「原発の変わりに発電しているため」とするWEBサイト有り。 駐車場に戻るとあの多摩ナンバーのバイクが。「いたの?」と聞くと「いたよ。すれ違ったよ。」とか。 こんどは三国トンネル手前の展望台に向かう。お茶のボトルを仕入れ、飲みながら風景写真撮り。案内看板付近からではクマネシリ山が木陰になる。手に持ったボトルがじゃまなので、案内看板前の柵上において、20mほど国道を下り樹間から山を収める。 戻ってきてボトルを回収。ふと見ると、あの多摩ナンバー。声かけしようかなと思ったが同類項と話中だったのでスルー。 その後、Oさんから「あの娘は、看板の写真を撮るのに邪魔なボトルを一度下ろして、乗せたやつをにらみ、撮影後再び乗せた」のだとか。声かけしなくて良かった? そんな話をしている中、多摩ナンバーは出発。 我々も今宵の宿に向け出発。三国トンネルを抜け層雲峡側に入る。すると空模様が一変。薄暗い曇り空に。 少し下って前方に雨の気配。すぐに豪雨圏に突入。ワイパーが一往復する間にフロントガラスに雨がたまり、先が見えなくなる。これが10分ほど続く。 あのお姉ちゃんはずぶぬれかな?なんて話しながら下ると道端にバイク。その横の木陰で着替えている方1名確認。進むにつれ、2-3名のバイク野郎が着替え中。 ダム湖を過ぎるころには雨も上がり、宿に向け順調に下ってゆく。ところどころトンネルの天井の工事中。 ついた層雲峡の宿。なんとナビは1本手前の道から入り、上手側のロープウェイ駅への最短コースを示す。細めの道を200m登った後は200mの下りをガイド。この下り:通行禁止(進入禁止)の標識を無視して歩行者専用の石畳をそろそろと・・・ご丁寧に宿の裏側に案内してくれた。 国道を1本向こう(もう200m先)の道から上がれば、バスの通る広い道をわずか30−50mほどで宿入口側に着くのであったが。 部屋に荷物を落ろし、今日までの洗濯物を持って半地下の風呂場兼洗濯場に向かう。 洗濯機を回し部屋に戻る途中、見たことのあるお姉ちゃんと軽く会釈してすれ違う。後で聞けばあの多摩ナンバー。そのうち、宿の外に出て行ったのが見えたので、入浴だけで近くのオートキャンプ場泊なのかも。結局4回すれ違った勘定。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 写真左:三国トンネル手前の展望台 写真中:層雲峡の宿の裏側 写真右:おいしい夕食 カラカラに乾いた今日までの服をザックに押し込み、明日は久しぶりにニッカボッカ。 おいしい夕食&明日が早いのですぐに寝たかったのだが、21時からの花火を見て就寝。
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