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四国の山 第1日目 移動日 

4月26日晴れ
朝早くから出発。いつのまにか蒲田の駅が3階建てに。
電車は2階のホーム:本線上り番線から羽田方面からの上り番線に入る。ここから逆送して羽田腺に入り、一駅目の糀谷駅に着く。
隣の上りホームから品川方面行きが出発。シーサスクロッシングを渡り、さっきこの電車が通ってきた線路に移るが、最後尾の車輪がクロッシングを渡りきる頃、レールと車輪の間で火花が散るのを見る。上の架線−パンタグラフ間の火花はよく見るが、下の火花は始めて。

6:30空港着。
荷物を預け、ひとしきりロビーをうろつき回るがめぼしい店は開店前。保安検査場で老人力発揮。チケットまでカゴに入れて、あわててポケットを探る一こまも。

いつものうどん屋に向かうが、途中に店の一覧があり、少しはずれた最南端にそば屋を発見。
でも、片道7−8分歩く羽目に。搭乗口に戻るがまだ時間があったので最北端に近い位置の本屋に立寄り。これも往復12分要。戻り着いたときには搭乗が始まっていた。

タキシーング中、3機ほどB787がお休み中。
上空は残念ながらもやがかかっていて余り遠くは見通せない。
それでも、前回と違う飛行コース。川崎・横浜あたりをグルーと回って、町田・相模原の町並み、丹沢・広瀬ダム、富士五湖を眺めつつ。機内のモニターTVには富士火口の内側が見えている。そこから先は山にかかった雲が視界をじゃまする。
大阪を過ぎるころから雲の晴れ間が多くなり、自作のCPLフィルタホルダーをつけて、兵庫県の丸と直線の構造物(Spring−8)の撮影に勤しむ。

と、キャビンアテンダントから「それはなんだ?」と・・・。キシリトールガムの空き容器に穴を開け、ステップアップリングを接着し・・・・等々2分ほど説明。その話を聞いたKTさん曰く、「きっと、挙動不審者に思われたのでは?」納得できる所ではある。

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写真左:本栖湖〜樹海〜河口湖    写真中:Spring−8の図(直径約500m) 写真右:竹原火力発電所から左折

竹原火力発電所を見て左折&降下中に見える島々。箱庭的で楽しいが、もうデジカメは使えない時間帯。
お日様の動きから、どうやら1周して海側から着陸。30分後の日航機は逆の陸側から着陸。30分間に風向きが変わった?のかも。

KTさんと合流し、荷物を受取り、全員集合まで暇つぶし。まずはジャコテンを食べ、屋上から整備中のB787や中華東航空の出発、日航機の着陸をみてKTさんに見張りを頼んだ荷物置き場に戻る。

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写真左:乗ってきたANA-B777?の機体。気になる先端の塗装禿げ  写真右:同ANA-B787。エンジン調整中?

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写真左右:中華東方航空の出発の図

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写真左:2Fに展示の焼き物(松山焼き?) 写真中:JAL機到着の図  写真右(提供Oさん):到着ロビー・ジャコテン売場


全員集合後、10:20頃レンタカーにて南に進む。
空港の南端をぐるっと回って10:30頃、四国にある一級河川8本のうち最初の重信川を渡る。
今回の山行ではそのうち6本を渡ることになった。

カーナビは最短距離を選択。やがてどうにも狭い町中の道を進む。ここらで、カーナビの特性に気づくべきではあったが。
海岸沿いの道を進み、11:26肱川嵐で有名な肱川(一級河川の2つ目)を越え、道は海岸通りを進む。八幡浜近くは「おはなはん」道らしいがその標識はどこにも無し。
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写真左(提供Oさん):肱川を渡る。      写真中:海岸線の図         写真右:海岸線の図 風があり波頭散見

ちなみに肱川は四国第5番目に長い川。延長 103 km水源の標高 460m流域面積 1210 km2で比較的ゆったりした川。
最初に渡った重信川は 延長 36 kmだが水源の標高 1,233 m。雨が降れば一気に流れ下る暴れ川だそうで。

時間的に佐多岬訪問は時間不足。まっすぐ宿に向かうことに。昼飯と言うことで、まずは八幡浜市のフェリーターミナル前:新装間もない道の駅に入る12:06。向かいの山は愛媛らしくミカンの段々畑山。

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写真左:フェリーを眺め、                       写真右:ミカン山を眺め・・・。

ここで情報を仕入れ、八幡浜市の「和食屋」に入る。1580円也の刺身定食を食う。結構こりこり感有り。Oさんのみ八幡浜名物のチャンポンを。12:20−13:00

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写真左:3人の食した定食         写真中:かぶとエビ入りのチャンポン     写真右:チャンポンの定義

腹も膨れたので、一路宿に。途中から高速道路の無料区間に入る。快調に進むが、当然の事ながらカーナビは山の中を指し示す。
高速終着の津島高田から56号を少々走り、県道4号線に入る。篠山北側を巻く結構快適な道をすすみ、明日の下山口を確認して、坂本ダムダム湖下流の休憩所で一休み。15:00
宿着にはまだ時間が有りそうなので、四万十川最下流(KTさんによると「最下位」)の沈下橋見物に。道中、四万十川名物の赤い四万十川橋を渡る。15:45
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写真左:四万十川橋                         写真右(提供Oさん):四万十川橋から上流を見る

ちなみに四万十川(一級河川の3つ目)は四国最長の川。延長 196 km水源の標高 1,336 m(=不入山) 流域面積 2,270 km2は2位

川沿いの狭い道をうねうねと進み、佐田の沈下橋着15:58−16:30。建設年月日:昭和47年 全長:291.6m 幅員:4.2mだとか。
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写真: 四万十・足摺エリア観光マップ

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写真:左岸下流側からの全景        

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写真左(提供KTさん):左岸下流側からの全景               写真右(提供KTさん):右岸側から振り返る

カジカガエルが鳴く対岸(=右岸)から眺め返す。風が強く、動画は風の音のみで蛙の声はまったく聞こえず。

帰り道、堰堤の上に設置された看板を見ると洪水の高さ表示。車中、「洪水時に見たいものだ」は判るが、命がけになるかも。
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写真左:左岸に帰る3人+観光客                   写真右:洪水情報


狭い道を避けて、大回りだが、広めの道をスマホ&タブレット端末で探し出し、難なく赤い橋を渡る。

新しくできた中村−宿毛道路(56号線バイパス)経由で行こうと誘導するが、スマホの案内では県道344号線が近いのだとか。バイパスには乗らず、近道を進む。後で地図を見るとバイパス経由は三角形の2片の和。344号線は1辺にあたる。最初は普通の山道だったのだが・・・・・。

すぐに車の幅+αの引き返す場所も無い山道に。急な登りでもないのに時速15Km。結果的に選択ミスではあったが、途中で「はやぶさ」らしき鳥やキジが前を横切るなど見所満点??
宿着予定の連絡時刻を30分過ぎるころ、ようやく三原の集落に出る。公衆トイレの前に「どぶろく 桂」の看板があったが、肝心の「森本まる」の宿の案内が見つからない。
もと来た道を引き返し、途中で逢った方にたずねると「どぶろく 桂」の看板に沿って行けばよいのだとか。
その看板に沿って行くと女将さんが途中まで出迎え。何でも道の選択ミスする方がほかにもいたそうで・・・。

25分/4人の時間制限で大急ぎで風呂に入り、宿の裏手にある食堂に回り夕食。
農家民宿と言うだけあって、並ぶ料理は自家製野菜を主にした芋の煮っ転がし、タケノコの煮付けなど季節のもの。四万十名物川エビも。食中には揚げたて山菜天ぷらなどが出てくるなど、懐かしい家庭の味。酒好き?の歌手も来たようである。

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写真左:今宵の宿「森本○」       写真中:夕食スタート時の並び     写真右:ドブロク桂 歌手とかみさんの写真

宿自慢の自家製どぶろく「桂」4合とビール2本で26000円/4人也。部屋も普通の民家の二部屋。定員7人の宿に4人だけなので気兼ねなし。
部屋には冷水しかなかったのが残念。就寝前に暖かい茶が飲みたかったが、皆満足だったか。
一六夜の月を見て就寝。


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