沖の島
高知市内から車で3時間ほど西へ走ると宿毛へつきます。
やどげではなくすくもと読みます。
沖の島へはここからボートで約1時間弱の長旅となります。
風がなくべた凪のときはいいのですが、波が高いときはめちゃくちゃ船が揺れます。
冬場は北西風のために出られないことも多いそうです。
以前は柏島からもボートが出せたのですが、99年頃から宿毛の組合に所属の店しか潜れなくなっています。
詳しいいきさつについてはここでは触れないことにします
(どうしても知りたい人はメールをください)。
したがって、宿毛市内にある2軒の店を利用するか、沖の島の船をチャーターするかのどちらかになります。
いつも利用するのはダイビングサービスタカハシ。
名前通り高橋さんが一人でやっているこじんまりしたショップです。
団体さんを扱ってないので個人客や小人数のグループが中心です。
船にはシャワー、トイレもあって快適です(揺れなければ)が、7ー8名でいっぱいになります。
ダイビングスタイルは午前中1本、午後1本の計2本。昼食は船の上か沖の島へ上陸してとります。
昼食は弁当の他に高橋さん手作りの水餃子やラーメンなんかもあり、これが結構美味です。
うちの buddy はダイビングよりも飯のほうが楽しみのようです。
ポイントは沖の島周辺を中心に姫島、鵜来島周辺にもあります。天候によっては潜れないポイントもあるので、行くまでどこへ潜るかはわかりません。
オプションでフィン無しダイブも楽しめます
柏島と違ってダイバーの入る数が少ないため手付かずの自然が残されています。
柏島で一時期ブレイクしたピグミーシーホースもここではひっそり暮らしています。
昨年 buddy が偶然見つけたのですが、残念ながらワイドだったので撮影できませんでした。
柏島にいるようなマクロ系もいるのでしょうが、ガイドが細かく教えてくれないので見逃していることが多いのだと思います。
マクロは柏島へ行けばいいので最近はワイドレンズを持って入っています。
柏島では比較的少ないテングダイやツバメウオの群、カンパチ、ツムブリなんかもここではあたりまえです。
ウチワの群生も柏島の比ではなく、フィンで折られた傷跡もありません。
ただこの辺り流れ出すと半端じゃなく、岩にしがみついたまま全然動けなくなることもありました。
はずすとなにもないままダイビングが終わることもあるのですが、柏島と違った意味で楽しめます。
ワイドでゆったりが沖の島の楽しみかたです
2002年8月24日の沖の島はこちらへ
2006年9月30日の沖の島はこちらへ
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