寫眞舘 No.31, Photo gallery 31
◆画像の転載等はご遠慮下さい.◆◆◆ 第27回 吉見由子門下生による ヴァイオリン演奏会 " 奏々 3 " sousou ∞ 3 ◆◆◆
2022.11.6 Sun.
ところ: 吉見由子ヴァイオリン教室・表玄関ピアノ室
初歩者が多く 今年は全員の企画は無理… そこから出発したものの、 結果、初歩から上級まで 全員参加の一大合奏企画など あれこれに、 渾身の力を注ぐことに なりました. |
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カメラ提供&撮影:Vc 西田彰夫さん (撮影協力:P 渡邊先生 & Mさん) |
* 青枠写真→画像をクリック→拡大画像へ (別画像の場合もあり) * |
弦楽四重奏曲 第3番 K.156 第3楽章 /モーツァルト 加藤美和 Vn1 加藤礼子 Vn2 吉見由子 Va 西田彰夫 Vc 長年頑張って中級の佳境に達した中学生が、満を持して、 上級者のお母さん&エキストラ勢を従えて 本格弦楽四重奏曲に挑戦しました. 日頃の教本曲にない室内楽独特の奏法に踊らされながらも、 ザッツ(合図)に、アンサンブル的な音楽作りにと大健闘、 大変良い勉強になったと思います.…ご感想や如何に? |
カンツォネッタ,ガヴォット /グリエール 〜VnとVcのための8つの小品 Op.39 より 吉見由子 Vn 西田彰夫 Vc Vn&Vcのデュオ、如何でしょう? …数年来の提案、やっと今回実施にこぎ着けました. もっと内容を突き詰めたかったのですが、 少々忙しすぎましたかね…? チェロ 西田彰夫さん 今年もご多忙の中お付き合いいただき 有難うございました. |
協奏曲ト長調 第1・2楽章/ヴィヴァルディ 高校2年の発表会後 大学受験のため中断、晴れて大学生となるも コロナ禍で動けずにいた彼がついに教室に戻ってきました. 13年の学習経験も3年のブランクで初級曲からの再スタートとなり なかなかシビアでしたが、多忙を押し、発表会出演を目標に掲げた ことで効果的にリハビリが進み、本番は伸びのある音でソロを 弾ききってくれました.これに懲りて、もう学習の中断はしま せんと誓い、ブランク分の取り戻しに精を出して下さいね! |
ここに経験1年の小学生が 出演予定でしたが 本番1ヶ月前にまさかの退学. 指導側の準備も水の泡、 企画の調整も非常に大変、 甚だ残念でした…. (泣) |
加藤美和 ラ・フォリア /コレルリ 部活でオーボエを吹く中学生、所属の部がコンクールで 次々賞をとり、コロナも心配な状況の中、10月に北陸遠征、 当会本番前日にもなんと千葉県まで遠征…当日朝、元気に 会場に顔を出してくれて本当にホッとしたものでした. 疲れも見せず、初の弦楽四重奏に長大な難曲ソロを立派に 弾き切り、さらに重要ポストを担う合奏群にも大活躍. 頑張り屋さんのこれからに大いに期待しています! |
加藤雅子 協奏曲ト長調 第1楽章/リーディング 経験値を上げる系のソロ曲、一部、未経験の内容に 踊らされてしまう部分もありましたが、推進力の面では 練習量に裏付けられ安定感のあるいい演奏でした! 次はやはり「感覚」の領域ですね.音や音楽に対する 良い感覚、磨くのは基礎訓練よりも難しいですが、 真摯な気持ちで向き合えばいつか高い意識が芽生える はずです.今後も地道に努力を続けて参りましょう! |
ピアノ 渡邊奈央子先生 今年もお世話になりました. |
並ばされ、ビーター(叩き棒)を持たされ、 いきなり記念撮影〜! ↓ まだ自らが何者か知らぬままポーズを取る皆様. ← その後、各自専用のどれみ楽譜を渡され 客席へ戻った一行、早速練習開始! |
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指示に従い、各自のプリントの ○の音を順に叩くと聞こえて来たのは… …あれ?きらきら星!? 予想以上に美しい びんの音色とハーモニーに、 会場には、おお〜♪の声が もれました. |
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真剣に練習に臨む一行、 そこに現れたるは、我らがヨッシーミ先生! 「皆さま〜、本日は、マカ星からやってきた “びん”ド・ベル合奏団ひよこっこ の 栄えある 第1回コンサートにようこそお越し下さいました, 早速演奏に移ります. 曲はきらきら星 "びん" 奏曲 です. 奏者、用意!」 …ここまできて一同は、 やっと自分らが「びん・ド・ベル」合奏団の 団員であり、これから本番という設定なのだと 認識、どよよ…と笑いが起こりました.(笑) |
(蝶ネクタイでかすぎた〜.) |
「ハイハイみんな本番ですよ、 用意して!」 ヨッシーミ先生の指揮で 演奏が始まりました. 秋の午後、かわいた空気、 静寂の中に 透明な瓶の音が響き合い、 みんなで集中して、 素晴らしい演奏ができました. |
のせられて、精一杯自画(自奏)自賛の拍手をする ひよこっこ団員 兼 演奏会聴衆役の生徒ら. |
そして間髪入れず 無理くりのアンコール! 曲はもちろん、 帰ってきた きらきら星 "びん" 奏曲! しゅわーっち! |
皆さんのお絵かきシールで素敵な「びん・ド・ベル」になりました. …しかし、絵って性格がよく見えますなぁ. |
ビーター(叩き棒)の作り方
準備が大変だったベスト3
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吉見 由子 Vn 渡邊奈央子 P 合奏のテーマが森なら ソロは海でしょ!と 選曲を始めたものの… 海のヴァイオリン曲は 予想以上に少なく、 今年もアレンジに 必要以上に手をかける 羽目になりました. |
浜辺の歌 /成田為三 海のつぶやき /カステルヌオーヴォ=テデスコ, ハイフェッツ編 ルール・ブリタニア 〜イギリスの海の歌による幻想曲より /アーン,ウッド |
編曲・カデンツァ:吉見由子 |
原作: エルサ・ベスコフ (スウェーデン) 企画 / 編集 / お話語り / 編曲 : 吉見 由子 初歩者らにも合奏を経験させんと、必死に企画・楽譜を練り上げました. 実はかわいい童話がついていた…まずは当日朝にサプライズ! そして本番が始まると、第二のサプライズ. …あれ?誰か、何かを持って奏者の方へやってきた…? |
本年の手持ちマスクは ヴァイオリン柄のスカーフ |
折紙オブジェ展示:P渡邊先生 お話と曲を追って続々. 楽しく展示下さり有難うございました! |
1.序奏と妖精の踊り /パガニーニ ある日、妖精の住んでいる森に おひさまのたまごが落ちていました. ソロパートの2名が伴奏群の背後の一段低い部屋で立奏… 企画者泣かせの会場です.(泣) |
2.まつぼっくり /小林つや江 妖精は、松の子ボックリと連れ立って みんなのいるカエルレストランへ知らせに行きました. 奥の奏者は全然見えませんが、これで全員奏. |
立札:お客様同士の共食いはご遠慮下さい. 吉見作、折り紙オブジェたち. 勿論すべて古カレンダーや包装紙などのエコ作品. |
弦楽トリオの前で手拍子伴奏中.→ 本年唯一の現代ポピュラー曲. 曲目物色中、妙に耳に残ったので 耳コピで楽譜を起こし編曲しました. 右手前生徒の足下にあるものは なんちゃってドラムボード. 実は古いブリキ製の衣装ケースの蓋です. 低音打楽器を求めて家中を叩いて回り、 押し入れから蓋だけ拝借.(笑) |
3.こびとビート /タブゾンビ 大きくて重いたまごをどうやっておひさまに返すか、 森の番人・こびとの爺様にも名案は浮かびません. |
4.山の音楽家(リス)/ドイツ民謡 そのときふいに、リスがおひさまのたまごにガブッ! 悲鳴をあげた妖精に、青い鳥が、それはオレンジという 果物で、おいしいよと教えてくれましたが… 青い鳥、こびとの爺様、松の精ボックリ |
初級者1名、ヘ長調の曲に初めて出演.. |
6.六ペンスの歌を歌おう(クロツグミ)/イギリス民謡 がっかりして泣き続ける妖精に、ツグミがやさしく言いました. 「秋になったらぼくがおひさまの国に案内してあげる. そこならおひさまの果物、いっぱいだよ」 実は曲の歌詞はなかなかえぐいのです…さすがイギリス、マザー・グース. |
ツグミは、ほぼインコ.(笑) ちなみにクロツグミとツグミは別の鳥ですが、 適当な曲が見つからず…悪しからず. |
おひさまの国に実るオレンジ. '18合奏「北風と太陽」の太陽オブジェSサイズ、再登場! それにしても黒い天井.大昔お蚕さんのために 火を焚いていた、その煤だと聞いています. |
7.オー・ソレ・ミオ 〜私の太陽 /ディ・カプア 秋、ツグミの案内でおひさまの国に渡った妖精は オレンジの実を次々味見してほっこり. |
8.“かえる” のカノン /ドイツ民謡 春を前に妖精が森に帰ってきたので、 動物たちは、みんなででんぐり返って喜びましたとさ. シメはやはりこの曲!今年は企画にうまく組み込めました. |
そもそも このお話の始まりは、 去年の夏、 人間の少年が森に出掛けて、 ナップザックから お弁当のオレンジをひとつ 落っことしてしまった、 それだけのことだったんですって. おしまい. |
合奏 担当パート一覧 *世界の民謡・童謡でつづる " おひさまのたまご " 全8曲.
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池田 蔵ノ介 (-E--T--E) 小田 恒季 (-E-1E1-2) 加藤 昂志 (11K11113) 加藤 雅子 (11H11221) 加藤 美和 (22D22221) 加藤 礼子 (S&2,2122112) 沓名 古乃 (-E--E--2) 近藤 美帆 (22H22113) 吉見 由子 (R(S)&V,V2VVRVV) 西田 彰夫 Cello 渡邊 奈央子 Exhibitor |
…でも、今年はあともうひとつ!
10周年記念オブジェを手に. 加藤美和さん (中2) これからこそ益々頑張って下さいね! 大いに期待していますぞ. |
花束・贈り物
終演時、出演者の皆さんから、吉見、P渡邊先生・Vc西田さんに
素敵な花束/贈り物をいただきました.有難うございました!
皆さんの下さった個性的な青いガーベラの花束、
大事に飾って長く楽しませていただきました.(-人-)
記念写真
終演後、みんなで記念撮影.
来場者全員で.
総勢19名.(中座された1名様不在ですが.)
本年の舞台鉢は、2色のお日さま色のカレンデュラ.会場を明るく彩ってくれました.
前日に調達した花と事前準備のプラ鉢の大きさが合わず、高さ調整に知恵を絞ったり、
顔色?を見て水やりや日当たりに気を配ったり…小さくてもお世話はなかなか大変です.
添えた花月の鉢(フチベニベンケイ、春に株分けし半年育てました)もオマケに進呈.
終演時間は前半の延長分そのまま20分押し、
片付け時間を大幅に短縮し記念品(→歴代記念品ページへ)等の配布も急ぎ、
どうにか暗くなる前に生徒らを帰すことができ、やれやれでした.
近年、様々な事情が持ち上がっており、
もしかしたら今回が、これまで通り向き合える最後の会となるかもしれない、
そんな懸念に駆られて、今できる限りの粋を詰め込んでみた今回でした.孤軍奮闘・体力ぎりぎりの準備の上に不測の事態勃発の対処で、
本番直前に過労に倒れたのもこれが初めてのこと.
今回は気力でどうにか立て直せたものの次も乗り切れる保証はなく、
必死で続けて来た会も進退窮まる状況にある、というのが実情です.
しかし.
日々のレッスンの中では、ついそれと認識しないまま
生徒の次回ソロ曲物色を始めてしまっている….
指導歴30年、この哀しい性よ…笑とりあえずあと数ヶ月、様子を見ますか.
(2023.2月)
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