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こんなやるせない気持ちと自責の念で私は、地方議員として活動してきた２２年の体験を通じて得た、社会や行政、議員や議会の現状、疑問を感じていることを、正義感を持って、世直しの一助になればと思い、単刀直入に自分の考えと主張をまずは書き上げたのです。 私は、どこの政党にも所属しない、しがらみのない無党派の地方議員です。 私の支持者は、日常活動を通じて知り合った、一人ひとりの市民です。 この人達に支えられて、他に仕事を持たない専業議員として日々活動を続けているわけです。 議員の活動は、ゴールの見えないマラソン競争のようなもので、地道に日常活動をこつこつと続けていますが、いくら努力しても支持者の期待に沿えないことや、また、市民からお叱りを受けることも多くあり、これでいいだろうか？ と自己反省しながら、前向きに市民の視点に立って少しでも役立つように心がけて活動しています。 本書は、私の議員活動で得た教訓をもとに、私自身の考えと主義主張を敢えて批判を覚悟で勇気をふるって書きました。今の社会に不満を持ち、ストレスが溜まったまま物言わずにいる多くの市民のうっぷんを代弁して晴らすつもりです。 願わくば、本書を読んでいただいた読者の皆さんが、現在の政治や行政に関心を持っていただき、疑問を抱いて「これでは駄目だ！」と腹を立てて、世直しのために、行動を起していただきたいと願うわけです。 黙って我慢するだけでは、世の中は少しも変わらないし、良くなりません。 今こそ国民一人ひとりが行動するときであると痛感しています。 本書を通じて、一人でも多くの人が、今の社会、政治、行政に目を向けていただき、日本の古い政治と社会を変える一助になれば幸いです。 |
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