市民に2億円の負担転嫁
  重大ミス 旧庁舎敷地内に大量の産廃
   土地売買契約書破棄
      反省なき無責任行政
          No.333
旧岐阜市本庁舎の西側駐車場跡地から瓦・レンガ・陶配管などの大量の産廃が埋め立てられていたことが昨年暮れに発覚した。

岐阜市はこの産廃を撤去するために、令和6年度当初予算に1億9,530万円を計上。撤去範囲は面積 3,450㎡、深さ 約1m、ダンプカー 約700台になる。

ここの土地は、平成7年3月7日、4名の所有者から岐阜市が購入したもので、所在地は岐阜市鷹見町19番~22番 面積は合計2,215.89㎡ 地目は宅地。購入の目的は市庁舎西側拡張するため。

岐阜市
  無責任な隠蔽体質  反省のない行政


多量の産廃が埋っていた土地を十分な調査もせず購入した岐阜市。そのことを説明もしないで売却した地主。産廃があったことを知っていたが、隠していたのではないか?!という疑念が出ている。また、知らなかったとしても道義的責任は逃れない。市民からも当時の責任者に損害賠償を求める民事訴訟が必用です! という厳しい声も届いている。

この疑念について、岐阜市は十分な調査をして、丁寧な説明をし、市民の理解を得る責務がある。

ところが、市はこの問題について、土地売買契約書を重要な書類ではないと言って、破棄し、封印してしまった。これは、岐阜市文書取扱規則に定めている文書保存期間30年に違反する由々しき行為である。

売却契約書を破棄したため、契約の内容が検証できない。

岐阜市は重大なミスを犯したにもかかわらず、誰も責任を取らない。反省も謝罪することもしない。無責任な怠慢行政を行い、その上で、市民の貴重な税金を2億円も使って産廃の後処理を行うことは、到底市民の理解は得られません。

許し難い疑惑隠し 責任逃れ

この問題について、私は3月11日、岐阜市議会 本会議で質問。

広瀬 悟 行政部長は「当時の売買契約書が残っていないことなどを理由に、瓦礫混入の原因を特定することは困難」などと答弁。問題意識の欠如した無責任な部長答弁に「売買契約書を破棄したのはなぜですか?誰ですか?と問いたい。

疑惑を隠し、物を言わない、言えない、ことなかれ行政。
疑問だらけのこの問題については6月議会でも質す予定である。

緊張感の欠如している柴橋市政に喝!!


                                     2024.3.13


過去の記事へ


ご意見、ご感想等ありましたらこちらまで



TOP  プロフィール  著書の紹介  ズバリ直言  活動情報  ぎふ弁  ギャラリー  岐阜市政だより  みんなの広場  Mail