なぜ急ぐ!? 市庁舎建設
箱物行政へ
舵を切った細江市政
増える市民負担
No.230
岐阜市は現在、司町の旧岐阜大学病院跡地で図書館複合施設「ぎふメディアコスモス」の建設を約60億円もの巨費を投じて行っている。(市民1人当り約1万5千円の負担) こんな矢先、細江市長は9月定例市議会で市庁舎の建て替えを進める「市庁舎のあり方を検討する委員会」を設置する議案を提出。昨年8月オープンした「鵜飼伝承館」、「図書館複合施設」の建設に続いて市庁舎建設へと箱物行政推進の舵を切った。 市が今やらなければならない行政課題は山積している。こうした問題を市民の要望に添って優先順位をつけて一つ一つ地道に取り組むことが重要である。 将来、市庁舎を建て替えることは否定しないが、今急いでやるべきことではない。市庁舎を含めて、公共施設全体の配置計画を検討し、総合計画を立てるべきである。 老朽化している、アスベストを使っているので地震が発生したら大変だなどと市庁舎の危険性を煽って、建設を急ぐような姑息な手法はいかがなものか!? 初めに建設ありきの魂胆が透けて見える。 因みに、岐阜県庁舎も市庁舎と同じ昭和41年に建設されたが建て替えの計画はない。梶原県政の二の舞は、今の県政には許されない。岐阜市は他山の石とすべし。 仮に市庁舎を建設するとなると、その規模にもよるが約200億円ぐらいかかり、市の借金は増えて市民の負担はおおよそ一人当たり換算で5万円ぐらいとなる。 高い健康保険料の負担、消費増税、少ない年金等に苦しむ市民の生活は更に厳しくなる。市民生活の安定が第一だ。 2013.10.18 |
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