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川苔山の紅葉(1996年10月) |
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コース | 古里駅 → 川井分岐 → 赤杭山 → 曲ガ谷峰 → 川苔山 → 大根の山 → 山の神 → 鳩ノ巣駅 |
ポイント(みどころ) | 山のガイド |
・川苔山は現地では川乗山と記されており、奥多摩で人気の山、静かなコースで刻々と変わる樹相も楽しみ。 ・川苔山は、多方面から登山道が山頂に通じており、登りごたえ、歩きごたえのある山。 ・この山は意外に体力を要し、歩行時間のかかるコースなので、なるべく早朝の出発が望ましい。 山野草 ミツバツツジ、シロバナエンレイソウ、クガイソウ、フシグロセンノウ、ソバナ、ミズヒキなど。 |
・標 高・・・・・・・1364m ・標高差・・・・・・・1273m ・登山レベル・・・・中級者向け ・コースタイム・・・6時間40分 ・コース距離・・・・約 12.5km ・地図・・・1/25000図 武蔵御岳/奥多摩湖/武蔵日原 |
山行日記 | カメ歩きで紅葉満喫した川苔山 山行日:1996年10月27日(日) 晴 メンバー4名 |
川苔山は低山ではあるが、途中滑落しそうな場所が何カ所もあり、なめてかかるととんでもない目にあってしまう。 エリアマップでは川乗山とあるが、本当は川苔山である。この山はその懐に食い込む川苔谷からつけられたものである。川苔とは川海苔で昔は渓流の石に生じた苔、即ち川苔を特産としたからである。 現在では、うち続く伐採や林道工事などで、この珍味は全滅したのではないかと思われるが、10数年前までは日原の宿屋など、食前に供していたそうだ。 コース上では、赤杭山周辺で杉や檜の倒木が数百本、それも根こそぎに倒れ、台風の爪あとを生々しく物語っていた。 登る途中、2〜3のパーティと抜きつ抜かれつ、まるで昔話で聞いたウサギとカメの話のようだ、とささやきながら黙々と歩き続けた。私達のパーティがカメで他のパーティがウサギにあたり、アッと云う間に抜かれるが、彼らは休憩時間が長いため、先に頂上を征服したのは、遅くとも休憩時間の短い私達のパーティであった。 頂上付近では、まれに見る素晴らしい紅葉を満喫できて感激だった。頂上はチビッ子を含め、老若入り乱れたハイカー達で、足の踏み場もない程の混雑ぶり、お陰で360度の眺望もままならず、押し分けかき分けやっとの思いで記念撮影をし、少し下った処で昼食後、下山を開始した。 下山途中、今年3月に登った本仁田山を横目に見ながら無事下山。 鳩の巣では久方振りの「一心亭」で、懐かしい鯉こくと手打ちそばを食べながらの反省会。今回は、紅葉シーズンと重なり、客が大勢で、会話はいやが上にもオクターブがあがり、迫力ある本日の山行締めくくりとなった。 ★低山必ずしも楽ではない 最近気がついたことがある、「低山だからといって楽して登れるとは限らない」ということだ。「問題は登り始めから頂上までの標高差にある」ことを感じ始めた。「そんなことは当たり前じゃないか?」といってしまえばそれまでだが? 又駅から登り、駅へ下りるコースは、バスやタクシーに乗る分だけ標高差があり、歩行時間は増えるということだ。この関係を考慮して、どういう山行を選ぶかは、人それぞれだと思う。 |