[日程表] [ウィーン(1)] [ブダペスト] [ウィーン(2)] [ザルツブルグ]
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5/28(水) | 成田発 10:40 → ウィーン着 16:00 エヤーポートバスでウィーン西駅へ ホテル着18時 |
成田空港に9時20分に着く,SARS予防マスクをしている人は,10人に一人位。 そんなに混んでいないと思って空港着を出発の1時間20分前としたが、客が少ない分受付カウンターをしぼっているのかANAのカウンターは長い列。 しばらくするとウィーン便チェックインのファイナルコールが聞こえ、あわてて係員に話すと、今日の運行を受け持つオーストリア航空のカウンターに行って下さいとのこと。 うわ〜っラッキー! ビジネスクラスの席で行けるぞ そこに行くとどういうわけか、「ビジネスクラスの席をおとりします」と言われ、思わず「ラッキー!」今回の旅行は幸先いいぞ! 以前にもこんなことがあったがそのときは席だけだったが、今回は、サービスもビジネスクラス、おかげで9170km、12時間のフライトも快適に過ごすことが出来た。 定刻よりちょっと早く15時50分到着。 ウィーン国際空港では検疫も何もなくSARS関連の影響はまったくなし。 リムジンバスでウィーン西駅まで35分、ホテルは駅のすぐ横、日の高い内にチェックイン。午後6時過ぎだというのにお天道様はまだまだ高い、それにしても暑い!暑い! 今晩は、ホテルのレストランで食事して早めに就寝。 |
5/29(木) | ウィーン市内観光 |
朝のうち小雨のち快晴 前回のウィーン訪問で行けなかった王宮、シュテファン寺院、ドナウインゼル(ドナウ川の中洲と国連機関の集まったところ)へ行く。 王宮では、古楽器コレクション、武具コレクション、皇帝居館でハプスブルグ宮廷で使われた食器コレクションを見学。 豪華な飾りをつけた食器類は、今でも国賓級のお客様のディナーに使われているという。 古伊万里も沢山展示されている。なかなか見ごたえのある展示だ。 午後2時過ぎ、皇帝居館内にある喫茶店でケーキとコーヒーで昼食。その後トラム、地下鉄を乗り継いでシュテファン寺院、ドナウインゼルへ向かう。 ドナウインゼルは若い人たちや子供連れの公園と言った感じ、甲羅干しをしている人や水浴している人もちらほら。今日はオーストリアの祝祭日でどこも子供連れや若いグループやカップルで大賑わい。 暑い!あつい!30℃は楽に越えてる? 帰りにシュテファン寺院に寄る、ウィーンのどこからでも見える教会でいわばウィーンの顔といったところ。 344段の螺旋階段を上るとウィーンの町並みが一望できるとのことだが、暑くてふーふー、心臓にも悪そうだから登るのや〜めた。 ブティック、ホテル、免税店、レストランなどが立ち並ぶ繁華街ケルントナー通りをブラブラしてオペラ座へ。 妻はショップでまあちゃんの洋服2着を物色、わたしは、インターネットで予約した6月5日のバレー公演のチケット化を済ませる。 いったんホテルに戻ってシャワーを浴びてさっぱりしてからオペラ座の2本裏通りにあるセルフサービスレストランで夕食をとる。ここは安くて、料理が並んでいるのを好きなものを好きな量だけ選ぶシステムなので便利、以後コンビニレストランと呼ぶことにする。 ウィーンの地下鉄について: 5路線が東西、南北、環状に走っていて、乗り換えも慣れれば問題なし、トラムもあわせて利用すれば市内の大抵の場所に行ける。 一日乗車券を買えばすべての交通機関が乗り放題で、旅行者にはとても便利だ。 あと何分で次の電車が来るよ!という表示は,グッドアイデア。 苦言を呈するとすれば駅構内が少し暗いこと(トンネル内壁をタイルなどで内装していないせいと思われる)とホームに前後の駅の表示が無いこと(これは旅行者ばかりでなくオーストリア人でもおのぼりさんには非常に不便かつ不安だろう)。 |
5/30(木) | ウィーン市内観光 |
快 晴 日本で頼んでおいた,今晩のウィーンフィルのチケットがとれた。 正規値段が約9000円のチケットだが手数料やなんやかやで約2倍ちょっとのプレミアム価格であった。ケルントナー通りの横丁にあるJALの事務所でチケットを受け取る。 市の中心部の南東側にあるベルベデーレ宮殿を見学、丘の上にある上宮からは市内が一望できる、宮殿は上宮、下宮とも現在ギャラリーや美術館として利用されている。 下宮のバロック美術館にトイレ休憩兼用で入館、チケット売り場のおばさんが「シニアか?」と聞くので「うん」と答えたら割引してくれた。 このあとトラムと地下鉄を二つ乗り継いで映画「第三の男」に出てくるプラター公園の大観覧車に乗ってウィーン市街を一望、三方が森、一方がドナウ川に囲まれた美しい市街をカメラに収める。 観覧車下のカフェーで遅い昼食(with beer)。 大観覧車の公式サイト 午後4時半ごろホテルに帰る。 今日も暑かった! シャワーを浴びて、妻憧れの「楽友協会」でのウィーンフィルコンサートに出かける。一応正装しないとまずいみたい、妻はこのために一着持ってきた。わたしはネクタイつけて軽装ジャケットで格好だけつける。立見席以外はこのくらいの格好をしないと場違いになる感じだ。 建物の中に入ると案内役らしいおじいさんが「あと1分待ってください」という。 隣のご夫人が 「あの人はオーストリア人よ! さっきからあと1分、あと1分と言っている、あんたが着いてからも、もう5分も過ぎてるでしょう?」 と話しかけてくる。オーストリア時間?と言うのがあるらしい。 今晩の指揮者はクリストフ・エッシェンバッハ、ヴァイオリンのソリストがマキシム・ヴァンデーロフ、曲目はエルンストトッホのデディケーション(献身)、メンデルスゾーンのヴァイオリンとオーケストラのためのコンチェルト、ブルックナーのシンフォニーNO7。 わたしは数年前までは音楽には全く無関心であったので良く分からないが、 さすがウィーンフィル、音色が違う! のがこの私にさえ分かる! あとで聞いたのだがソリストは、かなりのヴァイオリン名手だそうだ。感動の2時間半でした。 夜、妻がセーターを飛行機の棚に忘れてきたと言う、明日は早朝にブダペストへ移動するので4日後にウィーンに戻ったときにANAに電話することとする。 |