9連休の夏休みももう残りわずか。土日は勤務再開に向けて静養する予定なので、事実上、最終日となった先週金曜日。何をしようか、いろいろ考えた結果、神代植物公園へ出かけることにした。
今回の目当ては外の池に浮かぶ睡蓮。正式には「オオオニバス」というらしい。神代植物公園のツィートで知った。
水に浮かぶ蓮の花は涼しげで夏の散策にいい取り合わせだった。
次に見たのはお気に入りの大温室。熱帯の植物、ランとベゴニア、スイレンの3室がある。いつもはスイレンの部屋で長い時間を過ごす。今回はベゴニアがきれいで、しばらくのあいだ佇んでいた。
そして大温室の最後は大好きなスイレン室。色とりどりのスイレンが水の上で咲いている。
スイレン室全体の様子はこんな感じ。
ゆっくり歩きながら、気に入った色の花を写していった。撮影はすべてスマホのカメラ。
ペンシルベニア、ホワイト・パール
ジェネラル・パーシング、ムラサキシキブ
ジューン・アリスン、ホワイト・ディライト
エルドラド、ニンファエタ・コロラータ
クイーン・オブ・サイアム、トレイル・ブレイザー
大温室の前は大きな噴水。バラ園は季節外れで少しだけ咲いていた。名前をメモするのを忘れてしまった。殿堂入りの名花の花壇で咲いていた。
雑木林をしばらく歩くと深大寺口。雑木林を歩いていると自然に落ち着いた、マインドフルネスな気分になる。これが森林浴の効用か。
深大寺口を出ると深大寺の境内。そば屋や饅頭屋がひしめく観光地。妖怪もここの住民。
いつものそば屋へ行くと長い行列。植物公園を散策した時間と同じくらい長く並び、ようやくそばにありつけた。生ビールと冷やしたぬき中盛り。いつもと同じ。
昼食のあとは水生植物園。菖蒲は終わってしまったけれど、ここはいつも緑があふれていて好きな場所。東京にもこんな場所があるのか、と思わせる場所。
あるいは、むかし、東京の郊外はこんな風景だったのかもしれない、と想像させる場所。
今日は暑かったので、歩きや自転車はやめてバスを乗り継いで行った。
幸い、夕立に降られることもなく帰宅できた。
さくいん:神代植物公園