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画像フォーマット・ppm形式

ppm形式はpnmと呼ばれる画像ファイルの形式のうちの1つです。pnmは3つの 形式を持ち、pnm自体は総称でありファイルの形式を定義しません。

これらのファイル形式は、先頭にヘッダとして以下の情報を持ちます。また、 これらの区切り文字には空白文字(blanks, TABs, CRs, LFs)が使われ、コメン トをいれる場合には、#で始まり、改行で終わるASCII文字列にします。また、 1行は70文字以下にしなければなりません。

\fbox {
 \begin{minipage}[c]
{11cm}
 \begin{center}[マジックナンバー]
\hspace*{1...
 ...e*{1cm} [高さ]
 \hspace*{1cm} [画素値の最大値]\\  \end{center} \end{minipage} }

マジックナンバー

それぞれにはマジックナンバーという値(P*の2文字)が割り当てられています。 また、それぞれにASCIIでデータを格納する方法と、Binaryでデータを格納す る方法が決められています。

\begin{displaymath}
\left\{
 \begin{array}
{ll}
 P1:PBM(ASCII) & P4:PBM(Binary) ...
 ...y) \\  P3:PPM(ASCII) & P6:PPM(Binary) \\  \end{array} \right.
 \end{displaymath}

幅・高さ

幅・高さの単位はpixelを用います。

画素値の最大値

画素値の最大値を入力します。PBM形式は使用しません。255とした場合、0か ら255までの256段階の色調になります。データ中にこの値を越えるものがあっ た場合、自動的に最大値以下の値になります。形式の中にはこの値が制限され ているものがあります(P5:255,P6:255)。

実際の使用例

実際に使用したのは以下のような形式です。

ファイルの内容は上の方式に沿って以下の様になります。
\fbox


P6
# sample.ppm
128 128
255
<80>h`hH@hH@hLHhL@hLHp\P<A0>px<80>hxt`hl`plXhhXhdXhhXhdXhdX
X`\Xh`P``Xh`X`\X`\X`\X`\Ph`X`\X`\X`\PX\PXTHHLHPL@HH@HL@HD@H
@<08<8@80@80888@80888@<8@<8@<8@<8@<8@<8@@8PD@XXPhhXxt`\P@HH
<80>xxppp<80>px<80>hxt`hl`plXhhXhdXhhXhdXhdXhdX`\Xh`P``Xh`X
X`\X`\X`\Ph`X`\X`\X`\PX\PXTHHLHPL@HH@HL@HD@HD8@<08<8@80@808
<以下省略>





Takao NAKAI
1999年1月18日