9月の戯言

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9/30

これを書いたら一休み


バイト→群青で一日終了、っていうかもう朝になりそうです。
こんな長いと思わなかった。

「群青の空を越えて」
バイトから帰ってきてぶっ続けでやってとりあえず同級生で管制官の「水木 若菜」ルートクリア。

…なにこの末期戦

開始数分で「前線で補充パイロットが足りないから後方から即戦力になる教官パイロット引き抜いて穴埋め→教育能力の低下によりいっそう補充パイロットが不足→また教官引き抜き→(以下ループ)」という負の連鎖が起こってるという記述を見たとき俺は悟りました。
これは「勝つか負けるか」ではなくて「いかにして(どのようにして)負けるか」なお話だと。
教官引き抜いて損害穴埋めなんてまさに負けかけの国の軍隊。
というか主人公達が学徒動員されてる時点で推して知るべしですが。

それでも序盤〜中盤はにらみ合いと小競り合いだけなので良くあるミリタリー+学園ネタなお話が展開されますが、全員が本気で戦争したら自分達は絶対勝てない事を理解したうえで束の間の平和を楽しむその姿は痛々しい事この上ありません。

主人公と若菜が絶対にいつかぶっ壊れるであろう幸せに溺れる中盤は、いつこの時間が終わるのかと気が気じゃなくてやっていて辛かったです。
そこだけ取り出せば読んでて体がかゆくなってきそうな超甘い展開の連発なんですけどね。

なので終盤関東軍と関西軍の全面戦争が始まれば地力の差から「順調に」負けてゆく関東軍(主人公側)
もちろんただの1パイロットである主人公の活躍で戦況が覆るなんて事は絶対にありませんし、起死回生の秘策なんてものがあって大逆転なんてできるはずがありません。
いわゆる「滅びの美学」やら「民間人が避難するまで時間を稼げ」とか「君を守るために戦うよ」とか『燃える』展開もいっさい無しに淡々と戦い、あっけなく死んでいく登場人物達。


むしろそういうわかり易い手法を使わずにここまで読ませるお話を書けているのは本当に凄いことかと。
ついつい癖でミリタリネタばかりに言及してしまいましたが、単純にテキストのレベルがかなり高いです(誤字多いけど)
上で書いた中盤なんてそこらの萌えゲに勝るとも劣らない出来ですよあれ。状況が状況だけに素直に読めませんけど。

本当にカタルシスの欠片もないストーリーですが、単なる「暗い話」では終わっていないと俺は思います。



■メールフォーム
今日は群青の発売日ですよ〜
さっそく、レヴューをお願いします。決して、地雷処理じゃないですよw
万博の動画は私も探してみましたが、それらしい方を見つけたのですが、体重がどう考えても53kgではないし・・なかなか見つかりませんねー

ミコやんさん

どうもお久しぶりです。
そちらのサイトの小説いつも読ませてもらってます。新作も楽しみにしてますよ。

>今日は群青の発売日ですよ〜
大丈夫、既にメーカー通販で注文してありますから。というか群青届くからってバイトを残業なしで抜けてきましたから。
正直な話「僕と、僕らの夏」以来俺は群青のライターの早狩武志氏の大ファンなので、どんなネタであろうが彼が書いてさえ居ればもともと買うつもりでした。
それがたまたま分断日本+学徒動員+グリペンなお話だっただけです。

むしろ地雷はこっちの方じゃないかと。
こちらは面白くなりそうな気が全くしないんですけど、あえて地雷を踏むつもりで特攻予定です。
そのときは屍は拾ってくださいね、お願いします。

万博の動画は普段のリアル俺の姿を知らない人が観てもそんなに楽しいものではないと思いますよ
自分で見るとどうしてこんな事話してしまったんだろうと自責の念に駆られる事しきりですが。
まぁ、どうしても知りたいというのならメールをくれればアドレス教えますけど…

9/29

はぅ〜☆ かぁいいのあるかな,かな! お持ち帰り〜!



というわけで学校のゴミ捨て場からかなり状態の良いAT-SP19拾ってきました。
今日はちょうど各研究室が粗大ゴミを出す日だったらしく、机や椅子、ラックと言った定番のものからPCやディスプレイ等の電子機器、門外漢には何に使うのやらさっぱりな実験器具までよりどりみどりでまさに宝探し。

特にPCが物凄い数で、パソコン・ワークステーション・ブレードサーバーがそこら中に散乱。全部で20台くらいはあったかもしれません。
あの場にあるパーツを集めれば一台くらいPCをでっち上げられるのではないかとまで思いましたよ。

殆どの廃棄PCからは既にパーツが抜き取られている(酷いのになるとケースと電源ユニットしか残ってません)上に解体に必要な工具を持っていなかったので俺はPC対象の宝探しは断念して家具や他の電子機器、実験装置を漁ってました。

そんな俺を横目に、どこぞの研究室なのか5〜6人でしっかり工具を用意してきてパーツを集めまくっている集団なんてのも居たり。
辺りに転がるコンピューター達から次々と容赦なくパーツを引っぺがしていく彼らには鬼気迫るものを感じましたよ。
何でそんなにHDD欲しいんだ。

まぁ、それを言うなら似たような年恰好の男達(俺が今日行ったゴミ捨て場は理系地区のど真ん中なので)が粗大ゴミの山に群がるあの場の様子の方が遙かにやばいですけどね(←自分も参加してる事をたなに上げて)



10月はSPAMに満ちている(小説新潮10月号掲載)
「彼女には、どこか、秘密めいたところがある。
坂崎嘉穂のことだ。」


エェェェ(AA略)
新潮社サイトで公開されている立ち読み版を呼んだときはずっこけましたよ。「坂崎嘉穂」って「よくわかる現代魔法」のあの人じゃないですか(参考:現代魔法4巻表紙

短編なので俺が桜坂作品でいちばん好きな所である終盤の盛り上がりは楽しめませんでしたが、ちょっとひねくれた「ぼく」の一人称で語られる物語はまごうことなき桜坂節。
久しぶりに堪能させていただきました。
ミステリを名乗るには「謎」の部分が少々弱い気もしますが。

そして現代魔法ではスーパーハッカー女子高生だった嘉穂の大人になっても相変わらずな姿を見れたのもファンとして大満足。
実に憎いファンサービスですね。

9/28

ちなみに俺の体重は53kgです。



電車に乗っていたら隣の女子高生二人組みが太ったとか痩せたとか話をしていて、なんの気なしに聞いていたら片方と俺の体重が1kgしか違わなかった、そんな日。
彼女の(知らない人だけど)名誉のために言っておくと向こうの方が軽かったです。身長は頭一つぶん違うけど。

今回の夜行高速バスはいつにも増してよく眠れたはずなんですが、何故か家に帰ってきても眠気が治まらないので今日は日中ほとんど寝てました。
そんなに睡眠不足な気はしないんだけどなぁ…


■メールフォーム
デイリーポータルZで鳥人間の舞台裏というネタを掲載していました。
http://portal.nifty.com/special05/09/23/
こういうのを本放送で見たかったです。

(匿名希望さん)

この記事は俺も読みました。うちのサークルもこんな感じですね。
狭い部室に機体を分解して何とか押し込んだり、暗いうちから機体を組み立ててテストフライトをしたり、鳥コン会場のディスプレイの前で応援したり。
全部自分でも体験した事なのでいろいろ思い出されて懐かしくなってしまいます。

まあ、某チームの設計者とパイロットが恋人同士だからって双方の両親を会場で対面させ、飛行中もその事ばっかりネタにしているようなよみうりTVが大会の主催者である限りこういう観点からの番組作りは無さそうですけど。
単なるネタ企画だった初期の鳥コンをいまだに引きずっているよみうりTVと、真剣に「飛行機を作る」ようになってしまった参加者との間に意識のズレがあるように思えてなりません。



××××××××→××××→××(俺のプライバシー保護のため伏字)みwつwけwたwwぞwwwwwww
こんにちは。
9/25の日記はどう見ても「誰かボクを見つけて突っ込んで!」と言うネタフリにしか見えなかったため、つい勤務時間中にも関わらず、万博オフィシャルホームページを漁ってしまいました。
動画についてのコメントは敢えて控えさせていただきますが、大変素晴らしいものを拝見させていただいたのは間違いありません。
仕事中だというのに思わず色々な意味で噴き出しそうになりました。
これからもクオリティの高いネタフリを期待しています(これで全然違う動画だったらどうしよう)。

Camelliaさん

ちょwwwwwおまwwwwww
(↑メールを開いた瞬間の俺)

一ヶ月あたり200人程の映像があるのでまず見つからないだろうと思って書いたんですけどね。
まさか探し出されるとは思いませんでした。ということでその動画で当たりです。

あの映像がいつまで残るのか最近本当に心配ですよ。
まさか万博サイトが閉鎖されるそのときまでずっと残るなんて事はないよなぁ…

9/27

ごめんなさいお兄ちゃんこんなときどうしたらいいかわからないの



今晩の高速バスで名古屋に帰るので早めの更新。

妹がこの週末やたら出かけてると思ったらOFF会行ってたり、本棚の「「ウィザーズ・ブレイン」」は弟のものかと思えば親父が読んでたり、母親から妹のサイトが一万ヒット超えたなんて聞かされたりのクオリティの高すぎる実家ライフを送っているa-parkですどうもこんばんは。

家族ネタではないですが近所のケーキ屋がTVや雑誌で紹介されて交通整理が要るくらい客が集まるようになっていたり、スパゲティ屋を経営している従兄弟が「イケメンシェフの料理教室」とかいうタイトルでローカルニュース内に自分のコーナーもってたりするのも驚きました。

これだけいろいろあると少々のことでは動じなくなってくる(どうでも良くなってくる)んですが、さすがに今日弟が「妹は思春期 」買ってきた時はどうつっこむべきか迷いました。
中二の妹持ちのお前がそれ買うのはいろんな意味でやばくないか。

・・・結局2人で楽しく読みましたけど。
なんというか、帰省する前の心配があたってしまって複雑な気分です。

9/25

俺の声って他人にはこう聴こえてるんですか。



ニュースを見ていたらついに愛知万博も今日で終了とのこと。
半年間も地元でやっていたのだからもう一回くらい行けば良かったかな、なんて思いながらなんとなくニュースを見ていましたがニュースと言えば取材、取材と言えばインタビュー。

そういえば俺万博会場でインタビューされてたよ。
(詳しくはレポ参照

会場から帰ってきた直後に公式サイトを見て俺のインタビューが掲載されているという事は確認していたものの、映像を見てはいなかったので改めて見たんですが

……誰コレ?

このにやけながら中国館の楽器演奏のお姉さんが素晴らしかったとかぬかす野郎は誰ですか?
左右にふらふらしながら話すな怪しいんだよ!!
最後はウィンクして締めかよ、ちょっとは自分をわきまえろ!

場の熱気に当てられたとしか思えません。本当に俺かあれ。

そして、
「大丈夫、大丈夫、この映像掲載後1日くらいで見れなくなるから」なんて言われながらインタビューされたような気がするんですが、閉幕後ですらインタビュー映像が残っているのはどうしてだろうなぁ?

9/24

ヘッドフォンが断線したせいで強制モノラル…



暇だったので弟の部屋から「家政婦が黙殺」 「ナツノクモ」を借りてきてしばし読書。

表紙に消しとか本当ありえない(「家政婦が黙殺」
そのくせまったくエロくないし。むしろ笑い死にます。

「本棚を見ればその人の人となりが判る」なんて言いますが、「ブラック・ラグーン」「新暗行御史」「無限の住人」「天上天下」「一騎当千」「破壊魔定光」「HELLSING」「GUNSLINGER GIRL」などがずらりと並ぶ弟のバトル漫画野郎っぷりはちょっと面白かったです。

「日本海軍夜間邀撃戦」の隣に「Rozen Maiden」が並んでる俺の本棚の意味不明さにはまだまだ及びませんけどね…
(別に及ばなくていいです)

9/23

今度は部屋持ち



フェリーで21時間かけて600kmかなたの故郷へ帰省。
初めてフェリーで帰省したときは本当に暇で暇でしょうがなかったんですが、今回は本読んだり昼寝したりしていたらあっという間に着いてしまいました。
別にフェリーが速くなった訳ではないので俺の時間の潰し方がうまくなったんでしょうね。

そして今回は使っていない部屋を自分で掃除して帰省中の滞在場所にしているので、以前のようにリビングで家族の目を盗んで更新なんて事をしなくて良くなりそうです。
そして更新以外にも一人きりなのであんな事やこんな事が出来るなぁ…(妄想の広がるa-parkさん)

9/22

「群青の空を越えて」のデモムービーがいい感じ。


特に1:40付近からの主題歌かぶってくるあたりが。

というわけで今晩のフェリーで帰省するので早めの更新です。
そしてそんなタイミングでどうして俺はロケ夏フルボイス版を買ってきているんでしょうね?
いつやるんだ。

前回帰省したときはあまりにもネタに満ち溢れていたのですが今度はどうなる事やら。
特に我が弟妹がどうなってるかが本気で心配です。

9/21

世界に広がれ自動生成。



巡回先でランダムお題生成スクリプトなんてものを発見してしばし遊ぶ俺。
いわゆる「三題話」というか、適当な単語を3フレーズ繋げてお題を作るスクリプトです。
半分くらいは全く意味不明なものができるんですが、まれに異常なほどぴったりくるものが出たりします。

「ねえさまが キャラを忘れて 『やらないか』」
「にいさまが はにかみながら 侵入罪」
「恥ずかしい 全身タイツで ずりおろし」


とか笑い死ぬかと思いました。
意味不明なものは意味不明なものでまた面白いです。

法則性を見つけようと60回ほどリトライしましたが、結局よく判らず。
単純に「1番目ワード候補」「2番目ワード候補」等々から選び出して並べているだけでは無い気がするんですけどね…
かなり良く出来ていると思います。生成結果が画像で出るというのも何気に凄いところですね。

ついでにいろいろ自動生成リンク
朝日新聞的社説(自動生成) かなりそれっぽいです
コピペ文章自動生成ツール 民主党(笑)
4コマ漫画自動生成 素晴らしいシュールさ

こうしてみると世の中にはバカな事(褒め言葉)してる人がたくさんいるんだなぁ…


4088768612皇国の守護者 2 (2)
佐藤 大輔 伊藤 悠
集英社 2005-09-16

by G-Tools
「小説の漫画化」でこのクオリティは神。

単純に筋を追うのではなく、漫画で表現しづらい部分はアレンジし、原作では地の文で長々と語られる軍事設定や政治情勢をコマの背景や人物の台詞を使い実に自然に解説。
シーンや台詞、地の文を全てそのまま漫画にするのは流石に無理なのでアレンジ部分がかなり多いものの、それが全く違和感を覚えさせないのも流石です。
作画の伊藤悠氏は本当に良く原作を読み込んでいると思いますよ。

1巻の感想の時にも描きましたが、漫画になってあのもったいぶった言い回しやくどい地の文での解説が減ったぶん万人向けになったかと。
こういう戦争モノに抵抗感がなけれは本当にお薦めです。

9/20

あとはお客の上に料理をこぼしでもすれば完璧か。



「黒かわいいよ」で検索すると俺以外のほぼ全員がプリキュアの話をしている現状に、○○黒かわいいよ○○形式の記法をネット上に浸透させようと野望に燃えているa-parkですどうもこんばんは。
そして最高にどうでもいい話ですが「○○黒可愛いよ○○」の方は微妙に普及しているのが不思議です。「黒」を変換するついでに変換されてしまうせい?


とまあそんな事はさておき、今日のバイトはそろそろ一年になろうかという勤務の中で最高の一日でした。
何が最高かって俺のドジっぷりが。

・ハンディの「麦」と「芋」を読み間違えて麦焼酎頼んだ所に芋焼酎出す
・そもそもメニューにチャーシュー麺が存在しないのにチャーシュー麺の注文を受ける
・調味料の入れ替え中にラー油の瓶倒してぶちまける
・頼まれたメニュー入力し忘れ
・客の目の前でスプーンを落とす
・テーブルセッティングし忘れ


思い出すだけで嫌になってくる(汗
自分のあまりのドジっぷりに、これは何か取り憑いてるんじゃないかと冗談みたいなことを普通に考えだす始末。
お客がはけて手が空いた際にミスの数々を思い出して鬱になり、「そういえば今日皿だけは割ってないな」と思った数分後に皿を割ったりとか本当ありえないです。

人間はどこまで注意力散漫になれるかの限界を見た気がしますよ。
もともとそんなに利発な人間ではありませんが、ここまで酷いのは人生でも多分今日がはじめて。
バイト行く直前まで寝ていて食事抜きでそのまま出勤したので頭が回ってなかったんだと思います。

頭では気を付けようと心がけているのに、気がつくとミスをしているあの状況はある意味面白かったです。
よくあるドジっ娘ウェイトレスを地で行ってました。
…俺がやっても可愛くないので許してもらえそうに無いですけどね!!

9/19

ちなみに俺は一瞬たりとも映ってません。



学校の教室を借りてプロジェクターでTVを写し、持ち込んだホットプレートで焼肉をしながらみんなで鳥人間コンテスト鑑賞会。
うちのサークルは10秒くらいのダイジェスト放映でした。ま、距離飛んでませんし。

本番の時は待機場所がプラットホームからかなり離れていたので様子がよく判らなかった為、TV放映で見る近くからの映像はなかなか新鮮。
斜めに進んでいく芝浦工大や宙返りした勢いで人だけ飛び出したどこぞの滑空機が笑えました。
あといまだに作業場焼失をネタにされる府大とか。

それにしても、上位チームが10km越えるのがもはや当然のことになってきたお陰でそれ以外の中堅〜弱小チームの放映時間がどんどん削られているような気がしますよ。
飛行距離が1kmを越えてダイジェスト放映というのは酷いです。
つくばの複葉機やHUESの双発機といった変わった形状でそれなりに飛んだ飛行機たちも軒並みダイジェスト放映でしたし。

素人目にはまったく区別のつかない、同じような形をした上位チームの飛行機がだらだらと長距離飛ぶシーンばかりの現状の放映は、鳥コンの視聴率が下がっている現在ちょっとどうかと思います。
噂では来年からタイムトライアル部門が新設されるらしい等、よみうりTVも視聴率低下を防ぐためいろいろと手を打っているのはわかるんですがどうもいまいちツボを外してるんですよね。
ここ最近でのヘリコプター部門や滑空機部門フォーミュラクラスの不振っぷりなどはその際たるものかと。

そのうちに視聴率低下で大会打ち切りなんて事にならなければいいんですが…

9/18

鳥コン放映前日なのでサークルのお話。



新入部員向けのCFRP焼成講習会があるとのことで久しぶりに人力飛行機サークルに顔を出したら、万博の手荷物検査でカッター持ってたせいで別室に連れて行かれた事を皆に突っ込まれたa-parkですどうもこんばんは。
取り上げられるのが当然のものを鞄から抜き忘れていた俺も相当バカですけど、阪神の応援メガホン取り上げられてた俺の次に別室に来た人の方がレベル高いと思います。
万博来るのになんでそんなもの持ってんですか貴方。ていうかそれ危険物なんですかスタッフさん。

そんな俺はさておいて、正直言って春〜初夏の時点では存続の危機なのではないかと思っていたうちのサークルにそれなりに一年生が居る事を知ってちょっと驚き。
顔と名前が一致するのは春から顔を出している連中だけなので知らない人がたくさん居ました。

ま、向こうには俺は4年生と同学年っぽいけど研究室配属されていないなんだかよく判らない身分の人だと思われてそうですけど。
それ以前に顔覚えられてるかどうかすら微妙ですよ。

入ったときを思い返せばあの頃は4年や院生の部員がとんでもなくすごい人たちに見えたんですが、自分達の世代がいざそうなってみると大した事ないですね。
それともあの頃の彼ら彼女らと単純に能力差があるだけか。

なんにせよ、どうやら俺は後輩達の一部に『「偏読日記」の人』として認識されているらしいので(春の時点でここ見てる1年生が居て本気でびびりました)なんだか間違ったイメージが浸透していきそうで実に心配です。いやほんと。

9/16

バチカンより小さい国があったとは。



ニュースを見ていて出てきたイタリアの「軍警察」が一般警察とどう違うのか調べようと思って Wikipediaを見はじめ、つぎつぎとリンク先の関連記事を読み漁っていたら数時間経過。
気がつけばアイヌの文化とか刀伊の入寇についての記事なんて物を読んでいる俺がそこに。
我ながらイタリアについての記事からどうリンクをたどっていったのかさっぱり判りませんよ。もう一度やれと言われても出来る気がしません。

あと、そうやって大量に記事を見ている中で発見したんですけど世界には本当にわけのわからない国がけっこうあるんですね。

セボルガ公国 - Wikipedia
2005年現在、セボルガ公国はイタリアからの独立を主張しているが、イタリア側はセボルガ公国をひとつの村としてみている。
またイタリア政府とセボルガの間にはなんらの緊張もない。(中略)住民はイタリアの行政サービスを受け、政治的権利を行使しており、地方税と(イタリアの)国税を納入している。


…国か? それは国なのか?


ハット・リバー王国 - Wikipedia
自分の農場を独立国にしてしまったすごい人。
そして切手や紙幣を独自に発行しているというのがまた凄い。


シーランド公国 - Wikipedia
世界最小面積207平方メートル!!(バスケットコートの広さと同じくらい)
島ですらない(放棄されたイギリス軍の海上要塞)のに国を名乗っていいんでしょうか? どこかの漫画を思い出してしまいそうです。
案の定どこの国からも国家として承認されていないようですけど。

こういうのを見ていると、領土的緊張のないところで人のいない土地をある程度占有して独立宣言すれば簡単に「一国の主」になれてしまうのではないかと考えてしまいますよ。
…なったとしても何のメリットも無さそうですけど。


40887666954088767934CLOTH ROAD(1)
倉田 英之 OKAMA
集英社 2004-08-19

by G-Tools
CLOTH ROAD(2)
倉田 英之 OKAMA
集英社 2005-04-19

by G-Tools
ケーブルは糸に、基盤は布地に─────ウェアラブルコンピューターが極限まで発達し、コンピューターが服そのものと化した世界。
服を仕立てるファッションデザイナー = プログラマーとその服の機能を引き出すファッションモデルが時代の寵児となるなか、裏社会では戦闘用に特化した服でモデル同士が戦う「WAR-KING(ウォーキング)」が流行していた。
仕立て屋見習いの主人公ファーガスは病に倒れた養父の手術費用の為に双子の姉ジェニファーと組み、デザイナーとモデルとして「WAR-KING」に挑む事になる……

どうしてこんな面白いものを今までスルーしていたんだろう。
お話自体はまさに古き良きバトル漫画、設定だけ見ると奇抜ですが実際やってる事はそれほど大した事ではありません。
しかしそのベタな展開をそうとは感じさせない巧みな台詞回しと、それを存分に表現しきってむやみやたらと勢いのある絵は大したものです。
深いことを考えずに読んでスカッとするのが正しい楽しみ方かと。俺はかなり好きですよこれ。

9/14

まさに駆け込み入場。



唐突ですが、


万博行ってきました(自転車で)

○○されたり、○○館が最高だったり、本当にとんでもない人物を目撃したりの万博レポはこちら
最初は「行ってきました」+写真1枚で済ますはずだったんですけどね…
それだけで済ますにはもったいないネタが多すぎました。

9/13

街へお出かけ。



今日の購入物
「 CLOTH ROAD (1)」
「 CLOTH ROAD (2)」
「 サマー/タイム/トラベラー (1) 」
「 円環少女」
なかない君と嘆きの世界
Enchanted Waves
「機動旅団八福神 (1)」
「 機動旅団八福神 (2)」

「ヒトラー 〜最期の12日間〜」を観に行ったついでに本屋めぐり(+α)
「 円環少女」がなかなか見つからなくて苦労しました。本屋5軒回ったよ。



「ヒトラー 〜最期の12日間〜」
すごく… ヒトラーです…

ヒトラー役のブルーノ・ガンツの熱演がとにかく光ります。
癇癪を起こして演説をかますところの迫力は画面のこちら側にいてもすくんでしまうようでした。
字幕以外での上映はありえないですね、これ。吹き替えであの迫力を出せるとは思えません。

中身は実に淡々と「ヒトラー自殺までの最期の12日」を総統地下壕で彼と共に過ごした秘書の視点から描いています。

地上では12〜14歳程度の子供まで防衛部隊に徴兵され、老人達を集めた国民突撃隊はろくな装備も訓練もなく無駄死にしていき、街を巡回するSS野戦軍事法廷は目に付いた民間人を「脱走兵」だとして片っ端から処刑。
しかし主人公の秘書がヒトラーと共に暮らす総統地下壕ではダンスパーティーが開かれ、将軍達はヒトラーに表面上だけ従いながらやけ酒をあおり、避難して来たナチ高官の子供達が合唱をして皆を和ませ、そしてヒトラーは既に壊滅した部隊に出来もしない攻撃の命令を出し続ける。

この映画の内容を「戦争の悲惨さ」なんて陳腐な単語で表現したくないです。見てて本当に暗澹とした気持ちになりましたよ。

他に小ネタとしては
・みんな軍服着てる上にやたら登場人物が多いので誰が誰だかよく判りません。結局最後までカイテル元帥とヨードル大将の見分けが付かなかった
・官庁街防衛指揮官のモーンケ少将や、ベルリン防衛最高司令官のヴァイトリング中将なんかが出てくるたびに(戦況の悪化に伴い)どんどんくたびれた姿になっていくのはちょっと面白かった
・シュペーアが妙にいい人、そしてなにもかも奥さん任せのへたれゲッベルス
・実際の記録映像や写真を元にしているシーン(少年兵に勲章を授与するヒトラー・ベルリン脱出戦の途上で撃破されたSdkfz.250/1など)があるので元ネタを知っているとその再現っぷりに感心
・噂に聞く「フェーゲライン!フェーゲライン!! フェーゲライン!!!!」をついにこの目で見ました


お世辞にも楽しい話ではないし人に勧めもしませんが、少なくとも俺にとっては観てよかったと思います。

9/12

ヲタ的コストパフォーマンス。



気が付けば何故か家にある食材が玉ねぎばかり。
この状況に人は玉ねぎ4個(+米と多少の冷凍食品)でどこまで頑張れるかというのをやってみようかと一瞬思いましたが、べつにそこまで食費を切り詰めるほどお金に困っているわけでもないので買い物へ。
インターンシップから帰ってきて以来では初めてある程度手を掛けて料理を作りましたよ。キムチ雑炊ウマー


そしてお金の話つながりで料理をしながら物思いにふけっていてふと思いついた事なんですけど、アニメって無償なんですよね。
突然何を言い出すのかと思われそうですが、ずっと前から俺は世のヲタクさんたちがどうしてそんなにアニメ見てるのか本気で判らなかったんですよ。
世の中の認識にも「ヲタク=アニメを見てるもの」という構図が根強く存在すると思います。

これがTV視聴時間が10時間/月以下(酷いときは1週間TV見ないとかあります)で、もはやTVというよりPS2の付属モニターに近くなりつつあるような身としては一体何がそこまで皆をひきつけるのかと実に不思議でした。

が、それもこれも無償だから。
もちろん他の要因も立派に存在するだろうとは言え、数あるヲタメディアの中で企業やら何やらが相応の資本を投下し、それなりのスタッフを揃えて製作した「作品」を数千円(TV代)の初期投資さえすれば以後ほぼ無償で鑑賞し続けられるというのは普通に凄い事です。

もちろんコアな人はDVD買うやら地上波で放映されないものを視聴するために衛星放送加入やらするでしょうが、一部の濃い人が他の大多数よりお金をかける方向に進んでいくのはどんなヲタ趣味でも一緒。
普通は小額しか使わない大多数とお金を惜しまない一部という構図になるところを、無償な大多数と少しはお金を使う人たちと金に糸目をつけない濃い連中という風になっているのがTVアニメの違うところだと思います。


他にも「何でみんなそんなにジャンプ(に限らず週刊漫画誌)読んでるんだろ」「何でみんなそんなに普通の本は読まないのにラノベだけは読むんだろ」というのが身近なヲタな人たちと接して&ネット上の数多くのヲタサイトを巡っていての疑問だったんですが、漫画やラノベもこういう観点から見るとかなり費用対効果の高い方だからかもしれません。
どちらも立ち読みという無償鑑賞手段が(邪道とはいえ)用意されていますからね。


しかし、そう考えると俺の「ゲーム&ミリタリーヲタ」って言うのはどっちもコストパフォーマンスが最悪に近い部類ですね。
ゲームはお金払うまで内容がわからない上にけっこう高いし、軍事本の一部は読者をなめているとしか思えない価格設定ですし。

こういう観点でコストパフォーマンスのランク付けなんかをしてみたら楽しいかもしれません。
いちばんお金がかかるのは何ヲタなんだろう。

9/11

そもそも投票所で音楽を流すという行為がどの程度メジャーなのか知りたい。



選挙に行ったら投票所に流れていた音楽が「最近流行りの伝奇バトルものエロゲの戦闘シーンの前に流れてそうな曲」でその事ばっかり意識して投票が上の空だったa-parkですどうもこんばんは。
あくまでも戦闘シーンそのものでないところがポイント。
訳の判らない表現だとは自分でも思いますが、あの若干スローテンポでありながら微妙に緊迫感にあふれた曲調をうまく表現する言葉は俺にはこれしか思いつきません。

環境音楽として流すのならあんなに緊迫したムードを煽る曲流さなくてもいいと思うんですけどね…
何考えてんだうちの区の選挙管理委員会。そしてそんな発想をする俺。

404853890Xディエンビエンフー
西島 大介
角川書店 2005-08-26

by G-Tools
「世界一かわいいベトナム戦争」(帯表)
「従軍カメラマンの少年が出会った、11歳の不思議な女の子。
遠く離れたベトナムの空の下で、小さな恋、見つけた(はあと)」
(帯裏)
1965年、戦線が激化するベトナム。従軍カメラマンのヒカルは、血みどろの戦場でひとりのベトナム少女と恋に墜ちた…。
気鋭のマンガ家&イラストレーター・西島大介が爽やかに描き出す、切なく愛らしいベトナム戦争!
」(amazon紹介文)

紹介文書いた奴ら表へ出ろ(笑)
判ってやっているんならそれはそれで凄いしあえて騙そうとしてるんならそれもまた。

これら文章から実際の内容を正確に想像できる人がいたら本気で頭おかしい(褒め言葉)と思います。
実際どんな話なのかはあえて書きませんが一言だけ書けば戦闘ヒロイン(by2丁アーミーナイフ)最高、そんな話。

9/10

季節が駆け抜けて



心ゆくまで部屋のベッドで惰眠を貪ったあとふらふらと学校に行き、そのついでに近所をぶらついたらどうにも風景に違和感が。
初めは久しぶりに見る近所の光景に反応しているだけかと思いましたが、よくよく観察してみるとどうも街路樹が秋っぽいんですよ。
葉はまだ緑一色ですけどなんとなく真夏のころの元気がないというか。

どうも気が付いたら既に夏が過ぎ去りつつあるようです。
今年はバイトとインターンに明け暮れていたお陰でろくに夏らしい事が出来なかったですよ。
コミケ行ったくらいかな思い出は!!(それは人としてどうかと)





4063142671 ヤサシイワタシ 2 (2) ヤサシイワタシ (1)
ヤサシイワタシ (2)

ひぐち アサ
講談社 2001-06

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いいな、これ。

大学でのサークル内恋愛ドロドロ話だと思っていたら(実際序盤はそうですけど)単にそれだけにはとどまらないなかなか重い話でした。
後半はいちいち登場人物たちの言葉が心に突き刺さりましたよ。最終話のラスト4ページで恥ずかしくもマジ泣き。
今もなんだか胸の中にもやもやと感想がわだかまっているんですがそれを言葉に出来ないのが非常にもどかしいです。

そして単純に「大学サークルネタ」の漫画としても良く出来てます。
みんなで飲み会とか部員の引越し手伝いとか部室で駄弁ったりとかこういうサークルの雰囲気を実に良く描いているかと。
サークル自体は写真部なので俺(人力飛行機)とは具体的な活動は違いますが、それでもまるで自分達の生活を描かれているかのようでした。
それだからこそ痛々しく重い台詞たちが実感をもって伝わるんでしょうね。


あと、

「ヒロイン弥恵の人格は破綻しています」「とにかく、ヒロインが嫌ーな感じで、どうなんだこの子!!って思うんだけど」「最後までヒロインの娘には好感がもてなかったけど、」

等々amazonのカスタマーレビューでぼろくそに言われているヒロインの弥恵ですが読んでてうちのサークルの某女史を思い出したというか実際いるよこういう人。
これ以上は下手すると俺のリアル知り合いほぼ全てがここ見てるんじゃないかという状況ではちょっと書けないですけど。
……なんつうかああいう人の相手を出来るって言うのはそれだけで尊敬しますよ。

9/9

この机、この椅子、このキーボード、このマウス、この本棚、このベッド、そしてこの部屋!!



というわけで3週間にわたったインターンシップから無事帰ってきました。
自分の部屋はやはり落ち着きます。

社会人の方々と一緒に働く事によって大変勉強に……なんてどうでもいい自己満足の「学んだ事」なんてのを並べても仕方がないのでインターン中の小ネタでも。
以前取り上げた事柄もありますが許してね。


・スケールでかすぎ
高さ長さ面積温度ありとあらゆる単位が大きい(長い・高い)ことこの上なし。
あまりにも建物が大きすぎて距離感を失いそうになったり、工場の中に入ればごくごく普通に数百℃〜千℃の炉や溶融金属があったり。
自分の担当した焼鈍炉の入り口から物凄い勢いで炎が噴きだしているのを見たときはたまげました。サク無いし
とことん日常の単位を超越した世界でしたよ。(オフィスはいたって普通でしたけど)

・車走りすぎ
敷地が広すぎて社員の方々がほぼ全員自家用車で構内を移動しているのでやたら車がいます。
その上材料or製品を積んだトラックや特殊車両がわがもの顔で走り回っているうえに歩行者の事を全く考えていない道のつくりなのでかなり怖いです。
構内巡回バスがなかなか来ないので一度オフィスから正門まで敷地内を歩きましたが2度とやりたくないです。

・みんなはじけすぎ
日中は真面目に仕事をしていますが(当たり前です)ひとたび飲み会になればそこは一変、阿鼻叫喚の世界に。
とりあえず風俗ネタとAVネタがデフォだという事で様子を察していただければ幸いかと。
風の噂で酔っ払った工場長が熱延課長の首絞めたとか、配属先の方々と飲み屋に行ったら30過ぎの既婚者の社員さん(それも2人)が普通にバイトの女子高生口説きだして電話番号聞き出してその場で電話かけたりとか本当ありえない。

・給料良過ぎ/結婚率高すぎ
飲み会の席で酔った勢いで入社2年目のボーナスの額を聞いたんですがとんでもなかったです。
鉄鋼業界景気いいって本当なんですね。学部卒で就職しようかと心が揺らぎましたよ。
そしてそのお陰かどうか知りませんが結婚率がやたら高いです。配属先の 50代1人、40代1人、30代2人、20代5人の計9人の社員さんのうち既婚者8人は平均以上と言っていいのではないかと。
ほぼ全員(それこそ新入社員でも)車持ってるのも恐らくそのせいですね。


月並みですけどまさに「終わってみればあっという間」。3週間が短く感じました。
成果を出せたかは微妙ですけど適当にだらだらと夏休みを過ごすよりは良かった、かな?

9/2

本物の乱読さんはこんなもんじゃないですよ。



今日の購入物
「ヤサシイワタシ 1 (1)」
「ヤサシイワタシ 2 (2)」
「日本海軍夜間邀撃戦」
「Rozen Maiden 5 (5)」
「キスきゅー」
「灼眼のシャナ (0)」
「JAPAN WAR 1945 」
「ディエンビエンフー」

このサイトを見ている友人から「お前の本の選択基準が全く判らない」なんていわれて驚いたりする今日この頃。
自分としてはここまでわかりやすい奴はいないんじゃないかと思うんですがね?

ミリタリー系ノンフィクション、SF、黒い話or燃える話なラノベ&一般小説でくくればほらおしまい。
厳密に言えば軍事本は戦史(特に航空)系とかSFは技術云々より人間模様に力を入れているのが好きとかありますけどね。
あ、人外ネタ忘れてた。

上の購入物だってこの分類で一発です。ほうら簡単だね。
うちの本棚を見た友人達が口々に訳の判らないラインナップとこぼすのが理解できないです。俺の中では戦史書もラノベもSF萌え漫画も全てシームレスに繋がって区別も何もないんですけどね。

むしろ最近の方が自分の好みが自分でわかってきて手を出す対象がだいぶ狭まってますよ。
本当に活字さえあればなんでも良かった小〜中学生のときなんて家の本棚の親父の会社の社史とか読んでました。嫌な子供です。


そしてそろそろ本棚5号を手に入れることを真剣に考えなければいけない時期に来ているようです。
既にあまりにも詰め込みすぎたおかげで持っているはずなのに何処にあるか判らない本が普通にありますからね。
どこいったんだよ「かめくん」(泣
いつものように大学内の研究室からでる粗大ゴミの中から状態のいい本棚を見つけられるといいんですけど。



「Rozen Maiden 5 (5)」
翠星石  (*´д`*)ポワワ
…え、主人公が引き篭もりになった理由?どうでもいいよそんなこと(←よくありません)


「JAPAN WAR 1945 」
「原案協力:佐藤大輔」に釣られて購入。
電光vsP-61本土防空戦ネタ「ビトウィン・ヘヴン・アンド・ヘル」とT-34vsチハな満州対ソ戦ネタ「97 OverDrive」の2本が収録されてます。
頑張れば何とか勝てない事はないかな、と思える電光はおいといてこんなにカッコいいチハは初めてだよ。

ドラゴンJrに載った際に「満州でT-34/85とチハ」だと聞き、それは魔法でも使わないと勝てないんじゃないか(参考:世界最低中戦車チハ )と思って単行本を読んでみたら魔法はないですが運7割努力3割くらいでした。
1対1で戦ってるのに4発打ち込んでやっと撃破(というかまともに効いてるのは5m位の超至近距離から打ち込んだ2発のみ)とか泣けてくるよチハ。

お話としてはこういう「戦記モノ」としては定番の展開で特に目新しい事もなし。
佐藤大輔テイストを期待していたのに少々拍子抜けでした。所詮「原案協力」ですか。

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