第 8 回 チュ ー リ ッ プ 2023年3月1日
毎週火曜日は、定年退職後に再開した卓球の練習日です。午後4時に練習は終わります。その帰り道、父母が埋葬されているお墓に
寄るのが、ルーティーンになっています。お墓へ行く途中にある小さな八百屋さんで、供えるお花を買います。冬は花の種類も少ないので
定番の菊になることがほとんどです。そんな2月の初旬でした。小さなピンクのチューリップが2本、早咲きの東海桜と一緒になった花束が
目に留まりました。「可愛い!」お墓に供える花とは別に、アトリエ作者に見せたくて迷わず買いました。
偶然かも知れませんが、作者は水彩画教室の2月お手本にチューリップを選んでいました。3月の百花の候補はチューリップ、パンジー、
梅、シクラメンのどれかにしようと思っていたのですが、この時、チューリップにしようと決めました。そして、チューリップの情報を集めている
時に、アンデルセンの「おやゆびひめ」は、チューリップの中から生まれたということを、初めて知ったのです。