そ よ 風 の ア ト リ エ
透明水彩画・・・吉沢三さ子 作品とその世界
( NO.262 2023.1.01 毎月1日更新)
新 た な ス タ ー ト の 年
2023年、令和5年、明けましておめでとうございます。
今年も新型コロナ感染拡大の中での新年です。それに加えてロシアのウクライナ侵攻の終わりも見通せません。明るいニュースや
話題が少ないお正月ですが、3年振りに行動制限が無くなり、故郷の家族や親しい友人知人と楽しい時を過ごしている方々もたく
さんおられることと思います。どうか、今年は二つの嫌なことが一日も早く終わって、良い年となるようにと、祈らざるを得ません。
今年、私には一つの区切りと新たな出発の時が待っています。NHK文化センター豊橋教室の閉鎖にともない、25年間務めてさせ
ていただいた水彩画教室の講師が3月で終了となります。そして4月からは「 花と果実と野菜たち 」という新たな水彩画教室を豊橋
西駅前にある、くらしときめきアカデミーで開講します。多少の不安もありますが、期待の方が大きいです。
1月から2月、一年で一番寒い季節です。コロナは勿論ですが、インフルエンザ、そして風邪にも注意してお元気でお過ごし下さい。
皆様にとって良き一年となりますよう、ご健康とご多幸をお祈り致します。本年もどうぞよろしくお願い致します。
そよ風のアトリエへようこそお越し下さいました
このアトリエには、下記の部屋があります。ごゆっくりとご覧下さい。
1月の部屋 百花のそよ風 (マネージャー余話) 第 6 回 椿 そよ風に乗って(マネージャーの独り言)
風誘讃花一覧 100回記念の部屋 そよ風の小径 そよ風の小径 パート2 新エッセイの部屋一覧
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吉沢 三さ子 プロフィール
出身地 : 長野県佐久市 (1949年7月生まれ)
日本画家、飯島三友(江戸末期~明治・大正)を曾祖父に持つ(参考エッセイ「三さ子の三とは」)
東京のデザイン学院でイラストを学び、テレビ局(テレビ東京)でデザイン画を担当
1973年、結婚を機に職場を離れ、子育ての傍ら独学で水彩画に取り組む
豊橋に転居した1979年から本格的に水彩画の創作活動を始める(参考エッセイ「俺、お前の絵、好きだよ」)
名古屋市で NHK文化センター名古屋 水彩画教室講師 (2006年~2019年)
現在豊橋市でNHK文化センター豊橋水彩画教室講師 「花を描く水彩画」 (第1、第3月曜日午前10:00~12:00)
【 ラ ジ オ 深 夜 便 】
皆さんはラジオ深夜便をご存じでしょうか?NHKラジオ第一放送で32年前から始まった番組です。高齢時代の到来に先駆けて
プロデュースされた{という説があるというけれど、定かではない}長寿番組です。私は40才になってすぐに、この番組を聴いてい
ましたから、ほとんど最初からのリスナーです。
その頃、夫は単身赴任中で、真夜中にラジオを聴いても何の支障もありませんでした。困るのは、内容が充実しているのでつい
聞き入ってしまい、寝不足になることです。例えば、山本周五郎の短編小説をアナウンサーの朗読で全編紹介されたときなどは、
思わず聞き入ってしまい、翌朝の眠いことといったら・・・まだ、子供たちにお弁当を作る役目を担っていましたから、大変でした。
そんなことがあって、ラジオ深夜便が面白いのは承知のうえで、しばらく遠ざかっていました。それが何の躊躇もなく聴けるように
なったのは、私自身が高齢者になってからのことでした。ところが、夜は10時に寝る、という習慣が身についてしまっていて、11時
5分からスタートする深夜便とは、とてもつきあえないのです。そこで、マネージャーが探して、プレゼントしてくれたのが予約録音の
できるラジオレコーダーでした。これはダイヤの指輪よりも嬉しく価値のある物でした。ほんとに!!
以来10年余り、家にいるときは録音した深夜便を聴きながら絵を描いています。こんな素敵な番組を独り占めしているのは勿体
なくて、ここに紹介する次第です。12月30日の放送では、ベートーベンよ永遠にということで、作曲者でもある指揮者の曽我大介
さんをゲストに招いて、トークと音楽をたっぷり聴かせてくれた2時間がありました。また、朝の5時終了前には1996年8月に亡く
なられた写真家、星野道夫さんの奥様の話を聞くことができました。
私はこの放送から、創作へのエネルギーをもらっています。どうかこの番組がこれからも末永く続きますように、と願っています。
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