そ よ 風 の ア ト リ エ
透明水彩画・・・吉沢三さ子 作品とその世界
( NO.292 2025.07.1 毎月1日更新)
【 梅 雨 は ど こ へ 行 っ た の ? 】
今年の梅雨はいったいどうなっているのでしょう。梅雨入り宣言があったと思ったら真夏日が続き、
場所 によっては梅雨が明けた模様だとか・・・
私が住む東海地方では、夏空が広がっていますが、もうしばらく梅雨は続くようです。今年は静かな
雨空のもとで、紫陽花を楽しむ時間が余りにも少なかったように感じられて、残念です。だから、という
わけではありませんが、今年は紫陽花をほとんど描けていません。パレットには赤紫、青、青紫という
6月ならではの色がおかれていたのですが、どうやらアガパンサスや花菖蒲などを追いかける時間が、
多かったようです。
毎年出かける豊橋市の賀茂菖蒲園の花菖蒲、今年はとてもきれいでした。マネージャーはその菖蒲
園の植え付け体験に参加し、花菖蒲の苗を5~6本頂いてきました。我が家の畑に植えるらしく、来年
咲く のが楽しみです。
植え付け体験の帰り途に寄った畑(菖蒲園と畑はすぐ近くです)から、今年もまた梅雨のコスモスが
届きました。梅雨にコスモスを描くのに、何の抵抗もなく、むしろ当然のようになってしまったようです。
そよ風のアトリエへようこそお越し下さいました
このアトリエには、下記の部屋があります。ごゆっくりとご覧下さい
7月の部屋 百花のそよ風 (マネージャー余話) 第36 回 アザミ
そよ風に乗って(マネージャーの独り言) 風誘讃花一覧 100回記念の部屋
そよ風の小径 そよ風の小径 パート2 新エッセイの部屋一覧
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吉沢 三さ子 プロフィール
出身地 : 長野県佐久市 (1949年7月生まれ)
日本画家、飯島三友(江戸末期~明治・大正)を曾祖父に持つ(参考エッセイ「三さ子の三とは」)
東京のデザイン学院でイラストを学び、テレビ局(テレビ東京)でデザイン画を担当
1973年、結婚を機に職場を離れ、子育ての傍ら独学で水彩画に取り組む
豊橋に転居した1979年から本格的に水彩画の創作活動を始める(参考エッセイ「俺、お前の絵、好きだよ」)
名古屋市で NHK文化センター名古屋 水彩画教室講師 (2006年~2019年)
豊橋市で NHK文化センター水彩画教室講師 (1997年~2023年3月)
2023年4月から 「くらしときめきアカデミー豊橋」で水彩画教室講師 第2第4水曜日13:00~15:00
【 透 明 水 彩 絵 の 具 】
いつも透明水彩の美しい色を楽しみながら、絵を描いています。
「ホルベイン透明水彩絵の具108色セット」 というのを使っています、と言うと
「え~そんなにたくさん!!」と驚かれます。
勿論、いつもそんなにたくさんの色を使っているわけではありません。正確に説明すれば、ホル
ベインの水彩絵の具は全色が108色あるということです。慣れてくると、その中からどの色が自分
の創作にあっているかが、分かってくるのです。
私の場合は、えーと60色もあれば充分かな。そのお気に入りの色の中でも、混色によって新た
な色との出会いを発見するのは、良い友達と出会ったようなものです。最近もそんな出会いがあっ
たことを紹介しましょう。
ビリジャンヒューという青紫色があります。透明感のある冷たい色で、ピーマンを描くにはいいけれ
ど、あまり使いかってのいい色とは思えなかったのです。ところが、茶系のライトレッドを混色するこ
とで、落ち着きのあるいい感じの緑が表現できることを発見しました。
今のところ、いろいろなところに生かした絵作りをすることに、熱中しています。良かったらあなたも
試してみて下さいね。
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