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                            織 田 瑟 瑟 (お だ  し つ しつ)

  カレンダーに描かれていたその絵は、縦長で中央に桜木をどんと置いて、その周囲から出ている小枝に八重桜が今を盛り

 と咲き匂う様子が、描かれています。作者は織田瑟、絵の題名は「江戸法来寺桜図」 板橋区立美術館蔵 とあります。

  織田瑟は近江の女流画家で織田信長の末裔である、ということ。江戸中期に絵の修行で京都に出て、桜画の名手とい

 われた三熊思考の妹、露香に学んでいるという短い作者紹介があるだけでした。それ以上の知識は知るよしもなかったの

 ですが、午後の眠気が襲い来る時間帯にふと合わせたテレビチャンネルから、作者にまつわる非常に興味深いエピソードが

 流れて来たのです。眠気がいっぺんに覚め、メモを取る余裕もなく聞き入った紹介とはこういうものでした。

  結婚して京都に出た織田瑟は、早く夫に死に別れ、近江に帰り仏門に入ったそうです。その場所で親しんだ人々に気さ

 くにご自分の絵を差し上げていたそうで、描くのはもっぱら桜だったとか。織田瑟亡き後、人々は桜が咲く季節が来ると、

 織田桜と呼んでいたその桜の絵を持ち出して、各家庭で花見を楽しむということでした。

  花の絵を描き続けているものとしては、非常に興味深く心に染みいるエピソードであることを、皆さんにもお知らせしたくな

 りました。ちなみに瑟」という言葉には、風の吹くさま、とか深緑色という意味があるそうです


   
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 四季・花・夢
そ よ 風 の ア ト リ エ

                        今 年 の 桜 ・・・織 田 瑟 瑟 を 知 る

   新しい年度の始まりである4月ですが、今年はいつもの年とは違った4月を迎えているようです。それというのも、4月1日が

 新元号発表の日だからです。残念ながらこの原稿を書いているのが3月なので、その新元号をここに記すことはできません。

 明治、大正、昭和、平成と引き継がれてきた元号、次の時代はどんな名称になったのでしょうか。

  そうした歴史の動いている今年の春ですが、桜前線北上のまっただ中でもあります。その中で花の絵を描き、ホームページ

 作りにいそしめる幸せを感じています。こんな季節には良くしたもので、テレビ番組でも桜にまつわる特集などを組んでくれて

 これもまた楽しみの一つになっています。先日はNHKのBSプレミアムで、日本列島の南から桜前線をたどった旅の番組が放

 映されました。興味深く見ていると、近江のとある地域では、この季節には特別な絵を納戸から出して、床の間に飾るのが、

 花見の風習になっているというのです。「えっ?」と思わず引き込まれた話題の絵は、何と我が家にも飾ってある桜の絵では

 ありませんか!といっても、我が家の絵は印刷物、それもいただき物のカレンダーです。「あ、いい絵だな」と思ったからこそ、

 カレンダーの役目を終えた後も、観賞用ポスターとして飾っておいたのです。作者は織田瑟瑟、詳細は下部エッセイ欄で。

 透明水彩画・・・吉沢三さ子 作品とその世界 

                     ( NO.217  2019.04.01  毎月1日更新)

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   2019年  4 月 1日更新    
                吉沢 三さ子 プロフィール                

    出身地 : 長野県佐久市 (1949年7月生まれ)  

            日本画家、飯島三友(江戸末期~明治・大正)を曾祖父に持つ参考エッセイ「三さ子の三とは」
                                                         
    東京のデザイン学院でイラストを学び、テレビ局(テレビ東京)でデザイン画を担当

    1973年、結婚を機に職場を離れ、子育ての傍ら独学で水彩画に取り組む 

    豊橋に転居した1979年から本格的に水彩画の創作活動を始める参考エッセイ「俺、お前の絵、好きだよ」
    
    現在豊橋市でNHK文化センター豊橋水彩画教室講師   「花を描く水彩画」   (第1、第3月曜日午前10:00~12:00) 

    名古屋市で NHK文化センター名古屋 水彩画教室講師 「花を描く水彩画」   (第1、第3水曜日午前10:30~12:30)