四季・花・夢
そ よ 風 の ア ト リ エ

                            い や し け 吉 事

                      2021年、明けましておめでとうございます。

 コロナ禍第三波の感染が広がりつつある中でのお正月を迎えました。皆様お元気でしょうか。そよ風のアトリエは、19回目の

新年を万葉のこんな歌で始めたいと思います。(北国や日本海側では大雪とのこと)

    「 新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事 」・・・大伴家持  万葉集4,516首、最後の歌です。

 歌の趣意は 「 新しい年の初めに立春が重なった。今日降り積もる雪のように、ますます重なれ佳きことよ!」

 アトリエにとっても、そして訪れて下さる皆様にとっても、「 いやしけよごと 」にいっぱい出会う年となりますように祈ります。

 本年もどうぞよろしくお願い致します。
  

 透明水彩画・・・吉沢三さ子 作品とその世界 

                       ( NO.238  2021.1.01  毎月1日更新)


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                            水   仙

  年末から早春に開花する花。水仙はお正月の花として賞されていますので、2021年の最初のホームページをこの花で

 飾ろうと思い立ちました。

  そういえば・・・と随分前に読んだ樋口一葉の「 たけくらべ 」のなかに、水仙が登場する印象的な場面があったことを思い

 出して、久し振りに読んでみたら、何と一番最後のところに、ほんの数行こんな言葉が添えられていたのでした。


   ある霜の降りた朝のこと。
   
   水仙の作り花を、格子門の外から差し入れた人があった。

   だれの仕業かはわからない。美登利はわけもなく、この水仙に懐かしさを覚えた。

   違い棚の一輪挿しに入れて、淋しく清らかな姿を眺め続けた。


  日本画家、鏑木清方の作品には、樋口一葉を偲ばせる、うら若き女性が水仙を手にした絵が、残されています。

  ある、ものの本には「 清方画伯の幻想は、胸に抱く手向けの水仙が白く清純に描かれていて、その情景は画伯の心情を

 率直な哀しみと水仙の生命力の暗示で、若く美しくして夭逝した一葉への追慕の作品として胸を打つ 」と記されていました。

  そんな画評を心に留めながら、私なりの美登利と水仙を描き、今年最初の作品としました。 
  

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      2021年  1 月 1日更新
        吉沢 三さ子 プロフィール                

    出身地 : 長野県佐久市 (1949年7月生まれ)  

            日本画家、飯島三友(江戸末期~明治・大正)を曾祖父に持つ参考エッセイ「三さ子の三とは」
                                                         
    東京のデザイン学院でイラストを学び、テレビ局(テレビ東京)でデザイン画を担当

    1973年、結婚を機に職場を離れ、子育ての傍ら独学で水彩画に取り組む 

    豊橋に転居した1979年から本格的に水彩画の創作活動を始める参考エッセイ「俺、お前の絵、好きだよ」
    
    名古屋市で NHK文化センター名古屋 水彩画教室講師 (2006年~2019年) 

    現在豊橋市でNHK文化センター豊橋水彩画教室講師   「花を描く水彩画」   (第1、第3月曜日午前10:00~12:00)

     昨年5月27日に配信されました講師からの応援メッセージ動画は、まだ公開されています。
     動画はユーチューブの 「NHKカルチャーチャンネル」 の中にあります。 こちらでご覧下さい。
 NHKカルチャーチャンネル