2004年  ごみ問題を考える会のあゆみ


8月19日
7月26・27日 第3回長野市ごみ焼却施設建設地検討委員会は先進地視察が行われ、埼玉県・東京都の4箇所を見学した。
7月5日 第2回長野市ごみ焼却施設建設地検討委員会が開催された。
5月24日 第1回 長野市ごみ焼却施設建設地検討委員会が開催された。
委員は市会議員6人、を含む15人。委員会の役割、広域連合について、今後の日程などが話されたが、多くの矛盾を感じた。第1次調査を平成13年3月に行ってから、3年間も
殆んど進展していない中で、この検討会の取りまとめを今年の11月に決めている。第1次調査では第2次、第3次調査の必要性がかかれているが、6ヶ月もない中で調査が可能なのか。住民との充分な合意形成がなされるのか。
5月16日 廃棄物条例の公開討論会があった。アドバイザー3人、千曲市長、三水村長、事業者3団体代表
住民の意見をもっと聞いて欲しかった。是非4者のシンポジウムを行って欲しいと思った。
   5月8日 容り法改正全国ネットワークの、学習会に参加する。
5月7日 長野市ごみ焼却施設建設地検討委員会の委員に考える会の舟越が採用される。
4月30日 長野広域連合ごみ処理施設策定委員会  傍聴に参加
4月27日 廃棄物条例 学習会  講師 関口鉄夫氏
3月30日 長野広域連合ごみ処理場 策定委員会
3月29日 長野県廃棄物条例の説明会
3月23日 名古屋市ごみ減量に学ぶ学習会
長野市に対し、プラスチック圧縮梱包施設について質問状
3月20日 生協フォーラム 多くの人が参加し、ダンボールでつくる生ごみ堆肥に関心を示してくれた
3月11日 生ごみもったいない会  ダンボール生ごみ堆肥も説明する
3月9日 中信地区廃棄物検討委員会 ごみ減量について話し合い参加
2月11日 大豆島区区長会が長野市に提出された「要望書」に賛同する署名を集め始める
2月8日 みどりと暮らしのエコサロン ダンボール生ごみ堆肥を持って参加
1月31日 松本にて「梶山正三氏の学習会」が中信地区廃棄物問題研究会主催で行われる。
1月30日 長野市もんぜんプラザにて「廃棄物条例公開学習会」が行われる。主催は無所属県外議員の会
1月23日 信州の教育と自治研究所 連続講座 「プラスチックリサイクルについて」
2004年
2003年
5月17日 渋谷謙三氏を招いて学習会と大豆島ごみ問題を考える会の総会を行う
4月24日 長野市清掃センター見学会、14人参加。
4月9日 長野市長と11月7日に懇談した際の確認事項とその事についての回答を求める文章を提出しました。「是非市民検討会で出された問題点などをふまえ、市民を交えた検討会の再開をお願いします。」と再度お願いをしました。
3月31日 長野市議会議長と長野市長に「抗議文」を提出しました。
3月19日 福祉環境委員会にて、「請願書」が不採択になりました。
3月16日 信州大学の先生が中心になりプラスチック圧縮梱包施設について「市民検討会」を開催
地元大豆島在住の東原氏が中心になり行ってくださった市民検討会では専門家の先生の話しを聞き、質問も出来ました。今後長野市もあの形だけの「検討会」で終らせるのでなく、市民と共に考えていく姿勢を重視して欲しいと思いました 
信州大学の先生が中心になりプラスチック製容器包装圧縮梱包施設設置市 民 検 討 会 が開催されました
     と   き 3月16日(日曜日)14:00〜16:00    場  所 大豆島公民館 
コーディネーター  信州大学繊維学部  教 授  東原秀和氏
※ 地元大豆島在住の東原氏が大学の教育活動の成果を地域社会に還元・活用する一環とし  て企画してくださいました。
パネリスト                      小野武彦氏 信州大学工学部 教授
大村道雄氏
 信州大学教育学部助 教授          田坂雅保氏 信州大学工学部 名誉教授
小椋和子氏
 杉並病支援科学者   理学博士    北條敏彦氏 環境カウンセラーズ信州 代表幹事
 3月16日地元大豆島在住の東原氏(信州大学繊維学部教授)が中心になってプラスチック製容器圧縮梱包施設の「市民検討会」を開催しました。
 市民検討会では、
「プラスチックの圧縮・摩擦によって化学物質が発生される事が最近の研究で実証された。この研究は六月の日本環境化学会の討論会で発表される」(小椋氏)
「液状ではなく様々な形状のプラスチックを圧縮した際には局所的に高い圧力がかかり、化学反応を起こす事が考えられる」(田坂氏)
「有機化合物の吸着に使用される活性炭の能力とその始末が問題である」(小野氏)
「人体に害を及ぼすといわれる粒子が非常に小さいと沈降せずに空気中にいつまでも漂っている」「施設内の圧縮機などにより、低周波振動が生じ、身体への影響が懸念される」(大村氏)
「全国にある同様の施設も、環境・人への影響調査をしていないのが現状。行政・市民・専門家の連携が大切」(北條氏)
 等の様々な問題点が指摘されました。
 4月10日、これらを、長野市に報告し、検討会の再開を求められました。(4月11日信毎参照)

3月4日 長野市議会に「プラスチック圧縮梱包施設建設の見直し」を求める請願書を提出
全会派に紹介議員のお願いに回る。地元の町田議員は「推進しているので野党の小林議員にでも頼んでください」と断る。
2月8日  大豆島3区の審議委員会が行われた。「考える会」として傍聴の要望書を提出したが、前例がないということで、出来なかった。 急遽、即席のチラシを作り、「宝樹軒前に集まり、審議委員さんたちにお願いしましょう」と呼びかけたところ、40数名のかたが集まってくださった。会場に入られる委員の方にチラシを渡しお願いしただけだったけど、少しでも私たちの気持ちが通じて欲しかった。
1月31日 市会議員さん42人に公開質問状を送る。区長会・上中下の審議委員さんへの報告のお知らせもつくる。
1月30日 長野市に対して「第4回要望書」を提出する。環境第1課長には、「松岡公民館分館」について市会議員の方には「公開質問状」をつくり、長野市の記者室にも報告した。記者会見も明日する予定だったが、今知事査定で記者室は、記者会見の予定がいっぱいのようだ。残念。
1月26日 中村区長会長のところへお願いに行く。
今日ニュースNO9が出来る。
1月24日  長野市から第3回要望書への回答が届く。これはいったい何?目を疑うような内容。私たちの質問に答えてないばかりか、誠意のかけらも見られない。
 「『全国に500ヶ所あり、問題ない』とされているそれらの所在地と規模の一覧を提出してください。」なんてこんな簡単な要望に、それが出せないと言うのは、把握していないか、事実でない事を言っていたと言う事になる。
 「長野市と同様の施設の見学について」も11月の市長との懇談の際に、「ビデオで足りなければ、見学に行って頂く。」と言っていたのに、「須坂市・更埴市のビデオによりご理解いただいている。」との回答。更埴市は長野市の10分の1、須坂市は20分の1、しかも両施設とも、焼却場とは、別の場所に設置されている。それでは足りないから、要望しているのに・・・。
 「検討会の再開について」も「異物選別の徹底、適切な運営管理、環境モニタリングについて、建設は妥当との集約を頂いた」とある。それ以前の問題点や、複合汚染の問題について、一言も触れられていない。
1月23日  長野市に出した要望書を地元議員さんと区長会長さんに届に行く。
1月21日  今日環境1課で「12月25日の検討会の議事録」をもらう。
 夜、会員と協力者に呼びかけ、地元議員との懇談を行う。参加した人から、「これは大豆島だけの問題でなく、長野市26行政区の区長におろして頂いて、どこかの地区で受けてもらうように話しをして下さい。そしたら、みんな人事ではなくなるので、ゴミの減量にもつながる。もう大豆島には、塵一つ持ってきて欲しくない。」と切実な訴えが、心に染みました。そして他の参加者からも、「一極集中はやめて、分散化して欲しい」「大豆島に何でも持ってきて、税金免除にするといわれてもいやだ。」「こんなものを受けた区長さんや,役員さんは、責任持って施設がある限り役員を続けて欲しい。」などの意見が出されました。
 地元議員は、「私は誰よりも地域の事を考え、一極集中についても、何とかしたいと思っている。まだ大豆島に建設されると決まった事ではないので、26行政区の区長に働きかけ、長野市全体で検討できるように、行政や区長さんたちに働きかける」と約束していただきました。
その言葉どおりの行動を期待します。
1月17日 今日は朝陽の公民館で、元信州大学教授の田坂雅保氏の「プラスチック・ポリマーの廃棄処理」という学習会があった。
 化学式などの話しもあったが、梶山先生の話しなどを以前聞いていたせいか、分かりやすく感じた。プラスチックはやはり、素材や添加剤などを知っている事業者が処理すべきで、自治体が一括して集め処理すること自体、無理な話しだと思った。こんな良い先生が長野にいてくださる事を心強く思った。
 今日の学習会を企画してくださった、木工団地の皆さんにも感謝!!でした
1月15日  環境第1課長に電話する。検討会の議事録は来週はじめに出るとのこと。要望書に対する回答も「近いうちに文章で出します。」との事。私たちと面と向かって話しをする事を避けておられるようだ。
 夜、事務局会議をする。1月21日の地元議員との懇談の打ちあわせをする。地元議員として、私たちの切実な声を議会に届けてほしいものだ。
1月14日  今日は県庁内表現センターにて、記者会見をした。今回は第3回要望書を鷲沢市長に提出した事と、プラスチック容器包装の分別、圧縮、リサイクルが本当に有効で、安全なものなのか、みんなに考えて欲しくて、その呼びかけもした。市と市民・専門家とで討論会をしてほしい。と要望書にも書いたように、考える輪を広げたい。東高校の生徒さんも先生と参加してくれた。前回とは違い大勢の記者の方がいて、緊張して会見に臨んだ。 
1月10日  長野市長宛に、「第3回要望書」を提出する。東高校生2人と先生が、取材班として同行。秘書課のk氏にまず渡し、受領印を頂き、環境第1課のK氏のところへも行く。あいにく、おふたり共、忙しそうで数分の会話だけだったが、今日の目的は果たせた。
1月9日 長野東高校の放送部の生徒さんたちと交流する。「長野市のプラスチック圧縮梱包施設」の問題だけではなく、「プラスチックのゴミをどうしたら減らせるか」など、高校生の新鮮な発想に期待が高まる。「若い世代に、良い環境を残すために、今、私達大人が頑張らなければ!」と思った。
1月8日 長野東高校の放送部の先生から、「放送コンクールで、ゴミ問題を取り上げたい。」というお話しがあったので、定例会に参加していただき、具体的なお話しを聞く。こういう問題を、高校生とともに考えることができるのは、とても嬉しいことだ。
長野市に提出する「第3回要望書」の案をTさんが考えてくれたので、それについて、みんなで内容を検討する。
地元市会議員との懇談の日程が1月21日7時半からに決まる。
1月5日 町田市“小山田ゴミ問題を考える会”のKさんにTELする。明るい声に励まされる。アドバイスと元気をもらう。検討会の資料を、いつも協力してくれていた人や、会に入ってくれた人のところに届けにいく。今日も新たな加入者があった。
1月3日 地区の新年会の中でも話題が出る。「チラシ読んでますよ」といってくれる人。「会に入ります。」と言ってくれる人。なんだかいい年の幕開けのような気がする。区長さんたちに伝わって欲しい!と思う。
1月2日 今日も200枚まきに行く。家に帰ると、sさんから電話があり、「600枚まき終えたので、まだいけてないところがあればいくよ。」といってくれる。その言葉に元気がわいてくる。今年こそ、みんなの願いが届く年になりますように。
2003年
2002年
12月31日 今日は、大晦日。今まで仕事が忙しくて、会議に来れなかった、Iさん、Mさんも、“年末年始、ビラまきできるよ”と、言ってくれる。助かる!sさんも、ひとりで600枚!いつも、していない所まで引き受けてくれる。あとHさん、Kさん、Iさん年末にもかかわらず、引き受けてくれる。寒さを吹き飛ばして頑張ろう!
家の近所200枚くらい済ませる。忙しかった2002年も終ろうとしている。来年はいい年になりますように!!
12月30日 夜の9時までかかり、みんなの意見をFAXで聞き、みんなの気持ちのこもったチラシ完成。毎号、どうしたら、みんなに読んでもらえるか。この気持ちを共有してもらえるか。何度も何度も読み直す。
区長への要望書」はメールで送ってもらい、kさんにも相談し、区長さんたち役員の方に26通分発送準備。東郵便局に行ったのは31日午前0時過ぎ、心配して郵便局までついてきてくれた夫にも感謝。みんなの願いが届きますように!
12月29日 検討会の内容について話合い、それぞれ意見を出し合う。みんなで「ニュースNO8」の案も考えました。どんなふうに書けば、あの検討会の矛盾が多くの人に伝わるのか、それぞれ意見を出し合いました。あと2日で今年も終わり。
 区長さんたちへの「要望書」も分担して、話し合い考えることになりました。
12月25日 長野市主催の「専門家による施設設置検討会」が開催されました。
 しかし、検討委員の氏名は当日まで公表せず、傍聴の定数は10人だけ。4人で申し込みに行った時、誰も申込名簿に記入していなかったのに、「3人にしてください」と断られるなど、市民の声を充分に反映したものにはなっていません。
 市の説明が1時間、審議が1時間、
 アセスについて、「建物、壁の厚さなどが決まってない中で、計算のしようがない。」 モニタリングについては、「化学物質過敏症はごく少量でも影響が起こる。公害等で泣き寝入りをしていることが多い。」等の意見が出されました。
 問題が指摘されたのにどうして、この建設は妥当であると座長がまとめたのか不思議でした。
 建設地を大豆島とした上なら、当然、一極集中による複合汚染についての質問を長野市はすべきだと思いましたが、一言も出ませんでした。ということは大豆島への建設を断念されたのでしょうか?
12月24日 長野県庁 「表現センター」にて記者会見
12月18日 長野市鷲沢市長に2回目の「長野市への要望書」を提出
12月8日 長野市廃プラ圧縮梱包施設について「みんなで話し合おう会」
11月29日 環境第1課、風間課長に「話し合おう会」出席依頼
11月27日 東京都杉並中継所 見学
11月14日 上区説明会
11月 7日 長野市長と懇談。プラスチック圧縮梱包施設の建設見直しの要望書と署名3,185通提出。
11月 6日 大豆島上区説明会
11月1日 大豆島中区・下区説明会
10月12日 松岡地区説明会
10月 9日 長野大学、非常勤講師で廃棄物問題研究家の『関口鉄夫氏』をお迎えして、学習会を行う。  
9月20日 松岡区長、区長会長に申し入れを行う。
9月14日 長野県公共事業評価監視委員会の委員で、理学博士の『梶山正三弁護士』をお迎えし、学習会を行う。 
9月 9日 市民新聞にて議会の内容を見、清掃センターの質問があり市議会の傍聴に行く。 
9月 5日 長野市環境課長と会談 
8月31日 意見書コピー・学習会のチラシを配布(提出してくださった方、地区の役員、支所長、公民館長、市会議員、その他 ゴミ問題に関心のある方)
8月29日 更埴プラスチック圧縮梱包施設見学
長野市清掃センターに意見書提出 84名分 
 8月 8日 「廃プラスチック施設を考えるつどい」を行う。22名参加。 
7月26日 『環境フォーラム』主催の「梶山正三弁護士」の学習会に参加。
7月23日 少し輪を広げ話し合う。「つどい」の計画をし、チラシを配布し、地域の人たちに呼びかける。
6月24日 木工団地で、大谷育夫先生(元日立総合病院院長)による、学習会に大豆島から参加したことで知り合い、このまま何もしないで、建設を迎えると、取り返しのつかないことになるのでは……と電話で連絡を取り合う。
2002年 「清掃センター内にプラスチック圧縮梱包施設」ができるということをそれぞれが知る。