中距離路線車

三菱

羽後交通の三菱の車両は、呉羽ボディで導入されています。東北地方のバス会社では弘南バスや岩手県交通なども同様で、三菱ボディよりも見る機会が多い車体でした。

三菱B800J(1972年式)
秋22あ152
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撮影:田沢湖畔(1985.8.6)

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撮影:盛岡バスセンター(1985.1.27)

呉羽製の車体を持つ高出力車両です。三菱B8系列は、MR系列と並行して生産されていましたが、こちらのほうがエンジンが小型で、通気孔もかなり小さいので、他型式との区別は容易です。
呉羽車体では1972年までおでこの丸いボディを作っていました。
1984年には盛岡へ頻繁に顔を出しましたが、だんだん来なくなり、その後は田沢湖付近の路線で使用されていたようです。

三菱B800J(1973年式)
秋22あ230
秋22あ230

撮影:盛岡バスセンター(1985.7.25)

呉羽ボディは1973年度からヒサシ付のスタイルにモデルチェンジしました。

三菱MS512N(1977年式)
秋22あ668
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撮影:盛岡バスセンター(1986.8.29)

秋22あ668
秋22あ668

撮影:盛岡バスセンター(1986.8.29)

呉羽製の格下げ車。1986年に貸切より格下げられ、盛岡−田沢湖間に投入されました。
上の路線車と同系車体の貸切タイプですが、後面は大型窓になるなど、多少形を変えています。

三菱MS512N(1978年式)
秋22あ781
秋22あ781

撮影:盛岡駅(1986.8.29)

1986年に前年度製と同時に格下げられましたが、同じ呉羽製の車体でもモデルチェンジ後のためスタイルが異なります。
同年式の三菱ボディとはよく似ていますが、窓の大きさなどに違いがあるようです。

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80s岩手県のバス“その頃”