廃車体は生きている

外国製のバス(米軍バス・スクールバスなど)

外国製のバスを使った店舗の主役はロンドンバスですが、武骨で独特な形をしたボンネット型の米軍バスやアメリカンスクールバスも人気の素材です。

サービスエリアのカフェ
フォード

撮影:那須高原SA(2014.4.12)

フォード・トロリーバス(1975年式)

東北自動車道の那須高原サービスエリア(上り線)に置かれたクラッシックバス。オリジナルのワッフルやパンを販売し、目の前のテラスで食べることも出来るようになっています。
御用邸や洋館がある那須高原の雰囲気に合わせて、わざわざサンフランシスコから持ってきたそうです。
なお、「トロリーバス」というのは商品名で、サンフランシスコのケーブルカーに似せたクラッシックなオープンデッキスタイルのこのバスを、フォード社でこう名づけたようです。

健康野菜のお店
ミニバード

撮影:横浜市(2012.5.12)

ミニバード

アメリカのブルーバード社のスクールバスを使った健康野菜のお店。車両は小さめの「ミニバード」です。
バスの中でも色々販売しているようですが、後ろの非常口を開けて、カラフルなテントを展開しています。窓には品物の情報などが書き込まれているようです。

カレー専門店
米軍バス

撮影:日高市(2006.2.18)

ロードスター1700

元米軍所有と思われるボンネットバスを活用したカレー専門店。車両は屋根をかさ上げしたほか、入口のドアが交換されています。「ロードスター1700」の車名がついています。
場所柄、横田基地の車両ではないかと推察します。

レストラン「a BUS STOP」
米軍バス

撮影:牧場主様(階上町 2006.5.13)

米軍バス

やはり元米軍のロードスターと思われるボンネットバスを活用した沖縄料理のお店。後の方は建物と合体しています。多分建物の中からバスの車内に入れるのでしょう。
三沢基地で活躍した車両でしょうか。

古着屋
スクールバス

撮影:川口市(2010.6.26)

スクールバス

2台のアメリカンスクールバスのうち1台を看板代わりに2階前面に、1台を店内ガレージに据えた印象的なアメリカ古着のお店。
店の公式ページによると、バスはLAから直接持ってきたとのこと。最初は2台のバスと仮設店舗により営業していたものを、改築の際にこのように配置したようです。

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80s岩手県のバス“その頃”