バス廃車体全国版

滋賀県1(帝産湖南交通)

帝産湖南交通の廃車体です。一部に他県のものもあります。

廃車体
R270

撮影:マーブル様(岡山県 2009.9.2)

帝産湖南交通 三菱R270
R270

撮影:マーブル様(岡山県 2009.9.2)

1950年代前半に新三菱ボディが製造していたリアエンジンバスのボディが残存していました。正面おでこの横長の方向幕窓や側面窓下の3本のビートが特徴のスマートなボディですが、製造期間が短かったためか、廃車体としての残存例もほとんど聞きません。
この車両は側面最後部窓が空気取り入れ口のルーバーになっていないため、1956年以降のR200系列と思われますので、このボディとしては末期のものです。
窓ガラスが割れ、廃墟に近い状態ですが、よく見ると帝産バスの旧カラーが見えてきます。使用目的は農家の物置だったようですが、既にその用途も終えているようです。

廃車体
MR470

撮影:畦道ノスタルヂィ様(滋賀県 2022.3.27) 

帝産湖南交通 三菱MAR470

最近になって姿を現したという廃車体。これまで別の場所で屋根の下にあったとのことで、状態はよく、前面には回送の方向幕も入っています。
バス窓なので、1973〜74年式だと思われます。

廃車体
MS513R

撮影:畦道ノスタルヂィ様(滋賀県 2020.5.24) 

帝産湖南交通 三菱MS513R
MS513R

撮影:畦道ノスタルヂィ様(滋賀県 2022.4.3) 

三菱のセミデッカーです。窓配置から、11.5m級のR尺だと分かります。
前ドアの脇に「一般」と書いた札が入れられているのが見えます。通常これは「一般乗合」の意味で使われることが多いので、セミデッカーを路線バスで使用していたようです。
最初は前側の写真だけで元事業者が分かりませんでしたが、後面の写真を頂いたところ、TEISANの文字がありましたので、事業者が確定しました。貸切バスを格下げ使用したようです。

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80s岩手県のバス“その頃”