バス廃車体全国版

北海道(道央)7(その他のバス事業者)

道央地方の廃車体のうち、バス事業者の廃車体の少数派のものをまとめます。。


ニセコバス
ニセコバスは、ニセコ町に本社を置くバス事業者で、青色の三本線が爽やかなボディカラーでしたが、親会社の北海道中央バスからの移籍車には、そのままのカラーで使用されているものもあります。

廃車体(札幌22あ4177)NEW!!
ニセコバス

撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.6)

ニセコバス 日野RV730P
ニセコバス

撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.6)

北海道中央バスカラーの廃車体。社名は「ニセコバス」となっています。特急北海様によると、中央バスが新車で購入し、系列の札幌第一観光バスを経てニセコバスに移籍したそうです。
車番は4177

廃車体NEW!!
ニセコバス

撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.6)

ニセコバス 日野BM320

日野の小型バス。ブルーの3本ラインのニセコバスカラーを残す廃車体も数を減らしています。
車番は35です。

その他
廃車体NEW!!
RB10

撮影:北海道(2024.4.24)

日野RB10

元事業者がよく分からない日野RB10。帝国ボディで、後が丸いので1964年式以前。
ボディカラーは上半分は白、下半分はグリーンの濃淡に見えます。

北都交通
廃車体NEW!!
北都交通

撮影:北海道(2024.4.26)

元北都交通 三菱MS512N(1977年式)
北都交通

撮影:北海道(2024.4.26)

北都交通から道東のリゾートホテルに譲渡された車両で、カラーデザインはほぼそのままです。側面の方向幕は埋められています。
車体はMSの標準的スタイルですが、側窓の形状などから、呉羽自工製ボディと分かります。
恐らく新造時は旧塗装だったと思われます。型式は推定。現在の場所は道東ですが、元事業者基準でここに掲載します。

廃車体
MS615S

撮影:旅男K様(石狩市 2005.9.24)

北都交通 三菱K-MS615S

北都交通の三菱フルデッカ1。このカラーデザインを岩手県で見ると富士モーターサービスなのですが、北海道では北都交通です。元々はエアロバスのカタログデザインのひとつで、四国の瀬戸内運輸などでも採用しています。

三菱鉱業バス(美鉄バス)
廃車体
R480

撮影:旅男K様(月形町 2005.9.25)

三菱鉱業バス 三菱R480
R480

撮影:旅男K様(月形町 2005.9.25)

三菱鉱業バス(後の美鉄バス)の廃車体。1960〜62年頃の呉羽ボディを持つ三菱車で、正面分割窓です。
面白いのはカラーが当時の東京都交通局と同じだということ。地方のバス会社が都会の象徴だった都営バスのカラーを模した例は、羽後交通や岩手中央バスなどの事例があります。
社名は「三菱バス」と記されているほか、車番の0.25が残されています。

注意事項
本ページは、「廃車体は文化遺産である」という趣旨によって作成しております。当サイトを訪れる方は、この趣旨を御理解いただける方だと思いますが,万が一,本ページの悪用による廃車体への損傷等があった場合は,本ページ及び関連する事項は即刻削除いたします。
(注1)
ぽると出版(2010)「西工の軌跡」P.98の年表に、1963年11月に「関西地区で東新自動車との提携を解消し、アフターサービスの拠点設置と当地修理車消化の点から同社と新たに提携した」と書かれている。
(注2)
満田新一郎ほか(2006)「昭和40年代バス浪漫時代」P.8に西日本車体のスタイルで中ドアがあるバスが写っており、道南バスにはこのスタイルのバスが複数あったことが分かる。
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80s岩手県のバス“その頃”