バス廃車体全国版

埼玉県

埼玉県内で見かけた廃車体です。

廃車体
BR351

撮影:熊谷市(2006.3.21)

自家用 いすゞBR351(1961年式)
BR351

撮影:熊谷市(2006.3.21)

富士重工R11型ボディの廃車体です。自家用の前ドア車ですが、フロントガラスの下のモールやグリルを模したような2本のリブが時代を物語っているようです。このスタイルが屋根の下で好コンディションを保っていると言うのは貴重だと思います。
側面最後部の窓が扇形なのでBRサイズ。前面のエンブレムがヒゲ形で、後面のエンブレムが丸にチョビ羽なので1961年式だと思われます。なので型式も表記のようなものになると思います。
(2015年8月時点のストリートビューでは存在していましたが、2018年時点で撤去済み)

廃車体
U690

撮影:埼玉県(2020.12.25)

自家用 日産自UR690

金産ボディの中ドア車。前面にUDのマークがありますが、これはUDエンジンを搭載しているという意味で、日産ディーゼルではなく、日産自動車のシャーシです。ちょっと位置の高いヘッドライト4灯がその証拠。
後面窓が3枚に分かれているので、1961〜63年式です。側面には「大宮市」の文字も見えます。

廃車体
B800M

撮影:埼玉県(2020.12.25)

自家用 三菱B800M

呉羽ボディの前ドア長尺車。側面腰板には、国鉄バスを思わせる紺色の塗り分けが見えますが、国鉄バスに呉羽ボディはないので、純粋な自家用バスだと思われます。
屋根上のダクトが手前側に見えますので、B8系。

廃車体
4R82

撮影:栗原大輔様(日高市 2008.3.16)

自家用 日産デ4R82(1974年式)

自家用バスの廃車体です。大型車としては最も短い部類で、自家用バスではよく見られたタイプです。日産ディーゼルのこのサイズは数少なく、1974年には生産を終えているこの型式でこのボディスタイルというのは、珍しい車両です。
ちょご姉様によると、前中折戸車とのこと。年式もちょご姉様によります。

廃車体
BA05N

撮影:栗原大輔様(日高市 2005.3.16)

自家用 いすゞBA05N(1973年式)
BA05N

撮影:栗原大輔様(日高市 2005.3.16)

富士重工製ボディの自家用バスで、ナロー車。初期の3Eボディで、特徴ある方向幕脇の通気孔があります。
ちょご姉様によると、中ドアの三方シート車とのこと。型式、年式もちょご姉様によります。

廃車体
RE101

撮影:埼玉県(2022.12.31)

横浜市交通局 日野K-RE101LF(1981年式)

横浜市営バスの直結冷房車。車番は1-3701
この年式までは、小型の方向幕でした。

廃車体
RM100

撮影:のむ様(狭山市 2003.1.3)

自家用 日野RM100

日野の初期中型車で、帝国ボディ。顔を見ただけだと大型車のRB10などと変わりませんが、側面のスタンディーウィンドウが丸いので区別できます。
行き先表示器に「文化シャッター」の文字がありますので、企業送迎バスだったようです。
(ストリートビューによると、2008年2月〜2011年1月の間に撤去)

廃車体
RM100

撮影:のむ様(狭山市 2003.1.3)

自家用 日野RM100(1967年式)

こちらは金産ボディで、車体の丸みは大きいものの、サッシ窓が近代的です。
撮影者によると、後面に田中製作所の文字があるとのことで、ポルト出版の「金沢ボデーのアルバム」によると1967年式と分かります。
(ストリートビューによると、2008年2月時点で撤去済み)

廃車体
RL301

撮影:はや様(埼玉県(2021.7)

自家用 日野K-RL301

日野の中型バスですが、今は自動車屋さんの広告看板代わりのようです。
窓周りは黒く塗られており、1980年代にバスを新しく見せる工夫がなされた痕跡を残します。

廃車体
RR2HJBA

撮影:埼玉県(2012.3.18)

自家用 日野U-RR2HJBA

こちらも自動車教習場の隅で放置されている日野レインボーの廃車体。番号も入っていますので、元は教習所の送迎バスだったようです。

廃車体
コースター

撮影:埼玉県(2012.3.18)

自家用 トヨタコースター

こちらも自動車教習場の隅で3両まとめて放置されているトヨタのマイクロバス「コースター」。やはり河川敷にありますが、これも活用されているものではなく、奥に押込まれています。

廃車体
BU20P

撮影:美里町(2005.3.10)

いすゞBU20P(1967年式)

帝国ボディのいすゞ車の廃車体です。
後部を見ると、日野RB10などに見られるスタイルですので、新しくても1967年式。これがルーフラインまで窓のあるフロントスタイルになっているのは、過渡期の車両と言うことでしょうか。
正面の社名表示窓は5角形で、その上にいすゞのエンブレムがはみ出すようについているのも特徴的です。これが岩手県であれば岩手県南バスなのですが、北関東でこういう仕様だったのはどこの会社でしょう。
型式は推定です。

廃車体
B905N

撮影:栗原大輔様(鶴ヶ島市 2006.8.22)

三菱B905N

三菱ボディの観光タイプの廃車体です。名鉄バスの赤い部分をブルーに変えたようなカラーデザイン。1970年ごろの車両でしょうか。型式は推定です。

廃車体
MR410

撮影:栗原大輔様(さいたま市 2007.2.2)

自家用 三菱MR410

自動車学校で指揮所として使用されていると言う廃車体です。元は自動車学校の送迎バスのようです。
観光タイプのボディですが、窓の大きさから見て短尺なのでMR410と推察しました。
(撮影者によると、2007年4月現在撤去済み)

廃車体
RV

撮影:栗原大輔様(埼玉県 2010.5.24)

東都観光バス 日野RV

とある産廃業者敷地内にあるという東都観光バスの廃車体。日野の傾斜窓を持つボディスタイルで、標準床車。東都観光というといすゞ車のイメージが強いのですが、そういえばこのような日野車もありました。

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