バス廃車体全国版
岡山県1(備北バス)
備北バスは、岡山県高梁市に本社を置き、県北西部の山間部に路線網を広げるバス事業者。岡山県西部の旧国名である備中国の北部を示す社名で、高梁市や新見市などを営業エリアとしています。
なお、広島県東部の旧国名である備後国の北部を示す備北交通というバス事業者もありますが、全くの別会社です。
廃車体
撮影:岡山県(2024.11.29)
備北バス 日産デUA30H(1979年式)
撮影:岡山県(2024.11.29)
前後のスタイルは観光型ですが、側面は普通に前後ドアの路線タイプという備北バスの特徴的な路線バス。
バス事業者がニーズに合わせて仕様を組み合わせることが出来た時代を今に伝えます。
廃車体
撮影:岡山県(2024.11.29)
備北バス 三菱K-MK116H
撮影:岡山県(2024.11.29)
サブエンジン冷房、大型方向幕という中型バス。前面には「備」の字の社紋が残ります。
モノコックボディなので1980〜81年式です。
廃車体
撮影:岡山県(2024.11.29)
備北バス 三菱MK115F
前後の窓がルーフラインまである観光タイプで、側面は普通の路線バスという備北バスによくあるタイプ。
屋根の下で、元は集会所か何かに使われていたようです。
1976〜79年式。
廃車体
撮影:岡山県(2024.11.29)
備北バス 三菱K-MK116F(1983年式)
撮影:岡山県(2022.7.30)
草むらに2台並んだ中型バス。手前は短尺ですが、奥は通常のMK116Jのようです。
真夏に行ったら草に埋もれていてほとんど見えなかったので、秋の終わりごろに改めて行ってみましたが、状況はあまり変わりませんでした。
年式は推定。
廃車体
撮影:岡山県(2022.7.30)
備北バス 日産デ5RA104(1968年式)
倉庫と一体化している廃車体。冷房付のエアサス車で、元は貸切バスですが、後に長距離路線に格下げされたようです。方向幕には「垣」の文字が見えます。有漢町にある地名のようです。
年式は推定。
廃車体
撮影:岡山県(2022.7.30)
備北バス 日野RC300P
日野のオバQです。有名物件なので、ようやく辿りつけたという感想ですが、真夏に訪れてしまったために、蔦がこのような感じになっていました。肝心の顔が隠れていますが、辛うじて日野のウィングマークが見えます。
高梁〜岡山間の特急バスに活躍した過去があるとのこと。年式は1968〜69年。
廃車体
撮影:岡山県(2022.7.30)
備北バス 三菱MR470(1974年式)
前後ドアの路線バスで、サブエンジン冷房車。2つ目の側窓の後ろに、窓柱の太い部分があり、冷房ダクトの存在が分かります。山深い細道にあるため、状態は悪くないのですが、ふそうエンブレムと社紋はなくなっています。
年式は推定。